2010年12月のアーカイブ

中小企業診断士資格自体のVRIO分析②

中小企業診断士の資格をとると、いろいろなビジネス上の選択肢が生まれ、収入アップの可能性が高まります。すなわち、経済的価値(Value)のある資格です。
クライアント企業を訪問したり、出版社と話をしたりするときに、有資格者と資格を持っていない方とでは、先方の対応が大きく異なります。それほどたくさんの方が持っている資格ではないので、稀少性(Rarity)のある資格です。
合格率は第1次試験がおよそ20%、第2次試験もおよそ20%ですし、経済学、ビジネス法務、IT、財務、生産管理、マーケティング等々、とにかく広範な知識を求められる資格ですので、一朝一夕で取れる資格ではありません。この点、模倣困難性の高い資格です(Difficult to Imitate)
このように、バーニーのVRIO分析によれば、中小企業診断士の資格は、「V」「R」「I」の3つの問いを満たしているのです。ところが、最後の問いかけ「O」すなわち、Organization…組織としてそれを使いこなしているか? という問いに「Yes」と答えられる方はまだまだ少数派。今回の場合、「組織」とは、「会社」や「企業」という意味ではなく、取得した「個人」「本人」という意味です。本当にもったいない話です。

せっかく、苦労してとった資格です。職場の方に無理をお願いしたり、家族に我慢を強いたりして、ようやく手にすることのできる資格です。
「宝の持ち腐れ」にならないよう、どうか、活用の道を考えてください。

<この稿終わり>

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2010年12月27日

中小企業診断士資格自体のVRIO分析①

先日弊社主催のキャリアアップ・セミナーが開催されました。ご参加いただいたのは、先日、中小企業診断士の第2次試験のうち、筆記試験をパスされた方々約30名です。
中小企業診断士の第2次試験は、筆記試験の後、口述試験もありますが、こちらの合格率はズバリ99%。ほとんどの方は、先週行われた口述試験の結果待ちという状態ですが、おそらくは、パスされるだろうということでお集まりいただいたわけです。

代表取締役社長の山口より、キャリアアップについての秘訣の話がメインですが、参加者同士の名刺交換の時間もあり、有意義な時間をご提供できたのではないかと思います。

頼もしい方々であり、是非、年明けからはいっしょに仕事をさせていただきたいと感じました。

「転職したい」
「独立したい」

という合格者の方とは毎年大勢お会いするのですが、きっかけがつかめなかったり、方法がわからない方が大半。せっかく資格をとったのに、「宝の持ち腐れ」に陥ってしまうのは、もったいない話です。

<次回に続く>

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2010年12月25日

仕事の電子化・MacBook Airの電源対策

先日、二泊三日で中京地区のクライアント企業を訪問してきたのですが、出張中、お供のMacBook Airはまたしても大活躍。
徐々に手に馴染み、操作にも慣れてきました。

まだまだ、外歩きが長い時にはいろいろなことに気を使います。
もっとも気になるのはやはり電源問題。
MacBook Airの厚さ(薄さ)を見れば、誰もが心配になります。
購入の際、「思ったよりも長持ちしますよ」とショップの店員さんはおっしゃっていましたが、実物を見ると、どうしても心配になります。
しかし、何度か出張に持って行き、あながち、店員さんの言葉が気休めではないことが分かってきました。
確かに思った以上によく持ちます。

「パタン!」

と蓋をすれば、そのままサスペンド状態に移行し、電源消費量は事実上無視できるレベルにまで低下します(サスペンド状態で1ヶ月持つそうです。当然、試したことはありませんが…)。
この1ヶ月、「MacBook Air…電池切れかあ。しかがたがないから、iPhoneで続き作業を…」となったことはありません。
まめに蓋を閉じると、かなりの省エネになり、体感的には、

「電池はけっこう長持ちするなあ」

と思えるのかもしれません。

もともとは、HyperMacというサードパーティ製の外部バッテリー購入を考えていたのですが、どうやら、この製品、アップルから特許侵害だと警告され、販売を打ち切ってしまったのです。類似製品がないので、誠に残念でした。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮
(takenaga@keieikyouiku.co.jp ご意見・ご感想・ご用命はこちらへ)

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2010年12月16日

1億人総花咲か爺さん時代

先日、かつて、中小企業診断士の受験スクールで担任をしていたゼミの皆さんと10年ぶりに再会いたしました。
私も10歳齢をとりましたが、当然、当時受講生だった皆さんも等しく10歳齢をとっていました。

でも、皆さん、変わらず、お元気で何より。
久しぶりに、いろいろな話に花が咲きます。

当時のゼミの話。受験の話。資格試験の話。仕事の話。転職の話。家族の話。転勤の話。

とにかく皆さん、いろんなことに一生懸命。本当に素晴らしいと思いました。

話はつきず、あっという間に午前様

一番印象に残っているのは、当時まだ小学生くらいだった息子さんが現在大学生になっている方のお話です。その息子さんとともに、また、資格試験にチャレンジしてみようとおっしゃるのです。親子鷹ですね。実にかっこいい。
10年経っても、20年経っても、チャレンジ精神を持ち続ける方はいらっしゃるものです。
私も、大きな刺激を受けるお話でした。

また、幹事を買ってでてくださった方は、10年の時間をかけ、昨年中小企業診断士に合格されました。たいへんながんばりであり、とてつもないバイタリティの持ち主でいらっしゃいます。今後は、海外に活躍の場を移されるとのこと。ご成功をお祈りしています。

中小企業診断士、社会保険労務士、税理士、販売士、ビジネス実務法務検定試験、衛生管理者、そして、MBA。
仕事柄、私は常に社会人受験生に囲まれています。
すべての資格試験を目指す皆様へ。
受験勉強は、楽しい時もあれば、辛いときもあります。継続には多大な努力が必要です。でも、乗り越えると、最高の充実感を味わうことができます。
年齢を重ねると、人生の選択肢が少しずつ狭くなるものですが、資格試験に合格すると、狭くなりかけた人生の選択肢

「パッ」

広がるんです。
パチンコになぞらえ、私はよく、

「資格試験に受かると、狭くなっていたチューリップがまたパッと開くんですよ」

と申し上げているのです。
成功することを、一般に、

「一花咲かせる」

といいますが、まさにそのとおり。
夢の実現に向けて、チャレンジしてみてください。

男性も女性も、若い方も年配の方も、学生さんも社会人の方も、独身の方も既婚の方も、転職したい方も終身雇用で頑張りたい方も、

花咲か爺さん」化大歓迎!

心より、応援させていただきます。

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2010年12月12日

キーボード不変の原則③

一般にクラウド・コンピューティングという言葉は、情報の同期化だけが取り沙汰されます。しかし、実際には、

「いつでもどこでも必要な情報を呼び出せる」

だけではなく、

「いつでもどこでも必要な情報を加工・更新できる」

ことも大切です。そのためには、

「いつでもどこでも同じキーボード(入力装置)が使える」

ということも必要なのです。そのほうが、ストレスなく、クラウド・コンピューティングの利便性を享受できるからです。

アップルの場合、Mac Pro、iMac、Mac mini、MacBook、MacBook Pro、MacBook Air、iPad、iPhone、iPod Touchのいずれを使用する場合でも、ほぼ同一のキーボードを使うことができます。
こういう点に対する統一性こそ、企業としての長期的視点の現れであり、戦略的視点の具現化です。

最近、使用機会の減ったThinkPadですが、この製品もたいへん立派なコンセプトを守っている製品です。今や、ThinkPadのアイデンティティとなっている赤いトラックパッドですが、他のWindowsノートが、

「右向け右」

で一斉にトラックパッドに映っても、かたくなに赤いトラックポイントの使用を守ってきました。黒い筐体に赤いトラックパッドの新製品を見るたびに、トラックポイント・ファンは、安堵し続けてきました。
ThinkPadを使ったことのない方はご存じないかもしれませんが、キーボードのブラインド・タッチをする方にとって、ホームポジションから掌をまったく動かさずに、カーソルを自由に動かすことができるトラックポイントほど優れた入力装置はありません。マウスはもとより、タッチパッドでも、こんなことはできません。

「掌を離す」

ことは避けられない動作(無駄な動作)なのです。

現在愛用中のMacBook Airに対して抱いている僅かな不満の1つが、

「トラックポイント」

を搭載していないことです。これだけは誠に惜しいと思います。

「画竜点睛を欠く」

とは、まさにこのことです。アップルの皆さん、どうか、トラックポイントの搭載を考えてみてください。赤くなくても構いません。

「今だけ売れればいいよ」

といったIT機器ばかりを売ったり、買ったりしていては、本当のユビキタス社会、クラウド・コンピューティング時代の到来は先延ばしになるばかりです。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(ご意見・ご感想・ご用命はtakenaga@keieikyouiku.co.jpへ)

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2010年12月11日

キーボード不変の原則②

ところが、対するMacはどうかというと、さすがに統一されています。
アップルが長い間、サブノート・サイズ(B5判ノートパソコン)をつくらなかった理由の1つは、一定のキーとキーとの間隔(ピッチ)を確保したいためだったといわれています。サイズだけ小さくした打ちにくいMacを作るのは、彼らの美学が許さなかったわけです。

iPhone用に購入したアップルのWirelessキーボードと、MacBook Airのキーボードを比較してみると、サイズはほとんどいっしょ。キー配列も同じです。違いは、キーの深さです。携帯用であり、薄さを求められるMacBook Airのほうがやや浅い構造になっており、深い打鍵感を好む方にはやや物足りないかもしれません。もっとも、深い打鍵感が好きで、長らくThinkPadを愛用してきた私ですが、特に違和感は感じませんでした。浅いながらも作りがしっかりしたキーボードになっており、「たたいた」という実感は十分に得られます。

仮に私が自宅で大きな画面のマシンで作業をしたいと思った場合、iMacを購入するのが妥当でしょう。その場合、キーボードは、前述したiPhone用に購入したWirelessキーボードと同じものが付属されています。iPhoneとiMacでは、象と蟻くらいサイズは違いますが、使えるキーボードは同一なのです。
最近愛用しているMacBook Airのキーボードもやや浅い点を除けばほとんど同じ。
これはすごいことです。
アップルの場合、マシンを変えても、違うキーボードを使用擦る必要がないのです。

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<次回に続く>

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2010年12月10日

キーボード不変の原則①

モノを書く仕事をする人でも、プログラムを作る仕事をする人でも、使い慣れたキーボードを変更しなければならないというのはたいへんな苦痛ではないでしょうか。
他の労働条件が同一である場合、同一のキーボードを長く使ったほうが生産性は高まります(キーボード不変の原則)。

私の場合、長いことThinkPadのB5判を使ってきましたので、手は完全に馴染んでおり、サイズの大きなキーボードをクライアント企業の研修施設などで使用しなければならないときには、作業効率が著しく低下してしまいます(当然、通常は自分の使い慣れたパソコンを持ち込ませていただくようにお願いしておきます)。

自宅と職場でキーボードのサイズが違うのは当たり前…と考える方が多いでしょうし、異動先で別なパソコンが貸与されたら、それに慣れるのが当たり前と思われる方も多いと思います。

確かに、Windows機の場合には、同じQWERTY配列のキーボードであっても、メーカーや機種により、少しずつ異なります。

QWERTY配列は、「キー配列のデファクトスタンダード」と呼ばれることがありますが、あくまでも「だいたい同じ」だけの配列であり、たくさんのバリエーションが存在します。

アメリカ国内では、101/104英語キーボードが、ヨーロッパでは102/105多国語(Multi Language)キーボードが、日本では106/109日本語キーボードが主流です。

実際のキー数やキートップ上の表記は、メーカーやモデルや言語によって、ノートパソコンは通常テンキーがなかったり、電源・音量・アプリケーション起動関係のキーなどがあったりなかったりし、かなりの差異があります。
配列だけではなく、キーボードの大きさ、キーとキーとの間隔(ピッチ)、キーボードの深さなどは機種によって大きく異なります。
Windows機の場合、機種を変えれば、まったく性質の異なるキーボードを使うことを強要され、多くのビジネスマンにとってストレスになっているのです。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(ご意見・ご感想・ご用命はtakenaga@keieikyouiku.co.jpへ)

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2010年12月9日

仕事の電子化・軽薄モテモテ時代②

今後、WindowsからMacへの乗り換えまたは併用をお考えになっている方には、できれば、Macの基本書を1〜2冊お読みすることをオススメいたします。しかし、お会いした女性マネジャーの方は、何も読まず、インターネットの情報(アップルのホームページ等)で済ませたとおっしゃっていました。それでも十分使えるようになるのでしょう。

MacBookAirを使っている女性は(男性もですが)まだまだ少数ですが、iPhoneを使用する女性はかなり増えています。その中には、

「iPhoneがこれだけわかりやすいインターフェイスだったのだから、Macもいいかも」

と思っているがとても多いようですね。
そういった潜在需要があるところに、

「軽薄ながら、かわいい」

“イケメン”が登場したわけです。よく考えれば、売れて当たり前…ですね。

WindowsユーザーがMacに慣れるまでに必要な時間ですが、毎日接していれば、およそ2週間と見てよいのではないかと思います(若い方ならもっと短期間でマスターされるかもしれません)。これは、ガラパゴス携帯(日本独自の携帯電話)からiPhoneに慣れるまでの期間とほぼ同じです。一からパソコンに触れるわけではないので、案外短時間で普通に使うことができるようになります。

MacBookAirには、FaceTimeという一種のテレビ電話機能がついており、iPhoneやカメラの付いたMacを持った相手とやりとりができるようになっています。これは意外と便利な機能で、手鏡のかわりに使用することができます。ビデオの収録前などに、髪型やネクタイのチェックをすることができるので、私も重宝しています。化粧が必須の女性にとっても、便利な機能かもしれません。ちゃんと、左右逆(鏡と同じ)に写ってくれます。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(takenaga@keieikyouiku.co.jp ご意見・ご感想はこちらへ)

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2010年12月7日

日経ビジネス・スクールのご案内

手前味噌で恐縮ですが、来年度より、日経ビジネス・スクールのマーケティング講座を担当することになりました。

http://www.nikkei-nbs.com/nbs/seminar/1102006.html

ご自身のみならず、職場の方や、ご友人で、マーケティングを基礎から学びたい…という方がいらっしゃれば、是非、お声をおかけください。

当日は、クイズあり、ゲームあり、ディスカッションあり、プレゼンテーションあり、ケーススタディあり…と盛りだくさんの内容で、お迎えいたしますm(_ _)m

マーケティングという「雲」のような不定形な概念をわかりやすく解説させていただきます。

日経新聞社のHPからお申し込みいただけますが、弊社の窓口にもパンフレットが並んでいますので、ご自由におとりください。

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2010年12月4日

仕事の電子化・軽薄モテモテ時代①

仕事でお会いする女性で、iPhoneやiPadを使う方が増えてきました。なかには、早々とMacBookAirを購入されている方もいらっしゃいます。すごい普及速度ですね。びっくりします。

「お仕事で使っていらっしゃるんですか」
「はい」
「Officeソフトはどうされているのですか」
「本当は、会社のパソコンと互換性のあるMicrosoft Office for Macがほしいんですが、今は安価なiWorkを使っているんです。とりあえず、メールの添付資料が読めればいいので、まあ、使えていますよ」
「もともと、ノートパソコンを持っていらっしゃいましたっけ」
「いいえ。全然。でも、今回のAirは薄くて軽いし、かわいいので、つい、買っちゃったんです」

なるほど。軽薄でもかわいければモテるのか…などと、MacBook Airにちょっと嫉妬しつつも、

「そのとおり」

だと思います。
もともと、MacのOSのよいところは、直感的に使える点でした。私のようにMicrosoftのソフトを使わず、アップル純正品で基本ソフトを固めてしまえば、操作に一貫性があり、ソフト間の互換性も実に高く、ストレスなく使うことができます。
ソフトごとに開発企業が異なるWindows機を使用する場合には、こういったメリットは受けられません。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(takenaga@keieikyouiku.co.jp ご意見・ご感想はこちらへ)

<次回に続く>

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2010年12月4日