これまた、名著を読む会(柴田さん)の推薦で読み始めた一冊。
当時、ブログで「百年に一度の名著」と大絶賛しています。(http://keieikyouiku.co.jp/takenaga/百年に一度の名著『ストーリーとしての競争戦略/)

その後、日本経済新聞社様と、この理論を中小企業に当てはめることはできるか?という話になり、福島屋さん、ダイワハイテックスさん、スノーピークさん、福武産業さん、浜の製作所さん…といろいろな企業をモチーフとさせていただきながら、研究してきました。
企業研修のみならず、中小企業診断士の理論政策更新研修でも、毎年幾度となく触れさせていただいています。

本書の内容は、
「おもしろい戦略ストーリーは多くの利害関係者を動機づける」
「戦略とは違いを作ってつなげることである」
「戦略を作る際には、立位置と組織能力両面から考えるべきだ」
「戦略には中心的戦術(クリティカルコア)があればなおよく、それには『一見して非合理』であることが求められる」
…といった斬新なものです。

楠木先生ご自身は戦略は1人で作るものだ!とおっしゃっていますが、私はこれを集団での意思決定にも応用できるのではないかと思い、クライアント企業にも紹介してきました。
何よりも、弊社が事業内容を大幅に変更することを決定した時、後ろ盾となった考え方は本書で紹介されている理論そのものでした。