仕事上、何かを検索するとき、最近では、次のような手順を踏むことが多くなりました。

① Macを使って、Dropbox内に保存されている71,621ファイルの全文検索またはファイル名検索。
② GメールまたはMacのMail(ソフト名としてのMail)を用いて、過去のMailの全文検索またはメール・タイトルの検索。
③ Evernote内の全文検索またはタグ検索またはタイトル検索。
④ FTPサーバーを使った会社内データの検索。
⑤ Googleによるインターネット検索(外部環境検索)

案件により、⑤は、①②③④の間に挿入されたり、①の前に来たりすることもありますが、およそ、こんな順番で、5つの検索工程が独立して存在しています。
このうち、⑤は外部環境であり、④は準外部環境だと考えると、私個人にとっての純粋な内部環境は①②③となります。

私の要望は、この①②③を同時検索するツール・ソフトの登場です。実現すれば、Dropbox、Evernote、Gメールという、3大クラウド・ツールの融合の実現であり、ビジネス環境は飛躍的に便利になります。
全5回にわたる「統制不可能内部環境理論」を連載しながら、パーソナル・クラウド時代の曙たる現在において、ハードディスク情報とインターネット情報という「内」と「外」という情報の区分自体が古くなりつつあることに気づきました。これからは、

① パーソナル情報(個人のハードディスク情報、メール情報、Evernote情報)
② 組織情報(個人が所属する組織の持つ情報のうち、組織性員たる当該個人がアクセスできる情報)
③ 外部情報(インターネットにより自由にアクセスできる情報)

という3つに分けて考える時代なのかもしれません。
私の場合、特に、①のうちの「個人のハードディスク情報」がDropbox情報となっています。

クラウド・コンピューティングの正確な未来予想は非常に難しいと思いますが、「検索」の融合・統合、すなわち、シームレス検索構想は、実現可能性が高いと思います。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(ご意見・ご感想・ご用命はtakenaga@keieikyouiku.co.jpへ)