2011年8月のアーカイブ

同期型オンライン・ストレージ・サービスについての雑談

昨日のメインテーマはクラウド・コンピューティング。IT業界にお勤めの皆さんからは、

「ちょっとマイナスのイメージがある言葉ですね」

と苦笑気味の自己紹介をいただきました。

どうやら、流行語である

「クラウド」

に乗っかって、何でもかんでもクラウド・コンピューティングに詰め込んでしまったために、定義がぼけてしまい、いわゆる

「バズ・ワード」

になってしまったようです。
この点は私も想定していて、

「クラウドではちょっとテーマとして広すぎたなあ」

と考えておりましたので、

「ちょっとテーマをしぼって、オンライン・ストレージ・サービスについて考えてみましょう」

ということで用意しておいたスライドでレクチャーを挟み込みました。

使用したスライドのデータはこちら。

http://firestorage.jp/download/a925600d19fc132b082cc469d1fa715fe4599631

もちろん、私はITの専門家ではありませんので、内容は素人レベル。アスキーやDIMEに出ているくらいの情報の寄せ集めです。

1.クラウド・コンピューティング
2.オンライン・ストレージの概念
3.オンライン・ストレージの活用目的
4.オンライン・ストレージの2形態
5.同期化実演
6.DropboxとSugarSync
7.MobileMeからiCloudへ
8.同期型オンライン・ストレージのメリット・デメリット
9.同期型オンライン・ストレージがもたらす効果

メンバー十数人のうち、5人くらいの方がDropboxを利用。しかし、私以外の皆さんは全員が無料の2GB会員。

「有料会員は私だけですか…」

もう少し多いと思ったのですが…笑 
SugarSyncは利用者なし。MobileMeも過去に使っていた方が1名いたものの現在使用しているのは私だけ…まだまだ利用者が少ないのが現状のようです。

昨日は、ファイル送信サービス(@TovasとFireStorage、宅ふぁいる便との違い)やEvernoteの活用法についても議論が及びました。
Evernoteは1回初心者ばかりを集めて雑談してもいいかもしれません。
あ、ちなみにEvernoteは多くの方が利用。Dropboxよりも敷居が低いようです(用途がはっきりしているからでしょうか)。

昨日の私の隠しキーワードは

「ポケット1つの原則」

野口悠紀雄教授がお使いになっているキーワードの1つです。情報の格納場所を拡散してはならない…という意味の言葉ですが、以前は、物理的に1つのHardDiskに収めることが

「ポケット1つ」

にまとめる唯一の方法だったわけです。

それが、同期型オンライン・ストレージの出現により、機器・端末は複数あっても

「ポケット1つ」

は守られるようになったのです。

「いつでも」「どこでも」知的労働ができる時代に一歩近づきました。

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2011年8月31日

焼き鳥屋における意思決定についての考察

「焼き鳥屋で「タレにしますか? 塩にしますか?」と聞かれた場合、メンバーのうちの1人が「タレ」と答えた場合には、「え? 焼き鳥は塩だろう」と覆されることが多い。しかし、「塩」と答えた場合には、誰も「タレ」に変更しようとはしない。全国のタレ派は常に認知的不協和に陥っているのだろうか。」(140字)

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2011年8月27日

私の夏バテ

「夏バテの季節。皆さん、余り無理をなさらぬように。私? 私はある1箇所を除き、夏バテとは無縁ゆえ、ご心配なく。その1箇所とは「目」。夏が過ぎたら、近距離の文字が読めなくなった。特に文庫本が辛い。夏バテだな。絶対に夏バテだ。誰が何と言おうと夏バテであり、秋になったらもとに戻るはずだ。」(140字)http://twitter.com/#!/MakotoTakenaga

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2011年8月26日

名著を読む会・ロビンスからポーターへ

この2か月間、「名著を読む会」の課題図書であった組織行動のマネジメント』(ロビンス)を熟読しました。
特に、私が担当だった7章・8章・11章・12章については何度も読み、彼の思い描く集団におけるチームの役割、コンフリクトの役割については、ある程度理解できたと思います。

この本は、桑田・田尾の『組織論(有斐閣アルマ)』とよく比較されますが、一本のストーリーになっているという意味では、『組織行動のマネジメント』のほうが読みやすいでしょう。『組織論(有斐閣アルマ)』は論文集もしくはHRMのフレームワーク集のような構成になっていて、章・節間のブリッジが弱く、読み手はそこで挫折します。
もう10年近く前になりますが、『組織論(有斐閣アルマ)』を圧縮したレジュメ『組織論コメンタール』(およそ40頁)をTBC受験研究会様用に執筆したことがあります。
まとめながら、「ああ、この本には、こういうストーリーがあるんだな」というのがようやくわかりました。一見、つながりのない本書の章・節構成には、きちんとした流れがあり、それがわかると、本書の理解のスピードはぐっと早くなります。我ながら、このプロセスはけっこう楽しいものでした。
ロビンスの『組織行動のマネジメント』の場合、こういった苦労はあまりありません。ただ要約するのはたいへんですよ。無駄な文章の少ない本ですから、「削る」ことができないのです。それでも、一般論や常識論の部分はいくらか見受けられますから、これらの部分を読み飛ばし、興味のあるところだけを読んでもいいでしょう。

「名著を読む会」…次月は再びマイケル・ポーターに戻ります。座長の千種さんはいい意味で「ポーターお宅」笑! 待ってました!…という感じです。

「皆さん、次回は『競争優位の戦略』を読みたいと思います。ま、分厚いので、4か月に分けて議論しましょう」

おっしゃるとおり、「冊」という単位はあまり合理性がありません。分厚い名著はじっくりと時間をかけて読み解いたほうがよいでしょうね。

次回は9月ですから、今年いっぱいは同書と取っ組みあい…となりそうです。

もうしばらく前のことになりますが、日大のMBAで、若林助教授(現・教授)から経営戦略論についてさまざまなフレームワークや基礎理論を教えて頂きました。DREAの発想も、若林先生から受けた教えがベースになっています。
その若林先生から、在学中、

「竹永さん、ポーターの『競争の戦略』『競争優位の戦略』は読みました? 意味わかりましたか?」

と尋ねられたことがあります。

「いやいや、わからないところだらけですよ。読み飛ばしながら読んでいます」

「そうですよね。日本語訳、後半部分、やっぱり表現が難しいよね。原著のほうがわかりやすいですよ」

「はい(って、原著で読めれば苦労しないですよ)」

あれから既に10年近くたっているのですね。
久しぶりに手に取り、かつ、熟読しようと思います(以前は流し読みだったので)。
「名著を読む会」のメンバーの皆さんとじっくりとポーターについて研究してみたいと思います。

追伸
この本は前半が『競争の戦略』と重複します。映画でPart2を上映する時、最初の10分くらいがPart1のダイジェスト的な内容になることがありますよね。あれといっしょです。
ですから、『競争優位の戦略』を読めば『競争の戦略』の勉強もできてしまうわけです。
中古価格でもまだまだ高い2冊ですが、そういうわけで一冊だけ購入されるなら『競争優位の戦略』がお勧めです。

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2011年8月22日

忙しくも価値ある一日

今日はまたまた密度の濃い一日でした。
締切が迫っているから…というのもありますが、とにかく素敵な出会いに恵まれた一日でした。

今朝は05:00起きで、昨日準備が間に合わなかったTBC受験研究会様の「2次直前対策講座」(9月開催予定)の原稿(「答案作成時短 虎の巻」)を仕上げ、とにかく、VTR収録の準備に入りました。

週末は大阪出張ですからなんとしても今日しか収録できる日がなかったのです。

また、同時に、今日は法人様向けのビジネス法務テキストの最終校正日だったので、柳沢隆先生にチェックと加筆をお願いしました。
彼は、最近、毎週のようにお世話になっている強力な助っ人です。
中小企業診断士でかつ社会保険労務士でいらっしゃるので、守備範囲が広く、いろいろな助言とアドバイスを私に下さいます。
現在はTBC受験研究会で中小企業診断士講座の講師もつとめていらっしゃいますし、雑誌『企業診断』を始め、さまざまな執筆もこなされている売れっ子コンサルタントです。

柳沢さんの情報はこちらです。

http://www.yanagi-sr.biz/category/1430713.html

本当はいっしょにチェック作業を…と思っていたのですが、校正は柳沢さんにお願いし、午前中から収録に注力。
それでも、結局、収録は午後までかかってしまいました。

板書しながらの収録ですと、1コマ150分でも、+60分くらいはかかりますから結局210分…つまり3時間半はかかってしまうのですよ。

また、午後には、Facebookで知り合った不動産鑑定士の浅井佐知子先生が弊社を訪ねてきてくださいました。

浅井先生のHPはこちらです。

http://www.asai-kantei.com/

先日の柳瀬さん(中小企業診断士)、冨永さん(税理士)に続き、士業のFacebook友達とのマンツーマンでの「雑談」はこれで3人目。

浅井さんから企業における不動産取引の基本についてレクチャーを受けた後、話題はマーケティングへ。
詳細は公開できませんが、今日は特にSNS時代の集客方法に議論が及びました。

さらに話はSNSやFacebookに関する内容にも飛び火。

「ビジネス雑談サロンについては、夜ではなく、昼の開催のほうがよいのではないですか。働く女性の中には、家庭があり、子供がいるために、夜の会合や勉強会には、出たくても出られない方が多い。私もその一人です。ランチ会だったら気軽に参加できるのですが…」

浅井さんは、ご自身でも、他の士業の方々と連携をとり、時折、ご自分のオフィスの会議室でさまざまなセミナーを開催されています。
開催時間は、たしかに夜ではなく、昼の時間帯です。

実は浅井さんとお知り合いになったのは、浅井さんが開催されているセミナーに私が興味をいだいたのがきっかけです。仙台のボランティア等と日程が重なり、結果として参加できなかったのですが、それがご縁でFacebookでやりとりをさせていただくようになりました。鑑定士の友人は少なかっただけに、いろいろお話を伺い、とても勉強になりました。

「なるほど。確かにそうですね。」

ご意見に私も同意。
19:00くらいからスタートし、「お酒」が前提の勉強会やセミナーの場合、どうしても男性のほうが参加しやすく、女性は参加しにくい。

実は、今後、ビジネス雑談サロンには、可能な限り企業で人事・営業部門でご活躍されている方を積極的にお招きし、人づくりやマーケティングについていろいろ情報交換をさせていただきたいと考えています。
私を含む弊社自身のPR活動・営業活動の一部と考えていきたいからです。

「昼間の雑談サロンのほうが、企業のご担当をお誘いしやすいかもしれませんね。夜の会だと、結局、企業にお勤めの方のプライベートな時間を割いてしまうことになりますからね。業務時間内においでいただくほうがよいかもしれません」

私自身、雑談サロンは夜開催!と決めてかかっていたのですが、固定観念にとらわれる必要はありません。発想の転換が必要です。

そういえば、先日、別な女性士業の方から

「雑談サロン、お盆はやらないのですか? お盆のほうが参加しやすいのですが…」

というメッセージをいただきました。主婦を兼務されている女性士業の方にとっては、ご主人やお子さんが帰省中で、むしろ時間的には融通が利く「お盆休み」のほうが都合がよい場合もあるようです。

この2ヶ月、

「火曜日の夜は雑談サロンに行こう!」

をモットーに掲げてきたのですが、ちょっと別なプランも考える時期に来ているようです。

ちなみに、本日の浅井さんとのディスカッションに基づき考えたのは、次のようなプランです。

火曜日
10:00〜12:00 ビジネス雑談サロン(弊社セミナールーム_
12:00〜13:30 ランチ(希望者のみ)

参加費用は無料。ただし、ランチ参加者は1,500円程度。
ランチは、水道橋付近のホテルのレストラン等を検討中(【例】エドモンドやドームシティ)。

浅井さんとは「健全プラン(仮称)」と呼んでいるランチ・ミーティング型のプランです。
平日昼間のほうが都合のよい士業の方や企業の人事・総務部門勤務の方を対象としています。
希望者の方があれば、本格的に企画・告知しようと思います。

さてさて。
本日は、これで終わりではありません。

浅井さんとのミーティングが終わった後、今日は夜、朝倉千恵子先生のセミナーに参加してきました。

http://www.asakurachieko.com/

会場は、丸ビル7階の株式会社新規開拓(朝倉先生が社長を務められている法人)のセミナールームです。19:00スタート。

結論。
とにかくたいへんすばらしいセミナーでした。

「営業担当者向けセミナーとはかくあるべし」

というお手本のようなセミナーです。
朝倉先生ご自身が「生きた営業の教科書」です。
詳細をお話するのはマナー違反ですから控えますが、とにかく、「営業」(広い意味での営業を含む)に関する仕事をしている方は、…というよりも、ビジネスに関わっている方は、一度は朝倉先生の講義をお聴きになるべきです。
毎日真剣勝負されている朝倉先生の姿勢・迫力・情熱・経験・哲学、そして、自信と気品には、本当に圧倒されます。
参加された方々が皆涙されていましたが、気持ちはよくわかります。
ポーラ化粧品に10年近く勤務し、全国の名だたる営業研修講師の講義を耳にしてきた私ですが、正直言って

「次元が違うなあ…」

とすぐにわかりました。

百聞は一見にしかず。

プラチナ・チケットですから「予約」にこぎつけるのは、皆さん、本当にたいへんだと思いますが、諦めずにトライしてみてください。
それだけ価値のあるセミナーです。

「全国の営業で頑張っている女性たちの応援団長になると決めたのです」

この言葉1つの中にも、朝倉先生の強い想いが込められています。
電車の中で、先生のこの言葉を何度も思い出し、昔の職場の同僚たち(ポーラの皆さん)に、いの一番に報告したい…と思いながら、帰って参りました。

本日、初めてリアルにお会いしたお二人。

浅井先生と朝倉先生。

お二人の共通点は、名前が「アサ」で始まる点だけではなく、たいへん輝いているビジネス・ウーマンでいらっしゃる点です。
そして、今日は、お二人からたいへん大きな刺激とヒントを頂いた1日となりました。

あ、でも、一番お世話になったのは、柳沢先生ですね 汗
本当にありがとうございました。おかげ様で締切に間に合います!!
今度また一杯参りましょう!! ごちそうさせてください m(__)m

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2011年8月17日

「ワールド・カフェ」スタイルの壁

http://www.vitamindays.jp/worldcafe.html
http://www.onesky.jp/?page_id=11

一昨日お世話になった株式会社ワンスカイ様の「たしなみスクエア」も、Facebook頁の立ち上げの際にお世話になった大阪の中小企業診断士・柳瀬智雄氏(http://www.vitamindays.jp/about.html)が実践されている「ビタミンデイズ」も、いずれもが採用しているのが、

「ワールドカフェ」

という手法です。

Googleで調べてみると、一番トップに来るのは、株式会社ヒューマンバリュー様
高間邦男先生の会社です。
ちなみに、高間先生は、私の行動科学の師匠です。ポーラ化粧品在職中に、毎週のように指導を受けていた恩師です。

http://www.humanvalue.co.jp/service/wcafe/

引用させていただくと

ワールド・カフェは、人々がカフェにある空間のようなオープンで創造性に富んだ会話ができる場とプロセスを用意することで、組織やコミュニティの文化や状況の共有や新しい知識の生成を行うファシリテーションプロセスです」

とあります。
柳瀬さんのビタミンデイズの頁を引用させていただくと、
http://www.vitamindays.jp/worldcafe.html

ワールドカフェは、喫煙コーナーやカフェのようにリラックスした状態でのコミュニケーションを意図的に実現する仕組みです。
ワールドカフェの参加者は、リラックスした安心できる空間で心行くまで話し、他の方の話をじっくり聴くことになります。そこに生じる深い対話は様々なアイディアを生みだすだけでなく、深く話を聴くことによる相互理解と信頼感を生みだします。」

とあります。

私が運営する「ビジネス雑談サロン」も主旨はいっしょ(ただし、メンバーはクローズド<限定>)でして、

「サロン」

という以上、可能な限り自由気ままにやりたい…と思っています。勉強したり、結論を出したり…が目的ではなく、アイディアや感性における刺激を受けること…を重視しています。

同業者の方がよく主宰されている「士業限定」といったしばりはありません。その必要はまったくないからです。学生から経営者まで、ビジネスに興味があればだれでもOKです。

当初は、

「火曜日の夜。講師もいない会。参加者はせいぜい2〜5人くらいではないか…」

という予想のもとにスタートしたのですが、それが蓋を開けてみると、

第1回 7月12日(火) 有志によるSNS雑談サロン 8人
第2回 7月26日(火) ビジネス雑談サロン 8人
第3回 7月28日(木) 図解改善士|多部田憲彦氏と雑談を楽しむ会 9人
第4回 8月2日(火) ビジネス雑談サロン 6人
第5回 8月9日(火) ビジネス雑談サロン|自炊の極意笑 11人

最低 6人   最高 11人

と、かなりの大人数での開催が続いています。

6人というのは、先週で、告知が月曜日、開催が火曜日…という、私の不手際によるもの…異常値です笑(失念していました)

あまり人数が多いと収集がつかなくなるので、部屋的には50人までOKなのですが、先日

「毎回限定10人」

という枠を設けました。

次回(30日)も、すでに締切ました。

第6回 8月30日(火) SNS雑談サロン 17名(予約数)

もし、枠を設けなかったら、もっと増えていくかもしれません。
完全なサロンになれば、それでもいいのでしょうけれど。まだまだ、そこまでする自信が私の方にありません。
クライアント企業の部課長様からも

「土日はやらないの?」

というご意見もいただくのですが、
仮に土日開催を企画したら、さらに大幅に人数が増えると思います(部屋の都合で、土日開催はかなり難しいのですが)。

20人とか30人とかになるのであれば、本来的には、きとんとグループ分けして、ワールドカフェ方式を採用するのが、ベストです(現に、法人研修では、この手法を私も取り入れています。楽しいですよね)。

でも、「ビジネス雑談サロン」には、ワールドカフェ方式を採用できない大きな壁(理由)が2つあります。

① 参加者の方の大半(特に初回参加者の方々)は、「私」と話すのを第一の目的として来てくださっている
② 私自身が、ファシリテーターではなく、主催者兼参加者としてどっぷりと雑談を楽しみたい

この2つ。

この2つが、サロンといいながら、人数が増えても、

「1卓のみ」
「分科会グループなし」

を貫かざるを得ない当面の事情なのです。

①は、私がすごい人物だという意味ではありまえん。
私が主宰しているので、まずはそうなってしまうということです。
普段はFacebook出にやり取りばかりという方が大半です。遠方からおいでくださる方、法人様向けセミナー・講演・研修の受講者の方、中小企業診断士をはじめとする士業の方、私のクライアント企業の部課長の方、経営者(社長)等々。
コンサルタントとして、また、インストラクターとして、たいへんありがたいことです。

そうなると、「私と雑談を」とお誘いしていながら、私本人はストップウォッチとQシートを持って、運営に夢中…というわけには参りません。
やはり、参加者全員の方と可能な限りコミュニケーションを直接とらせていただくのが礼儀だと思います。

②はさらに大きな壁です。
ワールドカフェ方式のポイントは、なんといってもファシリテーターの方の

「腕」

あるいは、事前の

「仕込み」
「当日の運営プログラム」
「配慮(気配り・目配り・心配り)」

にあります。
でも、ビジネス雑談サロンの場合はいかがでしょうか。

「仕込み」

これは無理。
毎週のことですから、私自身が心理的に負担を感じるようになれば、結局は続かなくなります。
小さなことですが、初回は、机のセッティングや掃除をして、皆さんをお迎えしたわけです。
でも、これって、20分くらいかかるんですよ。うちのスタッフは御休みの日ですし。そもそも、私が個人的にやっている会ですので。
ですから、現在は、数人の方がお見えになったら、

「すみません。手を貸していただけますか?」

と机の移動や椅子の移動は全部、皆さんにお願いしています。
私自身の心理的負担の軽減も考えているのです。長く続けるにはそれが必要だと思います。気楽さ…が大切だと思うのです。

そもそも、ちゃんとした議題もないわけですから、下準備もできようはずがありません(そこで、最近は、テーマくらいは掲げるようになりましたが)。

また、ディスカッションが白熱してくると、ファシリテートのことなど、頭から消えます。
私自身が雑談にのめりこんでいきます。

ですから、

「当日の運営プログラム」

などあるはずもなく、主催者である私自身、皆さんに細かい

「配慮(気配り・目配り・心配り)」

もできないわけです。

もちろんビジネス上はファシリテーターの役割をすることはありますが、我流ですし、ビジネス雑談サロンでは、ファシリテーターらしい仕事はまったくしていないので、

「腕」

にも問題があります。

議論ですから、お互いに

「否定意見」
「反対意見」

は出てきます。

ブレインストーミングやワールドカフェのように

「批判厳禁」

にもしていないのです(今のところ)。
今のやり方では、雑談サロンについては、ワールドカフェのようなカタルシス機能(「この場にいると居心地がいいなあ」という気持ちになること)は小さいかもしれません。

それでも、ワールドカフェ型に近いのは

「結論を出さない」

という点でしょうか。
これは第1回から貫いています。

「ビジネス雑談サロンは勉強会ではありません。何かを学ぶところではなく、お互いに刺激を受けろことだけを目的としています」

これがモットー。

ですから、いわゆるインスパイア講演も今のところありません。
2時間近く、徹底的に「雑談」しているわけです。

30日は結局予定では17人様となっています。月末ですし、キャンセルもいらっしゃるだろうと思いますが、それでも15人様くらいかな‥と予想しておいたほうがいいと思います。
最初は全体会でスタートし、途中から分科会にしようかな…などといろいろ思案中です。
スタートしてはや1ヶ月。

改めて感じるのは…いやあ、変な会ですね〜 我ながら 変な会です。
でも、

「次回も楽しみ」

ですから、これでいいのだ!

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2011年8月12日

Twitter「140字の経営学」のPDF版アーカイブス

http://t.co/3LBmOFO 6月8日にTwi​tter「140字の経営​学|竹永亮(炎の専任講師)」を開始。2ヶ月経過したところでPDFでアーカイブスを作成。ダウンロード可能・印刷可能。」(140字)http://twitter.com/#!/MakotoTakenaga

ダウンロード用URLはこちら
http://firestorage.jp/download/f28af80c0623a1840573070719b502969652b84f

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2011年8月11日

「たしなみスクエア」と嶽村弘子先生

皆さん、こんばんは。
今日は夕方から、麻布で、

株式会社ワンスカイ様主催の

「たしなみスクエア」

というワークショップに参加してきました。

http://www.onesky.jp/?page_id=5

先に結論(結論先行の原則)。

もっと早く行けばよかった!
諸事情のため、およそ1ヶ月遅れての参加。
前回のFacebook中級も受けておけばよかった…と後悔するくらい、とても楽しいワークショップでした。

特に、今日のインスパイアー・セミナーを担当された嶽村弘子先生(「さんづけでよんでください」とFacebookでコメントをいただいたので、以下「嶽村さん」とさせていただきます)。
たいへん知的で素敵な方であり、また、講義内容もとても充実していた。

http://ja-jp.facebook.com/hiroko.takemura33

同業者としては、ついつい、内容だけでなく、運営方法や講義手法にも目がいってしまうのですが、本当にわかりやすかった。
とにかく、丁寧。会場への気配りも素晴らしい。笑顔がすてきな知的美人。

講義内容そのものをここに書きこむのはルール違反なので、詳細は書きませんが、実践心理学のセミナーはかくあるべし…というお手本だと感じました。

講義内容、PowerPoint、演習の量・スピード、演習の落し込み、セミナーの流れ…いずれもベストだったと思います。
さきほど、嶽村さんのウォールに書きこませていただいたのですが

「1日コースがあれば受講したい」

と思います。
ライセンスをとるには8日間などのコースが必要だとのことだったので、スケジュール的にそれは難しいのですが、もうちょっと勉強してみたいのです。

私自身、

「動機づけ地形図モデル」
「マネジリアル・クライミング理論」

を提唱し、いろいろな企業で講演させていただいたり、中小企業診断士の理論政策更新研修でお話させていただいているのですが、やっぱり私は

「行動科学屋」

なのですよ。
私の話すマーケティングについての講義・講演も、

「行動科学」

がベースになっています。
逆に言えば、

心理学についての見識が不足している」

わけです。

NLPも今まで何度も学習する機会はあったのですが、今日まで接することなく来てしまいました。

というわけで、さっき、AmazonでNLPの関連書籍を大人買いしました。後日書評をアップする予定です(2ヶ月ほど前にやっぱり大人買いしたSNS関連書籍7冊については、月並みですが、樺沢さんの著作が圧勝でした)。

企業におけるマネジメントの場合、どうしても、当事者は、

「客観」

を重視しますでしょう。いかにして

「客観」

でいられるか…を重視します。

ところが、心理学やカウンセリングの手法の多くは、

「主観」

からスタートします。
ロジャーズの来談者中心療法はその典型です。
フロイトもユングも、

「主観」

が根本にあります。

コーチングの手法に、「直感のスキル」というのがありますが、相手の深層心理と自分の深層真理をつなげていく…というユング的発想は、やはり

「主観」

に立脚しています。

もちろん、コーチングやカウンセリングの手法の中には、役割演技法を中心としたたくさんの

「客観」

を重視した方法もたくさんあるのですが、主要モデル・古典的モデルの多くは

「主観」

からスタートします。

マネジメントや経営学の専門家が心理学やカウンセリングとやや距離を置きたがる最大の理由はこの

「主観」

中心のイメージのためです。

「心理学の世界では◯◯です。でもね、経営学ではちょっと修正し、△△で考えるとわかりやすい。どうですか? 皆さん??」

私が講演中によく使うフレーズです。
私自身は、心理学もカウンセリングもコーチングも「ウマが合う」のですが、そうでない方を意識したコメントであり、アレンジです。

ところが、NLPは、

「出発点が客観なんだなあ」

というのが、私の今日の最初の印象でした。

演習もとても価値あるものでした。
アンカリングについては、私もお話することがあるのですが、NLPの技法はすばらしいですね。
短時間で、アンカリングを実感すること、させることができますね。
とてもよい経験になりました。

テーブル・メンバーとしてお知り合いになれた方々もとても魅力的。
前向きで、素敵な方ばかりでした。
最近ホワイトボード派の私でしたが、A2判の画用紙をつかった落書きによるディスカッションはおもしろかった。
図解改善士の多部田憲彦氏が参加されたら、どんな感想をお持ちになっただろうか…などといろいろ想像していました。

今日のポイントの1つは、名刺交換がセミナーの最後の時間であったこと。
これは「雑談サロン」も見習おうと思います。

名刺交換は

「最後」

でいいわけですよね。そのほうが、

「共通経験したあの人と名刺交換したい!」

と心から思えますし、名刺交換中の話も弾みます。

いわゆる通常の名刺交換会は、いきなり、

「はじめまして。㈱経営教育総合研究所の竹永です。弊社は〜  。今後ともどうかよろしくお願いいたします」

という定型句のやりとりばかりに終始しがちです。ぎくしゃくしちゃがちです。
で、結局、名刺交換したかどうかも覚えていない…これではなんのための名刺交換かわかりません。

このワークショップ。
次回もあるので、むりやり全員と名刺交換せず、実際にテーブルが同じになった方を中心に名刺交換しました。
全20人中7人のみ。
名刺交換はこれくらいの人数がベストだと思いました。

人と人がどういうふうに

「縁」

を感じていけばよいのか、

「ネットワークが自然形成されるためには、限られた時間の中で主催者側はどうすればよいのか、どんなプラットフォームを用意すればいいのか」

という点について、わずか2時間半の間に、多くのことを学ばせて頂きました。

お忙しいなか、すばらしいお話を披露してくださった嶽村さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいですし、参加者の皆さんにも御礼申し上げたいです。
主催された「たしなみスクエア」の皆様にも心より御礼申し上げます。
ご迷惑でなければ、是非、また、参加させてください。

追伸
最後に「飲み」がないのも新鮮です!
「ビジネス雑談サロン」は70%くらいの確率で呑みに行ってしまう昭和型・日本型のサロンなのです。
私の「友達」は呑兵衛が多くて

“いやあ、本当に毎回困ります”

(あ、私もか 笑)

古代ギリシア型を目指したはずなのに…

でも、もっと驚いたのは、「てんむす」のお弁当が全員に用意されていて、食べながらセミナーを受けられる点。
この配慮と逆転の発想は、実に、実に、すばらしかったです。

私の主催しているビジネス雑談サロンは、無料ですから、参加者の皆さんはあくまでも「自給自足」(笑)
今後も、おにぎりもお茶も出ませんが悪しからず〜

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2011年8月11日

『マネジメント(エッセンシャル版)」』事件

私のクライアント企業のマネジメント研修で、ドラッカーの『マネジメント(エッセンシャル版」』を課題図書とすることが決まりました。
全社のマネジャーの共通言語としては、よい取り組みだと思います。
こういうときは、マイナーな本ではなく、メジャーは本のほうがいいですね。

そこで、研修に合わせ、『マネジメント』の解説レジュメを作ることになりました。
『イノベーションと起業家精神』こそ、ドラッカーのナンバー1著書だと思っている私としては、いささか、葛藤がありますが(冗談)、がんばって書き上げようと思います。

ところが、家の書棚を探したのですが、どうしても『マネジメント』が見つかりません。
エッセンシャル版ではないほう、つまり、上下巻セットの方はすでに、「自炊」して、我がiPadの中に入っているのですが(正確にはDropboxに保存してあります)、エッセンシャル版がどうしても見当たりません。

「!」

持っていませんでした。
そうですよ。購入した記憶がない。

「あると思っていたのになあ…」

ちなみに「もしドラ」は、やはり、iPad版が入っているのです。

上下巻版と「もしドラ」があれば、たしかにエッセンシャルはいらないわけです。

今回は仕事で必要なので、これから本屋でエッセンシャル版を購入してきます。

「ずいぶん、流行に鈍い人ねえ。今更、エッセンシャル買うのね」

と書店のお姉さんに思われるのはしゃくですが(笑)、

「時は金なり」

今夜から作業に入らないと間に合わないのです。
Amazonではちょっと遅い。
久しぶりに、リアルな書店でお買い物です。

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2011年8月8日

消費者関連法を学ぶ

この秋は、いくつかの企業で、新規で法律の研修を担当します。
最近は、Facebookのおかげで社会保険労務士、弁理士、弁護士、司法書士、行政書士の友人が増え(すでに100人以上増えました。スキャナーがなかったら、名刺整理に追われているところです)、

「法律講座を担当している」

などと彼らに申し上げるのは、お恥ずかしいのですが、初心者にわかりやすく伝える…という1点に集中して、ご依頼いただいた分については、実践していきたいと思います。

民法、会社法、知的財産法、労働基準法あたりですと、中小企業診断士の受験対策講座で嫌でも触れていますので、条文の基本的な説明であれば、どうということはないのですが、今期は、新しいテキストを数冊作成しました。この2日間「立てこもり」していたのはそのためです笑

これらの法律は、いわゆる消費者関連法であり、私の専門であるサービス・マーケティングとも深い関わりを持った法律です。マーケティング関連法の一部ですね。

1.『景品表示法コメンタール』
数年前に大改正があったのは知っていたのですが、ちゃんと勉強せずに今日まで来た法律。もともとはマーケティング関連法規として、受験対策講座でも話していたのですが、最近は触れることがなかった法律。消費者庁に全面移管されて以来、きちんと勉強したのは久しぶりです。でも、おかげさまで、よい教材がほぼ完成しました。

2.『消費者契約法コメンタール』
条文の数はさほど多くないのですが、中小企業診断士の受験対策講座では「さわり」しかお話ししていない法律です。派生情報をいろいろ調べていくと、けっこうおもしろいです。立法化された当初は、よくお話していたのですが、これまた最近は縁遠かった法律。条文1つ1つ追いかけていくと…「ああ、なるほど」ということもしばしば。ポイントをおさえて、お話したいと思います。

3.『特定商取引法コメンタール』
もともと、訪問販売化粧品メーカー出身の私にとっては、薬事法と同じくらい身近な法律(旧:訪問販売法)。しかし、改訂が積み重なり、ずいぶんと巨大な法典になりました。今回教材化したのは、訪問販売部分のパートですが、通信販売部分やその他のさまざまな商取引についての規制もずいぶんと変わっています。これも改正点だけは、受験対策講座でお話しているのですが、法律の骨格からじっくりと眺めたのは久しぶり。懐かしさと驚きとが入り交じった研究となりました。

4.『製造物責任法コメンタール』
こちらは現在作成中。条文の解釈だけでしたら、A4用紙で数枚ですんじゃいますね。

5.『消費者基本法コメンタール』
こちらは依頼になかった仕事。順不同ですが、消費者行政の基本についての理解を深めるために、自分用に作成中です。まあ、すぐに終わりますね。基本法は構造が簡単だから 笑

機会があれば、オープン・セミナーで消費者関連法について、皆さんにもポイントをお話できれば…と思います。
火曜日の雑談サロンでとりあげてもよいかもしれませんね笑

『民法(財産法)コメンタール』『会社法コメンタール』『知的財産法コメンタール』『試験に出る英文契約表現』『倒産法コメンタール』『民法(家族法)コメンタール』『憲法コメンタール』『地方自治法コメンタール』と、この数年、マーケティングやHRM関連のしごとの合間を縫って作り続けてきた法律関連の教材が、この秋また増えますね。

あとは『金融商品取引法コメンタール』『商行為法コメンタール』をいつか手がけないと(笑)

追伸
あ、趣味で作った『世界現代史コメンタール』というのもあるのですよ。うちの社員には「福利厚生」として無料配布しています。
これでも私は「文学部・史学科・西洋史学専修」ですからねえ。
ほしい方がいれば、この冊子はPDF化してあるのでいつでもお送りします!

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2011年8月7日