2012年8月のアーカイブ

自炊データの活性化度の拡大

昨日のビジネス雑談サロンでは久しぶりに自炊の方法についての議論が飛び出しました。
読むだけが目的の方には無用の作業ですが、書籍のデータを頻繁に検索したり、参照したり…ということを旨としている方々にとっては、自炊後のデータの活性化度を高めておく必要があります。
すぐに仕事に使える段階にしておくことが肝要なのです。

その手順をまとめておきますので、興味のある方は一度ご覧ください。

縦書の書籍をAcrobatで読む際のコツなどについてもアップしています。

http://www.slideshare.net/MakotoTakenaga

 

 

 

2012年8月29日

Rowmote Proが巻き起こす会議革命

皆さん、おはようございます。
今日は午前中は自宅で準備作業。
午後はコンサルティング業務のためクライアント企業のマネジャーに皆さんからヒアリング。
夕方から盛岡に出張です。

さてさて。
「見えざる資産」とはよくいったものです(バーニーの言葉)。
誰しも、以前にダウンロードしながら全然使っていなかったアプリというのはあるものです。
特に、パソコン時代はアプリの価格が高く、そうやすやすと購入することができなかったアプリが、スマフォ時代に突入し、コーヒー一杯分程度の出費でさくさくダウンロードできるようになると、知らず知らずのうちにさまざまなアプリをダウンロードしてしまうもの。
というわけで、皆さん、「見えざる資産」がいつの間にか増えていますよね。

そんな「見えざる資産」の中には、けっこう「使えるアプリ」があるものです。
私の場合、「Rowmote Pro」というアプリがまさにそれでした。

最近、DVDをMacで視聴する機会が増えたのですが、

「テレビと違ってリモコンがないのは不便だ(離れてコントロールできない)」

と思っていました。
Mac用のリモコンというのも売られているのですが、それを買うのも馬鹿馬鹿しい…そう考えていました。

ところが、ふと、

「あれ、そういえば、iPhoneやiPadがMacのリモコンになるアプリがあったな」

と思い出して、検索してみると、とっくの昔に、自分でダウンロードしているじゃあないですか笑

これって、ただ、忘れていただけなんですよね笑。
典型的な「見えざる資産」となっていました。

特にPro版はすごい!
キーボード操作もマウス操作もできる!!
つまり、「DVDの視聴」どころか、「プレゼンの際に使える」わけです。
iPhoneかiPadをリモコンとして使うことにより、プレゼンターがMacのそばから離れても作業ができるのです。
これはすごい!(@_@)

http://itunes.apple.com/jp/app/rowmote-pro-mac-yongnorimokon/id315316036?mt=8

しかも、これって、恐るべきことに!!!! 1台のMacに対し、複数のiPhone、iPadをリモコンとして「同時に」使うことができます
テレビなどを操作する際に、純正のリモコン以外に別売りのリモコンを買ってくると、両方のリモコンでテレビの操作ができるようになります。
あれと同じことが可能なのです。
いったい何台までつなげることができるんだろか???(@_@)

数台以上の接続ができるならば、会議やミーティングの際に、1つのMacをプロジェクターに接続しておくと、iPhoneやiPadを持ったメンバーは各自が持参したiPhoneやiPadをリモコンとして使うことができることになるのです。
全員が画面操作権を持つことになり、とてもとても便利です。
(1台のMacを共通のホワイトボードとして使えることになります。)
大げさではなく、うまくいけば、会議革命になります。

これはさっそく次回の「雑サロ」で試すべし!!

というわけで「見えざる資産」の再発見。
ちょっと得した気分です。

2012年8月24日

BSドラマ『三国志 Three Kingdoms』に学ぶ法哲学の重要性

BSドラマ『三国志 Three Kingdoms』の中で、蜀漢の丞相諸葛亮(孔明)が、同僚の尚書・李厳と意見対立するくだりがあります。
諸葛亮は、将来のために魏を撃つべきだと主張し、北伐を繰り返します。
一方の李厳は、北伐のために重税や兵役に苦しむ民衆を想い、諸葛亮にはけっして迎合しません。
史実とはいささか違う設定ですが、非常に示唆に富んだ設定です。
二人の大臣の苦悩がよくわかります。お互いに嫌ったり憎んだり恨んだりしているわけではなく、主張が相容れないという設定なのです。

蜀漢の苦悩は、子孫のために今我慢を強いるべきか(孔明の主張)、子孫の幸福よりも現代世代の幸福を重視するか(李厳の主張)…という究極の選択の難しさにありました。

現代の日本あるいは地球も似たような苦悩を抱えています。
膨大な借金を返すために消費税増税すべきだという考え、将来世代のために環境に配慮した限定的な事業活動をすべきだという考え方は、孔明の主張に近いでです。これに対し、いたずらな増税は控え、現代世代の生活を尊重すべきだという考え、はっきりしない環境問題への対処よりも経済の発展を第一義に考えるべきだという考えは、李厳の主張に近いでしょう。

一方が正解、一方が誤答…と結論づけるのが実に難しい問題です。

これは、いわゆる法哲学における基本命題です。

「ここに1個のスイッチがある。このスイッチを押せば、向こう1年間の社会問題はすべて解決する。しかし、1年後には壊滅的な社会問題が発生する。あなたはこのスイッチを押すだろうか、押さないだろうか?

おそらくは「押さない」という方が大半でしょう。

では、次の各々の場合はどうでしょうか。

「ここに1個のスイッチがある。このスイッチを押せば、向こう10年間の社会問題はすべて解決する。しかし、10年後には壊滅的な社会問題が発生する。あなたはこのスイッチを押すだろうか、押さないだろうか?

「ここに1個のスイッチがある。このスイッチを押せば、向こう100年間の社会問題はすべて解決する。しかし、100年後には壊滅的な社会問題が発生する。あなたはこのスイッチを押すだろうか、押さないだろうか?

「ここに1個のスイッチがある。このスイッチを押せば、向こう1,000年間の社会問題はすべて解決する。しかし、1,000年後には壊滅的な社会問題が発生する。あなたはこのスイッチを押すだろうか、押さないだろうか?

いかがでしょうか??
時間の尺度が長くなるに連れて、判断は難しくなり、意見も別れるのではないでしょうか。

たとえば、産業革命時の社会や国家の判断は、100年後、1,000年後に不幸が訪れる可能性はあっても、押しちゃったと見ることができます。
ようやく、我々は過去におけるその意思決定に後悔し始めた時期に差し掛かっているのでしょうね。

温暖化問題、消費税問題、原発問題も、本質的には同じですよね。一時的な幸福の後の不可避的な不幸を認めるか、認めないか…という判断の問題なのです。

「ものいわぬ子孫との共存」がなぜ難しいのかというと、結果が出た頃には、先祖たちはすでに墓の中。誰も責任をとる者は残っていないからです。原告と被告が法廷で顔を合わせることはけっしてないからです。

私は孔明的な物の見方だけを支持し、李厳のような物の見方を否定しているわけではありません。
ただ、物言わぬ子孫がこの法廷にいたら、何を主張し、何を要求するのか、客観的にシミュレーションするような議論が必要だと思います。
これは、一種の

「思考実験」

です。 理論物理学者が好きな議論の方法です。

以前にビジネス雑談サロンにおいて、ひょんなことから「法教育の必要性」について議論したことがあったのですが、今度は「法哲学教育の必要性」についても論じてみたいものです。
市民も事業家も政治家も、一連の社会問題を題材とし、法哲学の側面から議論し、客観的な思考実験に徹するとすれば、どのような結論を出すのでしょうか。

一滴の酒がなくとも、一晩うあ二晩は軽く語れることでしょう。

2012年8月20日

iMovieがあれば、あなたも私も映画監督!

先日開催された「ビジネス雑談サロン」では、今話題のアプリ「imovie」の活用法について、みんなで研究しました。
非常に沢山の方々か関心を持たれているアプリだということを再認識いたしました。

使い方についてはこのHPが大変良くできていると思います。

http://dekiru.impress.co.jp/contents/064/06407.htm

私の方でも、雑サロ参加者用に、操作法マニュアルとして次のようなファイルを作成いたしましたので、ここで公開します。

興味のある方は参考にしてみてください。

あ、こちらが、PDF版です。
どなたでもダウンロードできるようになっています。

http://firestorage.jp/download/c53b64d853e79d0453842b98bf04d0640d4ed302

 

 

さてさて。
今回は、夏休みを利用して、当該サロンの振り返り講義を、上高地にて収録してみました。
その映像はこちらです!!

2012年8月16日

環境省での講演予定

昨日は新規で担当させていただく企業研修のプレ講義動画を4本まとめて収録しました。
まだ先の話ですが、年末年始の講演内容…環境省のHPにも私の講義動画、PowerPoint資料がアップされる予定だそうです(下記サイトだそうです)。国の情報公開はすごいですね。
http://www.env.go.jp/policy/local_keikaku/kuiki/index.html

2012年8月8日

チャレンジ!「100Mcal消費大作戦」

皆さん、おはようございます。
体重増加に伴い、ちょっと走ることにしました。
今日は夜クライアントの方々と食事会なので、朝走って来ました。

3日前にテストで走り、昨日も走り(昨日よりFacebookでも公開)、今日で3日目。



iPhoneのナイキのアプリ「Running」によれば、合計で、累計走行距離15.85㎞、消費カロリーは1,198kcalだそうです(アプリ上は4回になっています)。あ、まだ、途中歩いたりしていますので、ペースはひどいものです笑

ところで。
ダイエットを行う上での基本公式は「体重(脂肪)1g=7kcal」です。
ジョギングや階段の上りの場合、1分間におよそ7kcalの脂肪消費であるから、1分間毎に1gずつ脂肪消費しているという勘定になります。
もっとも、人間の体はすぐには脂肪を燃焼しないようなメカニズムになっているそうですから、ある程度の時間、継続して有酸素運動をしないと、脂肪燃焼そのものが始まらないわけであり、計算通りにはいかないようです。
一方で、一日に8〜10時間以上運動を続けても、脂肪燃焼率は下がるようですね(あまり、脂肪を消費してはならない…という司令を脳が出すそうです)。
この他にも、有酸素運動は、①毎日やると効果が高いが、時々にすると効果が落ちる、②朝食前または夕食後が効果が高い…といった説もあります。
なかなか計算通りにはいかないのでしょうね。
そうなると、レートを上げて、「体重1g=10kcal」くらいで勘定しておいたほうが失望「走ったのに痩せないなあ…」という気持ちにならないかもしれません。

さてさて。
計算通りには行かないことは承知のうえで、計算してみました笑
7kcalとはどれくらいの熱量かというと、1リットルの水を7℃上昇させる熱量です。
計算すると、常温(15℃)の水82cc(コップ半分くらい)を85℃上昇させる…つまり、沸騰させるくらいの熱量ということになります。
それだけの熱量を消費してはじめて1gなのです_| ̄|○

体重1kgのダイエットのためには、その1,000倍の熱量…7,000kcalの熱量の消費が必要となります。
82ccの1,000倍というと…82リットル!!
私のカリマーの登山用ザックが70リットルですから(下写真)、それより一回り大きなザックの中を水で一杯に満たしたとして、それを沸騰させるだけの熱量ということになります。
これでようやく1kgのダイエットなのです_| ̄|○

体重10kgのダイエットとなるとさらにその10倍…7万kcalの熱量の消費が必要になります。
82リットルの10倍…820リットルの水を常温の15℃からスタートさせて沸騰させるだけの熱量を消費しければなりません。
お風呂1回分の使用水量を205リットルだと考えると、ちょうどお風呂4回分ということになります。
4回で10kgの減量ですから、逆算すると、お風呂を1回わかすのに、脂肪2.5kgの燃焼が必要だということですね。
(あ、でも、よく考えたら、風呂は沸騰させませんね笑)

 

今回のダイエットの当面の目標…体重10kgの減量
消費カロリーに換算すると、7万kcal=70McalMcalは私が勝手に作った単位ですm(__)m)。
ただし、これまた前述した通り、実際には脂肪燃焼はすぐには始まらないので、もうちょっとレートを切り上げて、10万kcal=100Mcalを目標にしようと思います。
名付けて、「100Mcal消費大作戦」!!

前述した通り、iPhoneによれば、この4日間での合計3回のジョギングで消費した熱量は、1,198kcal。つまり、およそ、2,000kcal=2Mcal
「体重1g=10kcal」のレートを用いて計算すると、体重(脂肪)に換算すると、200gの減量達成…ということになります。
そう考えると、目標の50分の1が達成されたことになります(10kgの50分の1、100Mcalの50分の1)。

4日間で50分の1ですから、目標達成まではおよそ200日…実際にはもっとペースダウンするでしょうから、300日…概ね1年間での達成を狙って行きたいと思います

ううむ…前途遼遠。

目標にはまだまだ遠いなあ笑

2012年8月6日

電子ホワイトボードに思いを馳せる

昨日はコクヨさんの研究員の方をお招きし、ビジネス雑談サロンを開催しました。
久しぶりに全員男性での開催。士業比率は低め(私を含め、中小企業診断士は2名、弁理士が1名)。
初参加の方が2名、私を入れて合計8名の参加。

テーマは電子ホワイトボードに思いを馳せる
アナログのホワイトボードを電子化したら、どんなおもしろいことができるか、可能になるか…ついて論じました。

生まれも育ちも違うメンバーが集まるわけですから、またまた、いろいろなアイディアが出てきました。

① 時間的・空間的制約をとっぱらう機能の付加
② PDFリーダー・ライターとしての機能の付加
③ 手書きで書いた文字への即座のOCR化とネット情報との瞬時の連結(手書きで書いた瞬間に関連情報がさっと取り出せる状態の供与)
④ 子供への教育を考えた場合には、動画との連携が不可欠

これらのアイディアもすばらしかったのですが、昨夜、私にとって一番おもしろかったのは、

「ホワイトボードは議論の結果に対するコミットメントに貢献しうる」

という仮説でした。

ここでいうコミットメントとは、おそらくは(昨日の雑サロ中に正式な定義づけはしなかったのですが)、約束に対する忠誠心みたいな意味だと思います。つまり、議事録を守ろう、承認しようという気持ちのことです。

ホワイトボードのないところで、つまり、お互いの意見のやりとりが、

「空中戦」

(この言葉も昨日はじめて聞きました笑。「言葉だけが虚しく、形式的に飛び交い、お互いによく理解しないまま、進行する会議」の意味のようです。「馬耳東風」型の会議ですね。)に終わってしまうと、結論が出てから、

「え、違うじゃないか」
「そういうことじゃないよ」

という方が必ず出てきます。
結論に対するコミットメントが低い状態が発生しやすいのです。

それに対し、ホワイトボードに、キーワードなり、チャートなりを書きながら、あるいは、描きながら、議論を進めていけば、

「思考のプロセスの共有化」

もっと申し上げれば、

「相手の脳の『見える化』」

が図れますから、あとから、

「テーブルをひっくり返す」

人が出てきにくくなるわけです。
つまり、結論に対するコミットメントが高くなります。

これって、テスト・クロージングの要領や効果と同じです。
ちょっと、こちらの動画をご覧ください。

会議、講義、ワークショップ、商談…いずれの場合にも、プロセスにおいて相手の同意(コンセンサス)を取り続ける技術というのはとても重要です。
これが、最終的に、結論に対するコミットメントにつながるからです。

昨日の参加者ではありませんが、私の雑サロ仲間の一人は、

「お客さんと商談する際に、ホワイトボードで1つずつ確認をとりながら進めていくと、後からひっくり返されることがなくなって、とても助かっている」

と、その効果を話してくれたことがあります。
これがさきほど、動画で見ていただいたテスト・クロージングの効果です。

さらに突き詰めれば、ホワイトボードは、司会者・講師・ファシリテーターの手元にさえあればよいというものではなく、本来、会議参加者、研修会参加者、ワークショップ参加者善人の手元にあるべき、

「プレゼンテーション・ツール」

なのです(陳腐な言葉ながらm(_ _)m)。

さらに、事情が許すなら、参加者全員の

「手元」

すなわち、

「ホワイトボード」

が、いつでも、参加者全員にプロジェクターでつながっている環境こそが理想です(スイッチャーで切り替えても良いのですが、できれば、「一覧性」を兼ね備えるシステムがほしいところです)。

そうすると、たとえば、円卓で8人で会議をする場合には、その円卓の外側に、そして、参加者一人ひとりの後ろに、8台のプロジェクターがあり、常に、彼らの

「手元」

すなわち、

「ホワイトボード」

が描き出されている状態こそが、理想になります。
つまり、往年のクイズ番組「クイズダービー」状態!

それが無理なら、会場で全員が見渡せるプロジェクターが分割画面になっていて、

① 全員の顔
② 全員の手元(ホワイトボード)

が写っている状態でもかまいません。


8人で会議をする場合であれば、(①+②)×8人=16分割です(おお、またまた、往年のクイズ番組「ヒントでピント!」を思い出しますね)。

 

ひとつ一つの画面はやや小さくなりますが、誰がどんな表情で、どんなメモをとっているのかが、即座に比較試聴出来る状態というのは、「刺激的」です。眠気など吹っ飛んでしまいます。
この手法が可能であれば、会議はもはや、一箇所で行う必要はなくなります。ほんとうの意味での電子会議が機能するようになります。
※ 現在のテレビ会議システムの大半は、参加者の顔、発言者の顔さえ写っていればよい…というシステムが多く、これでは「相手の脳の『見える化』」には程遠いのです。メモなり、ノートなり、ホワイトボードなりの「手元」をあわせて写すことで、初めて、テレビ会議システムは「刺激的なもの」になるはずです。
もちろん、くしゃみする瞬間まで写っている必要はないわけで、参加者の手元にオンオフのスイッチはついていたほうがいいでしょうが、それらは2次的・3次的な問題です。

「顔と手元のセット映像」

の重要性を、私たちは再認識すべきでしょう。

 

「他の7人が今何を書いているのか、描いているのか」
「他の7人は今どんなことを思いついているのか、考えついているのか」

が、常に見える状態というのは、

「ブレインストーミング」

の延長でもあり、参加者各人の脳への刺激の量は、

「空中戦」

の比ではありません。

いわば、

「リアルタイムにおける相手の脳の『見える化』」

です。

参加者のおひとりが、

「自分の考えを表出するための手段であるのは当たり前だが、それで終わらせてはもったいない」
「会議の際には、相手の脳をどこまでのぞくことができるかが重要」

とおっしゃっていましたが、まったくもって同感。

これこそが、

「電子ホワイトボードに求められる付加価値」
「アナログホワイトボードとの差別化の意義」

ではないか…と、私も思いました。

これは2次会(懇親会)で出た話ですが、ある企業では、全員が電子ペンを持ってメモをとっているそうです。電子ペンというのは、紙やパッドにメモをとると、その筆圧情報がパソコンに送られる…という商品です。
そして、社員全員が行うメモを会社のサーバーで一律管理し、お互いにいつでも検索できる…という状態を作り上げています。
一般に従業員が就業時間中に作成したメモは法人著作物になる可能性が高いので、会社が管理すること自体、さほど大きな問題にはならないかもしれません。

営業日報ひとつとっても、全社員の手書きの営業日報がいつでも検索できるようになると、とたんにデータベースとして価値が出てきます(手書きメモにOCRがかかられること自体は、Evernoteをはじめ、すでに珍しい技術ではありませんので)。

また、ある講演を聞いた後で、社員たちはどこに感じ入ったか、どこをたくさんメモしているか…といった情報も後から取ることができるようになります。
ナレッジ・マネジメント(知識の共有化)の具現化の1つの方向性かもしれません。

デジタルカメラの急速な普及、Evernoteなどの無料OCR技術の発達、クラウド・コンピューティングによる情報共有化の一般化により、

「隠れた競合(技術)」

がひしめく中で、電子ホワイトボードのアイデンティティを確立していくためには、どうやら、

「思考プロセスの見える化」
「相手の脳の『見える化』」
「顔と手元のセット映像」
「全員を納得させるシステムとしての存在」

などが、

「鍵」

となるのではないか…と感じました。

参加して下さった研究員の方がおっしゃるには、

「今日出たアイディアの大半は技術的には可能ではあるが、お客さんが買ってくれるかどうかがポイント」

ということで、このあたりが、強豪ひしめく文具・事務用品業界における難しさになっているのだろう…という話になりました。

今回、比喩として用いさせていただいた「クイズダービー」「ヒントでピント」といった往年のクイズ番組に、電子ホワイトボードのヒントがあるかもしれません笑

 

追伸

参加者のお一人が山梨から持ってきてくださった「桃」
みんなで分けさせていただきました〜 ありがとうございました!!

2012年8月1日