2011年9月のアーカイブ

パソコン4.1台体制

Macに切り替えて早1年が経過。
Windows機(ThinkPad)の使用頻度がめっきり減りました。

でも、でもですよ、
ゼロにはならないのです。

どうしてもWindows機でないとできない仕事がわずかに残っています。

① Wordでの索引作り これはMac版よりWindows版のほうが優れています。
② Wordでの図表作り これもWindows版に慣れているので、Macでは遅い…
③ PowerPointの詳細編集 これまたWindows版に慣れている…(^_^;)
④ 写真の整理 PicmvにあたるアプリがMacにはない(ようだ)

というわけで、現在は、iMac1台、MacBook Air3台リビング、寝室、Mobile)、ThinkPad1台という5台を使い分けているのですが、ThinkPadの出番は週に1回くらいなので、5台ではなく、4.1台体制となっています。

で、久しぶりにThinkPadを動かしたら、スピードが遅いこと、遅いこと…疲れました。

「デフラグかけよう」

と思ったら

「… どうやるんだっけ… 完全に忘れている…

と、パソコン初心者状態に!
すでに記憶の彼方…WindowsXPの使い方がわからなくなってしまっています…笑

社会に置いていかれないためにも、たまにはWindowsにも触れないとダメですね。
もっとも、うちには、Windows7が搭載されたパソコンが1台もありません。
…どっかで中古のWindows7搭載ThinkPadX200の出物はないかなあ…

追伸
iMacのWirelessKeyBoardとMagicTrackpad…Wirelessなので大変便利です。
しかし、時々切れる…のりに乗って原稿を書いているときに電池切れる‥これは大きなマイナスポイント。

というわけで、目下、有線のKeyBoard等への変更を検討中。
iMacをお使いの皆さんへ。皆さんはどうされていますか??

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2011年9月30日

何を話すかではなく、何を話さないか…それが大切だ

今週も忙しい1週間でしたが、そのぶん、夜はいろいろな方と杯を傾けることができ、楽しい毎日でした。

来週は少し楽が出来るか…というと、なかなかそうは参りません。

5日(水)の日経ビジネススクールの準備を始めなければなりません。今回は「初演」ですので、流れや時間配分についてはリハーサルが必要なのです。

また、6日(木)には、日本公認会計士協会東京会様にて、「経営戦略論」の講演を担当いたします。
「ゆる〜くつながる士業の会」でいつもお世話になっている税理士の岸先生とのリレー講演です。

私の講演予定時間は1時間ですが、ずらり並んだ公認会計士の先生方の前で講演するのは、正直、かなりのプレッシャーです。

経験者の方にはお分かりいただけると思いますが、講演の場合、短いほど難しいものです。

今回、別段新しいことを話すわけではないのですが、とにかく組み立てが難しい。

明日1日かけて、いや、明後日日曜日もかけて2日間、じっっっくりと練ろうと思います。
というわけで、明日は終日PowerPointスライドとにらめっこです。

公認会計士の協会役員の皆様にも納得していただけ、かつ、話す私自身にとっても納得のいく組み立てにしたいと思います。

何を話すか…ではなく、何を話さないか…が問題です。
講演とは、つまるところ、「選択と集中」の良し悪しで決まるのです。

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2011年9月30日

WindowsとMacにおけるOfficeファイルの互換性

「ビジネスの世界にMacを持ち込もう」…は昔で言えば、デザインの仕事をしている方向けの合言葉だったかもしれません。
しかし、Microsoft Office 2011 for MAC の登場で、ExcelやPowerPointを使っている方にとってもMacは身近になりました。

 
WordやPowerPointの場合、Windows用のOffice2003とOffice2010の差は大きいですが、Windows用Office2010とMac用2011の差は殆どありません。両者はほぼシームレスにファイルのやりとりをすることができます。

 
MacBook Airという画期的なMobile機器が発売されて1年。仕事先でもMacをお持ちになる方が増えてきました。
Dropboxなどの同期型外部ストレージを使えば、Windows機とMacとの間で、常にファイルを同期できますから、どうしてもWindows機で作業したい場合にもなんら問題はありません。

 
よい時代になったと思います。

まだMacをお試しでない方は一度触ってみてください。作業効率や生産性を考えると、本当にすごいマシンであることがわかります。

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2011年9月26日

「第8回ビジネス雑談サロン」と「素数的2次会」

本日のビジネ図雑談サロン。
総勢17人?!? もっとか…たくさん、おいでいただきありがとうございました。

テーマは「自炊」。書籍の電子化について皆さんでいろいろ話し合いました。

 

弁理士の駒津さん、行政書士の市岡さんのおかげで、法律的な情報もいただけました。ありがとうございました。

 

 

自炊の方法、リスク、長所、限界…いろいろな角度から考えることができました。
おもしろかった!
ご参加いただいた皆様。
よかったら、またお立ち寄りください。

今日は2次会は少人数。
私を含めて5人で飲みました。

 

私の大学の先輩。
私の前の会社の同期。
資格試験の受験生。
行政書士。
私。

 

この5人。

すごい!

何がすごいって、この5人、「私」または「今日のサロン」以外、なんの接点もない5人なのですよ。

 

中小企業診断士も私一人!

なんの接点=約数もないメンバーによる飲み会!!

Facebookの魔力ですね〜

名付けて

「素数的飲み会」

で、残った5人でいろいろ

「雑談」

しました。

① ビジネス雑談サロン・メンバーの社会貢献意欲の高さ
② IPCCの予測と地球温暖化に対する各国の対応
③ 原発後の東京電力への支援と国民の対応
④ COCOM規制
⑤ 部分的な情報で全体を語るマスコミの報道のあり方に対する疑問

等々。

ううむ。おもしろかったです 笑

ところで、
Facebookを初めて約半年。
最近、酒量が増えてきました笑

というわけで、ビジネス雑談サロンの運営方法も変更しようと思います(笑)

m(_ _)m

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2011年9月21日

♪ Ebony and Ivory

http://www.obun.co.jp/keserushi/

これはおもしろい商品です。
友人の中小企業診断士に教えていただいた「紙のホワイトボード」、その名も「消せる紙(けせるし)」。
ブラックもあるということなので、白黒両方購入〜

到着がたのしみです!!

今週木曜日の「日本白板党」の結成パーティに間に合うか?!? 笑

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2011年9月19日

物権的恋愛と債権的恋愛

今日は早朝からビデオ収録の準備。
8:00には出社し、8:30にはカメラの前で話し始めました。延々6時間。
さすがに集中力が途切れたので、ちょっと遅いランチをとり、その後は、ご予約いただいていた中小企業診断士受験生の方々とのカウンセリングに向かいました。
前向きな受験生の方々とのやりとりは私にとっても活力。逆にエネルギーをいただいてしまいます m(_ _)m
お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。

夜は、お茶の水で、Facebook友達と一杯!
今日は友人の若かりし頃の武勇伝を伺い拍手喝采。事実は小説より奇なり、とはまさにこのこと。詳細はプライベートな内容なので、お話できません m(_ _)m COCOM規制とか絡みますので笑

本日一緒に飲んだ友人の人生はひょんなことからまったく別な方向に向かい始めたようです。
バタフライ効果という言葉がありますが、人生、ほんのちょっと別な道を歩み始めると、何年あるいは何十年か経ちますと、全然違った生き方をしてしまうものです。
その意外性こそが人生のおもしろさだと、本日改めて思いました。

意外性を味わうには、昨日と違うことをするしかありませんね。
というわけで、これからも、

「イノベーティブな明日」

を過ごそうと思います。

ところで、本日は飲みながら、男女の恋愛論にも話が及び、これを踏まえて気づいたことが1つ。

恋愛には2通りがある。
① 物権的恋愛…絶対的で、対世的。女性に多くみられる。
② 債権的恋愛…相対的で、対人的。男性に多く見られる。」

これだけじゃわかりませんよね。
今日の議論の内容を要約するとこんな感じ。

ーーーーーーーー
女性にとっては「今付き合っている人」がすべて。過去の男性のことは忘れてしまう…という方が多い。つまり、現在の「彼氏」が独占・排他的ポジションをキープするわけです。
男性は女性に比べるとちょっとめめしく、「昔の彼女」の連絡先をどうしても消去できない。「いつかまた縁があるかも」と思う方が多い。つまり、今の「彼女」が絶対ではなく(といったら怒られそうですが、あくまでも「モデル」です)、独占・排他的ポジションをキープしているわけではありません。
ーーーーーーーー

一般論ですよ。一般論。飲み会の席での「仮説」です 笑
実証研究したいものですが、あいにく、専門外!
この件で、ディスカッションしたい方は、ご連絡ください 笑 m(_ _)m
楽しく、「雑談」いたしましょう。

「雑談」といえば、今週火曜日は雑談のダブル・ヘッダー。冨永先生(税理士)主宰の昼のサロンに出席してから、夜は、自らが主宰する「ビジネス雑談サロン」にて、「自炊(書籍の電子化)」をネタに雑談を楽しむ予定です。
今週も、またまた、新たな出会いがありますね 楽しみです!!

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2011年9月17日

ビジネス雑談サロン「オンライン・ストレージの可能性」

今回のビジネス雑談サロンでも、前回同様、オンライン・ストレージを扱いました。
前回は18人くらいになってしまったので、今回からはきっちりと定員を守り、私を含め11人で開催。
やっぱり、これくらいの人数だとオペレーションしやすいです(特に2次会。プロ野球の試合があると、水道橋の夜は2次会の場所取りがたいへんなのです m(_ _)m)。

オンライン・ストレージ、それも、同期型はとても便利ですよ…という私からの提案だったのですが、まだまだお使いになっている方は少ないようです。

使用している方を見ると、私の友人は圧倒的にDropbox利用者が多く、SugarSyncはまだまだ少ないようです。
有料会員もまだまだ少ないですね。ほとんどお会いしたことがありません(EvernoteもDropboxも)。

 

昨日もセキュリティの問題、個人使用・法人使用の違い、利便性の問題、複数人数でファイルを共有化する際の更新の問題等々、いろいろ情報交換しました。

しばらく前にブログでもとりあげたPogoplugについても話が及びました。円高の影響でしょうか、先々週よりもまた安くなっていて、みんなでびっくりでした。

 

2次会では「居酒屋におけるホワイトボード活用法」が登場!
飲み会でホワイトボードを使うと割と盛り上がるのではないか…といった意見も出ました。

次回は、「自炊(書籍の電子データ化)の極意」、その次は、「Mac for Business」を扱いますが、10月以降は運営方法を含め、いろいろ検討中。
昨日のメンバーにも、今後扱ってほしいテーマをいろいろ伺ってみました。


「中国ビジネスの展望」に「中小企業の再生」もやることになっていますし…正直週1回では足りません 笑
「デジタル・ディバイドに負けるな!」もやりたいですしねえ…。

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2011年9月14日

新入社員研修には山のようなホワイトボードを!

この数年、いろいろな企業で小型のホワイトボードを使っていただくことを提案しています。
事の発端は私の担当しているDREA研修なのですが、これは縦型のA1判ホワイトボードがベスト。各グループに1台用意していただいています。
ですから、10グループあれば、ホワイトボードが10台必要になります。
でも、これは調達が難しい。

そこで、ある企業の人事担当者の方がご用意してくださったのが、カウネットやアスクルですぐに購入できるA2〜A3サイズの小型ホワイトボード。これをまるで、ボードゲームの盤のように、テーブルの真中において、いろいろ書いたり、書いたり、付箋紙を貼り付けたりしながら、議論を進めてもらいます。
ワールドカフェにおける模造紙のような使い方です。

しかし、そうなると、1グループ1枚よりは2〜3枚あったほうが、いろいろ便利。とある大阪のクライアント企業のご担当は、なんと、1グループ3枚のホワイトボードを調達してくださいました。
先日の法律研修も実は、このホワイトボードを駆使しして実施。盛り上がりますし、発表の時間等、本当に短くてすみます。

「PowerPointで発表すればいいじゃないか」

というご意見もあると思いますが、なかなかそうはいきません。

① 普段PowerPointを使い慣れていない職種の方も多い
② 企業研修で1グループ1台以上のパソコンが使える環境にない場合が多い
③ PowerPointだとグループの中の1人だけが作る作業を担当することになる
④ PowerPointだとこったデコレーションにするほうにばかり気を取られる方が多い

気軽に描いて「消すことができる(証拠消滅性)」の高いホワイトボードにどうしても軍配が上がります。

さてさて。
来年は、この考え方を拡張してみましょう。

春先の新入社員研修
フレッシュマンの方々全員に、入社式に辞令とともに携帯型ホワイトボードを授与し、とにかく、気づいたことはこれにメモし、必要に応じて写真にとって記録せよ…を徹底します。
きっと、すごくおもしろい研修になりますよ。創造的な研修になります。

順不動ですが、作戦のシナリオはこんな感じですね。

① 携帯型ホワイトボードの開発
これは、メーカーさんの努力に期待です!!

② 使用法セミナーの実施
人事担当者の方を対象にセミナーを実施し、ホワイトボードの戦略的活用法をお伝えしていきます。

③ 使用法動画情報の発信
②の動画版。もちろん、②がベストですが、回数や場所の制限がない動画での情報発信も今や常識ですね。

④ ホワイトボード愛好者の雑談サロン
すでにホワイトボードを実践的に使用している、講師・教師・コンサルタント・医師・専門家・コーチ・カウンセラー・営業担当者等々。いろいろな方を集めて、その使用法を情報交換する場です。新人教育にどう使って行くべきか、議論していただきます。

⑤ 携帯型ホワイトボードの使用参考書の執筆
①〜④の情報をまとめた書籍の執筆と出版です。

…来年の春先までに仕掛けられれば、いろいろな企業の新入社員教育への導入は、十分に間に合うと思います。

その際、携帯型ホワイトボードには是非、「スタッキング機能」をつけていただければと思います。現在市販されているホワイトボードは、「重ねてしまう」ことを前提に作られていないので、そこが残念。是非、改善タイプの登場を希望します。
携帯型ホワイトボードが、組織や集団の中で、まとまった枚数同時使用されるようになれば、スタッキング機能は、キャンプ用品並、温泉旅館のお膳並に、不可欠な機能となると予想します。

追伸
フレッシュマン1人に1枚…と申し上げましたが、さらに拡張すると、新人研修の会場後方には、ホワイトボードが山積みになっていて、必要なだけ何枚でも使える…という環境こそベストかもしれません。
思考というのは停止してはいけませんね笑 反省。

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2011年9月12日

理論政策更新研修の準備

そろそろ、中小企業診断士の理論政策更新研修の準備をしたいところですが、今週・来週とも全く時間がとれません。新作を完成するためには「まとまった時間」がほしいところなのですが、難しいところですね。汗

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2011年9月12日

足なんて飾りじゃないですよ。偉い人達にはそれがわからんのです。

ホワイトボード。
昔からビジネスの現場にある、何の変哲もないツールです。

しかし、今や、イノベーションが起ころうとしています。
どこからか? 我が国のビジネスの現場からです。
発起人は多部田憲彦氏。あの、図解改善士の多部田さんです。

商談の際、おもむろにバッグの中から、A4判くらいのホワイトボードを取り出し、マーカーでいろいろ図解して、表現する…

コクヨさんの会議室で、多部田さんとはじめてお会いしたこの時の印象は、

「新鮮ではあるが、なんとまあ、アナログだなあ… (^_^;)」

しかし、モノの数分で、その印象はふっとんでしまいます(詳細は、多部田さんのセミナーに出て実感してください)。

「アナログだが、最先端だ。MacBookを使っている私のほうがよっぽど、遅れている (@_@;)」

次から次への思いつくことと、「1分以内」に図解化し、自らの言葉の補助輪にする…という使い方。

「この人は、『空中言語固定装置』をお持ちなんだな」

目からウロコでした。

PowerPointにWord、ExcelにPDFファイル。
電子化が進んだ現在、これらのファイルを使ってのプレゼンは、誰でもできるようになりました。
一日に何百枚ものPowerPointを作成、使用することもできます。

「人は1日に何枚のPowerPointスライドを作成することができるか?」

こんな耐久レースを自らに課したことがあります(結果は609枚。今のところの私の限界)。

でも、PowerPointで作った資料やプレゼンというのは、恐ろしく、記憶に残りにくいのですよね。インパクトに欠ける…

私の動画配信頁「日本一短い経営学」の実績を申し上げれば、

PowerPointで講義した時⇒低視聴率
ホワイトボードで講義した時⇒高視聴率

は、疑いありません。
可能な限り、PowerPointは避けたいと思います。
理由は簡単。

「目立たない」
「興味がわかなない」
「わざわざ見ない」

の3拍子なのですよね(「友達」からよく言われます。「PowerPointじゃつまんないよ。ホワイトボードで続けなよ」

TBC受験研究会では、私は「ホワイトボード」を駆使して講義を行います。
とてつもない量の板書をすることもよくあります(後で、「カメラで取ってくださいね」というパターンです)。
しかし、ある時、

「毎回、カメラで取っていただくのも合理的じゃないから、レジュメにして配布しようかな」

と、PowerPointに打ち出して、教材として配ったことがあります。
板書はゼロ。必要なことは全部、紙にして配ったのです。
すると、アンケートの評価は

下がりました

「板書がなかった」
「もっと板書してほしい」
「熱意が感じられない」

(^_^;) 丁寧にPowerPoint化し、紙で配布した資料よりも、直接私が額に汗しながらホワイトボードに描いた情報のほうが愛されているわけです。
内容は同じなのに、伝え方でこんなにも反応が違うものか…と。苦笑したことがあります。
もっとも、私もプロの講師。アンケートを見るまでもなく、教室のテンションが低いことはすでにわかっていたのですが…

確かに、PowerPointのほうが、電子データですから、記録には残るし、合理的です

ところが、世の中、やはり、合理的なデジタルデータだけが

「勝ち組」

になるとは限らないわけです。
おもしろいものですね。

もちろん、私もPowerPointはよく使用しますし、否定しようというわけではありません。
PowerPointの苦手な分野をホワイトボードで

「補完」

できたらいいなあ… というのが、私の意見です。

例えば。
先日も描いた「即時性」
私自身、講義をしながら、どんどんPowerPointを作成していくタイプなので(珍しいと言われますが、私の場合、1日PowerPointで講義をすると、平均して30枚くらいの新しいPowerPointを講義中に作成します。話しながら、作っていってしまうのです)。

それでも、イメージ図を「即時に」描くのであれば、ホワイトボードのほうが速いです。
たとえば、

「日本地図一枚」

描くのでも、PowerPointでは数分掛かります(インターネットに行って地図を見つけて、それをコピーして、貼り付ける…等々)。
でも、ホワイトボードへのフリーハンドなら、1分以内に日本地図は描けてしまいます。

あとは、相田みつをさんじゃあありませんが、肉筆独特の印象の強さ。
これも、ゴシック体中心の「見慣れた」活字にはないインパクトがあります。

しかし。
それでも、ホワイトボードが会議室鎮座しているだけでは、依然として、それほどの戦略性があるとも思えません

ここは、発想の転換が必要です。
多部田さんのビジネス・スタイルはその発想の転換を果たされた点で実にすばらしいです。

「コペルニクス的転回」

というやつです。

大げさに言えば。
長い間、人類は、ホワイトボードには「足がない」「足はいらない」と思っていのです。
ここでいう「足」とは、ホワイトボードについている物理的な「脚部」のことではありません。
移動する手段という意味です。
数十キロの重量があり、メートル単位の幅のボードが、事務所や会議室から動くことはできない…という意味です。
一方、所有者である私たち人間(ビジネス・パーソン)も、ホワイトボードを持ちだそうとはしませんでした。

しかし、商談、講義、プレゼン、カウンセリング…いろいろな場で、情報発信者が自らの考えをホワイトボード化して話せば、聞き手、すなわち、情報受信者にとっては、大助かりです。

不動が当たり前だったホワイトボードに「足」をつけること…これがイノベーションのキーです。

「足」とは、正しくは「携帯性」「携帯機能」のことです。これを付加せよ…ということです。
ホワイトボードには、物理的な意味での足(脚部)ではなく、抽象的な意味での「足」(携帯性・携帯機能)が必要なのです。

1979年にSONYWalkmanを世に出すまでは、音楽は家の中で聴くものでした。だれも、「録音」ができない機器(Walkmanのコンセプトは再生専用)を、社会が欲しがるなど考えてもいませんでした。
しかし、実際は、大方の方の予想とは大きく違いました。
あっという間に、新しい文化は全世界に普及。
巨大なオーディオ機器(いゆわるステレオ)で自宅でレコードを聴く文化と、音楽を外に持ち出し、Walkmanで聴く文化は、根本的に別物となりました。
後のiPodの大成功も、その礎は、Walkmanにあることは間違いありません。

「私は市場を追随しない。私は市場を創造する」

は、SONYの盛田会長のお言葉。

まったくもって同感です。
今こそ、ビジネスの世界に、携帯型ホワイトボードによる「革命」を起こしてもよいのではないでしょうか。

携帯型ホワイトボードを普及させるためには、次の4つの条件が必要です。

① すぐれた機能・品質を低価格で市場に送り込む製品開発力・製造力
② 製品の使用法・活用法を考える想像力
③ 製品の使用法・活用法を普及する伝達力
④ 製品の使用法・活用法を経験し、継続的に意見交換できる

①はコクヨ様のようなメーカーの存在。絶対的前提条件です。
②〜④は、メーカーの存在だけでは実現が難しいです。
実際に使用する消費者の声が不可欠になります。

野口悠紀雄教授発案の「超・整理手帳」の場合、①〜④の条件がすべて揃ったのが、ヒットの原因です。

① キングジムが開発・製造を担当した
② 天下の野口教授の頭脳からアイディアがあふれでてきた
③ 書籍「超・整理法」は最初から新書で発売され、低価格だったため、ビジネスマンの間でベストセラーとなった
④ 野口先生のHPに、使用者たちが自由に情報をやりとりできる掲示板が整備されていた

さて。
携帯型ホワイトボードの場合、どうでしょうか。
FacebookにTwitterのある現在。
「超・整理手帳」発売の頃とは、これまた、一味も二味も違った方法で、製品開発と普及活動を展開することが可能だと思います。

というわけで。
先日、図解改善士の多部田憲彦氏と、コクヨ株式会社でヒット商品づくりを続けていらっしゃる開発担当の曽根原士郎氏(研究員・WLP-PJリーダー)とともに、

「日本白板党」

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是非是非、いろいろな方のご意見を伺いたいと思います。
イノベーションが進めば、これに勝る喜びはありません。

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2011年9月11日