2012年9月のアーカイブ

著作権法改正によるダウンロード刑罰化の波紋

1. 改正著作権法の概要

違法配信と知りながらインターネットのサイトから有償の音楽や動画をダウンロードした場合に、2年以下の懲役または200万円以下の罰金を科す改正著作権法が今年6月の参院本会議で可決、成立しました(改正著作権法119条3項)。
改正法の施行はいよいよ明日…10月1日が予定されています。

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著作権法119条(罰則)
3 第30条第1項に定める私的使用の目的をもつて、有償著作物等録音され、又は録画された著作物又は実演等(著作権又は著作隣接権の目的となつているものに限る。)であつて、有償公衆提供され、又は提示されているもの(その提供又は提示が著作権又は著作隣接権を侵害しないものに限る。)をいう。)の著作権又は著作隣接権を侵害する自動公衆送信(国外で行われる自動公衆送信であつて、国内で行われたとしたならば著作権又は著作隣接権の侵害となるべきものを含む。)を受信して行うデジタル方式の録音又は録画を、自らその事実を知りながら行つて著作権又は著作隣接権を侵害した者は、2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
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今回の法改正による処罰の対象は、①有償の著作物等の、②著作権・著作隣接権を侵害する自動公衆送信を、③受信して行うデジタル方式の録音・録画を、④そうと知りながら行って著作権等を侵害した者です。
違法ダウンロード行為に対する罰則(違法ダウンロード刑罰化)が加えられたほか、DVDなどに用いられる「CSS」などの暗号型技術を回避して行う複製が違法(刑事罰はなし)となること(DVDリッピング違法化)などが盛り込まれました。

そもそも、ディスクの著作権保護技術には2種類(無断コピーを防ぐ「コピーコントロール」と、視聴を制限する「アクセスコントロール」)が存在しました。
これまでは、アクセスコントロール技術を解除してのコピーはDVDで合法でしたが、今回の法改正で違法となりました。音楽CDはDVDやBD(ブルーレイ)のような保護技術がなく、これまで通りコピーは可能です。
また、BDはいずれの保護技術も解除することができず、もともとコピーができません。

違法にアップロードされた音楽・映像を違法と知りながらダウンロードする行為については、2009年の前回改正において、私的使用目的の複製の範囲外とされ、違法とされていましたが、罰則までは設けられていませんでした。

今回の改正では、このうち有償の音楽や動画を違法ダウンロードする行為に対し、懲役または罰金、あるいはその双方と規定しています。
非常に強い罰則規定が盛り込まれた法律であり、驚かれた方も多かったのではないでしょうか。

音楽業界は海賊版の抑止効果を期待していますが、ネット利用者からは「あまりにも厳罰化が進むのではないか」といった批判の声が上がっています。
法律に違反すれば誰もが刑事罰を受けるというものではなく、著作権者など被害者の告訴がないと起訴できない親告罪になっているのが救いです。

企業内のパソコンのハードディスクに、購入したDVDのデータをコピーしている企業は珍しくありません。
しかし、改正法が施行されれば、警告なく、いきなりの逮捕…ということも十分に考えれます。
法人であれ、個人であれ、今回の法改正がどのような性格のものであり、「何がセーフで」「何がアウト」なのか…これについては正しい知識を持つことが最大の自衛手段となるでしょう。

 

2. 法改正の背景

現行の著作権法においても、いわゆるアップロード行為は禁止されています。
すなわち、著作権者の許諾なしに音楽や動画をサイトにアップロードする行為には、10年以下の懲役または1千万円以下の罰金が科されています。

ダウンロードする行為も違法でしたが、これまでは罰則規定がありませんでした。
ですから、音楽業界が、CDやDVDがネットを通じて違法配信される被害が減らないとして、法改正を求めていました。
つまり、「ザル法だ」という指摘があったということです。

一方、違法配信かどうか利用者には分かりづらい場合も多く、警察の意図的な運用を招きかねないとして、ネット利用者を中心に罰則化反対の声があがっています。

そもそも、音楽や映画の作品を作った作者には、著作権が与えられています。
著作権とは、著作権法によって、無断で作品を利用(コピーやインターネットで送信すること等)させない権利です。
著作権は、著作者の権利保護を第一の目的とした法律ですが、実際には、非常に例外規定が多い法律です(著作権法30条〜50条)。

たとえば、私達が自分自身で楽しむことを目的に、音楽や映画をパソコンなどでコピーする行為は、作者に了解を得なくても、基本的に自由に行ってよいのです。
これを私的使用といいます(同法30条1項)。
法人・個人を問わず、認められている制度です。

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30条  著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。
一  公衆の使用に供することを目的として設置されている自動複製機器(複製の機能を有し、これに関する装置の全部又は主要な部分が自動化されている機器をいう。)を用いて複製する場合
二  技術的保護手段の回避(技術的保護手段に用いられている信号の除去又は改変(記録又は送信の方式の変換に伴う技術的な制約による除去又は改変を除く。)を行うことにより、当該技術的保護手段によつて防止される行為を可能とし、又は当該技術的保護手段によつて抑止される行為の結果に障害を生じないようにすることをいう。第百二十条の二第一号及び第二号において同じ。)により可能となり、又はその結果に障害が生じないようになつた複製を、その事実を知りながら行う場合
三  著作権を侵害する自動公衆送信(国外で行われる自動公衆送信であつて、国内で行われたとしたならば著作権の侵害となるべきものを含む。)を受信して行うデジタル方式の録音又は録画を、その事実を知りながら行う場合
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しかし、インターネット上にある音楽や映画の中には、作者に無断でアップロード(掲載)されたもの(海賊版)がうようよしています。
たとえ個人的に楽しむことが目的であったとしても、海賊版の音楽や映画を、海賊版であると知りながらパソコンなどにダウンロード(取込み)すれば、「違法ダウンロード」となります。

なお、違法ダウンロードの対象となる行為は、音楽の場合のように録音することや、映画の場合のように録画することを指しますので、これ以外の行為については、今回の規制の対象外となります。

また、無料で放送されているテレビの番組の海賊版をダウンロードする行為も、原則として刑罰の対象にはなりません。
ただし、例外として、テレビ番組であっても、DVDとして正規に売られているようなもの(ドラマなど)については、その番組の海賊版を、海賊版だと知りながらダウンロードすると刑罰の対象となります。

無料で放送されるテレビ番組であっても、作者に無断でインターネット上にアップロードされているものをダウンロードすることは、今回の法改正で課せられる刑罰の対象ではないものの、違法行為です。
つまり、「有償」「知りながら」という2点がポイントになるわけです。

海賊版ではない音楽や映画かどうかを知る方法として、音楽や映画がのっているホームページに「エルマーク」というマークがついているかどうかを確認する方法があります。

エルマーク


「エルマーク」
は、レコード会社・映像製作会社との契約によってコンテンツを配信しているパソコン向けサイトや携帯電話向けサイトなど、音楽・映像配信事業者数の92%以上に表示されています(政府広報による)。
ホームページに「エルマーク」がついていれば、安心してダウンロードできます。

 

3. 具体的な規制の内容

単に見たり聞いたりすることは、違法ではなく、刑罰の対象にもなりません。
今回の法律の焦点となっているのは「違法ダウンロード」ですから、音楽や映画の海賊版について、ホームページ上にあるものを、インターネットを通じてダウンロードしなければ、刑罰の対象にはなりません。

たとえば、メールで送られてきた海賊版を自分のパソコンにコピーする場合は、ホームページ上にあるものをインターネットを通じてダウンロードする場合に当たりません。

ただし、音楽や映画をメールにコピーして送る場合、メールを送る人が、個人的な範囲を超えてメールを送ると、そのメールを送る際に行われる音楽や映画のコピーは、原則として違法となります。

罰則の対象は、あくまでも、ファイル共有ソフトやオンラインストレージで無断提供される、「動画と音楽」のダウンロードです。「動画と音楽」ですから、「写真や漫画・イラスト等」を自分が見るためにパソコンにコピーすることは、録音や録画に当たりません。

YouTubeやニコニコ動画などのストリーミングサービスを閲覧するとパソコン内にキャッシュが生成されます。これを視聴する行為が違法かどうかについては、最終的には裁判所の判断になりますが、違法と成る可能性は低いと考えられています。

いわゆる「ストリーミング」視聴の場合には、ユーザー側で恒久的な保存は通常されず、キャッシュ保存程度です。ブラウザー視聴に技術的に伴うデータ保存などでは「録音・録画」に該当するとは考えにくいです。

ちなみに、著作権法には、こうした場合を想定したコンピュータ(条文の中では「電子計算機」)内部におけるデータ保存を認める例外規定があります(47条の8)。

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(電子計算機における著作物の利用に伴う複製)
47条の8  電子計算機において、著作物を当該著作物の複製物を用いて利用する場合又は無線通信若しくは有線電気通信の送信がされる著作物を当該送信を受信して利用する場合(これらの利用又は当該複製物の使用が著作権を侵害しない場合に限る。)には、当該著作物は、これらの利用のための当該電子計算機による情報処理の過程において、当該情報処理を円滑かつ効率的に行うために必要と認められる限度で、当該電子計算機の記録媒体に記録することができる。
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今回の刑罰規定には明確に記されているわけではありませんが、著作権法の他の条文で適法と認められる利を処罰対象にする可能性は低いでしょう。

なお、裁判所の判断ではありませんが、文化庁は以前から、YouTubeなどの視聴は違法でないという立場を採っています。
罪刑法定主義(いかなる行為が犯罪となるか,それにいかなる刑罰が科せられるかは既定の法律によってのみ定められるとする考え方)によれば、不意打ち的に、YouTubeの視聴を取り締まるというのは行き過ぎですよね。

ただし、専用ツール(アプリなど)を使ってYouTubeやニコニコ動画から動画を「ダウンロード」すれば、当然、処罰される可能性がありますので、この点は要注意です。

今回の法改正は、個人・法人ともに、慎重に対応することが望まれます。

昔から「君子危うきに近寄らず」と言いますが、YouTubeのストリーミング視聴や写真のダウンロードは対象外ですし、また、無償提供されている動画や音楽も対象外です。何でもかんでも規制されるわけではありませんので、「アウトとセーフの範囲」の原則は知っておいたほうが良いでしょう。

また、経営者や管理者の皆様は、こういった情報についての社内勉強会(20分くらいで澄んでしまいますので)を開催したり、マニュアルを作成・配布するなど、社内法教育の徹底にこころがけてください。その際、下記の記事やHPを参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

【参考記事】
■IT羅針盤-違法ダウンロードに刑事罰 DVDリッピングも違法へ-著作権法改正で違法ダウンロードは2年以下の懲役、200万円以下の罰金 2012/07/24 日経PC217ページ
■  違法ダウンロード、刑事罰新設でどう変わる?(Q&A)-著作権法改正で10月から規制強化 2012/06/23 07:00 日本経済新聞電子版セクション
■ 違法配信で著作権法改正、ダウンロードも刑事罰 2012/06/21 秋田魁新報 朝刊 25ページ
■  【私も言いたい】テーマ「違法ダウンロード罰則化」 2012/05/25 産経新聞 大阪朝刊 13ページ

【参考HP】
■ 政府広報オンライン http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200908/2.html
■ 文化庁HP http://www.bunka.go.jp/chosakuken/download_qa/pdf/dl_qa_ver2.pdf

2012年9月30日

iOS6を半日使ってみたぜい!

皆さん、こんにちは。
予定通り、本日未明に、iOS6が無事に解禁となりましたね。

私も朝起きてすぐにダウンロードを開始、無事、アップデートが完了しました。
30分くらいで、iPhone、iPadともに完了! とてもスムーズでした(^o^)
iOS5のときには、Siriがすぐに使えるようにならずに、イライラしましたし、随分とトラブルもあり、

「アップグレードの前には、バックアップが大前提」

と、いろいろなサイトに書かれたものです。
それに比べると、今回は今のところ目立ったトラブルがありません。
前回のiOS5解禁時のトラブルをApple側が教訓として活かしてくれたのだと思います。

さて、先日私は、Facebookのウォールに下記のような投稿をしました。

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私が注目する新機能は4つ。 ① FacebookとのOSレベルで連動(これでもうへんてこな公式アプリを使う頻度が下がればうれしいです) ② 共有フォトストリーム(おそらくは既存のあらゆるシステムよりも共有が楽なしくみになりそうです。ただし、Apple使っている人との間だけですけどね) ③ 地図(Appleが作る地図ですから、見やすいのでしょうね。重くないことを願いたいです) ④ 電話(出られない時の対応の幅が広がりますね。これは助かると思う) 一方で、野球の試合の結果とか映画のチケット等に関する機能には興味なし。Business上で使いやすくなってくれればそれでOKです。
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「200以上の改善点がある」…といわれても、個人的に興味のある改善点や新機能というのは、案外少ないものです。もちろん、セキュリティ上の脆弱さが強化された点は高く評価します。

で、実際に半日使ってみてのレビューですが、

①については問題なしです。
iMovieで動画を編集し、FacebookやYouTubeに載せたことのある方ならお分かりいただけると思いますが、写真のFacebookへの投稿はすこぶる簡単になりました。


ただ、「OSレベルでの連動」というからには、「メモ」からも文章原稿が投稿できればベストだったと思いますが、それは見送りのようですね。

カレンダー機能の統合もうれしいですね。弊社はGoogleApps導入企業なので、会社のカレンダーもGoogleカレンダーを使っています。もちろん、私個人も家族もGoogle カレンダーを使っています。GoogleカレンダーはMacやiPhone・iPadのカレンダーと同期できますので、今までもこれらのカレンダー情報は一括管理できていました。ただひとつ。Facebookのイベント・ページのデータだけは別管理でした。頻繁にFacebook上でイベントを開く私にとってこれは非常に大きなストレスでした。しかし、これも今朝までの話! 今日からはFacebookイベントを含め、すべて、一括管理できます。会社の会議室情報も、講座の日程も、法人研修も、コンサルティングも、娘の塾も、飲み会も、雑談サロンも…全部、一括して1つのカレンダーで管理ができるようになりました。これは大きい!

②も問題なさそうです。

あいまいな表現なのは、まだ、実際に共有化した方がいないのでm(_ _)m どなたか後で実験につきあってください笑 限られたメンバーで、特定の写真を共有できるようになりました。高校時代の友人だけ、家族だけ、雑サロメンバーだけ…とグループを作り、メンバーをそこに招待すればOK。まあ、Googleなどがはるか前に行なっていたサービスですし、Dropboxでも同様なことができるのですが、設定が極めて簡単…つまり、お手軽という点で評価したいと思います。

③の地図。これは最悪 新宿駅付近を表示すると、なんと、JRが省略された形で表示される!!!

拡大レベルをあげれば、JRは表示されるのですが、縮小表示すると、省略されてしまう… 何と奇怪な地図でしょう。川や幹線道路、鉄道というのは、縮尺に関係なく表示されているのが普通です。ところが、この新しい地図では、鉄道が消えてしまう… アメリカでは鉄道は二の次、道路中心の文化だからなのでしょうかね笑 鉄道中心で物事を考える日本人(特に大都市近郊の人間)には、この地図は全く役に立ちません。私はすぐに、Google Mapsのページを開き、iPhoneのホームボタンに追加! 今までどおり、Googleの地図を使えるように設定しました。

④はまだ試していません。これまたどなたか電話をしてくださらないと… あ、オフィスか自宅であれば、自分のiPhoneに電話をかけられるのですが、今日は朝から外出中… 現在も喫茶店でノマド中なので、試せません。うまくいくといいのですが…

2012年9月20日

Google対日経テレコン 

昨日の雑サロで話題になったGoogleの無料サービスを列挙します。
単独で使用してもいいのですが、ビジネス情報の総合百貨店である日経テレコン(有料サービス)と組み合わせると、非常に短時間に効率良く、情報収集できます。
http://t21.nikkei.co.jp/?gclid=CO703-GfsbICFcdbpQodcBIAeQ

① Googleアラート
自分の興味あるキーワードを登録しておくと、Googleが一定の期間ごとに情報を送りつけてくれるサービス。更に深い情報は有料である日経テレコンを用いる…という使い方をしょっちゅうしています。
http://www.google.com/alerts?hl=ja

② Googleトレンド
あるキーワードで特に話題になった時期と理由がグラフで示されます。ピークとなった時期と理由について、もっと詳しく知りたければ、日経テレコンに飛びます。もし、日経テレコンさんに同じようなサービスがあればうれしいですね。「イケア」という記事がいつ頃多く頻出し、どんなサブキーワードで皆がその記事を検索しているのか…知りたいです。
http://www.google.co.jp/trends/

③ Googleインサイツ・フォー・サーチ
複数の概念の比較ができます。一番話題性のあるキーワードを確認してから(昨日で言えば石破さん)、そのキーワードに絞り込んで、直近の動きを有料の日経テレコンで調べるわけです。
http://www.google.com/insights/search/?hl=ja

④ Googleブックス
内容を公開している本に限定されますが、特定のキーワードをどの本で調べればよいか、確認できるサービスです。プレビュー機能があればそのページを閲覧できますし、ハードコピー(画面写真)をとって、Evernoteにあげれば、その後、検索もできるようになります。書籍の情報は古い場合もあるので、直近の情報を日経テレコンで保管すればよいのです。
http://books.google.co.jp/

日経テレコンは、一部の証券会社の口座を開設すると、限定的な機能ながら、無料で使うこともできますし、図書館や大学でも、限定的な機能ながら、無料で使用することができます。
30日10,500円というお得なプリペイド形式での使用も可能です。

私が使い始めた20年前から考えるととてつもない高機能になっています。使わないのははっきりいって損です笑

2012年9月13日

戦略的会議の開催方法

皆さん、こんにちは。
最近、私が講義や講演の中でよくお話する内容に、「会議のマネジメント」があります。
どうも、日本の会社は会議のマネジメントがうまくないようです。
逆に、戦略的会議を開催している企業を訪問すると、

「おお、これはすごい! 戦略的だ!!」

と感心させられます。

そこで、簡単ですが、「戦略的会議の開催方法」についてのテキストを作成いたしましたので、興味のある方は参考にしてみてください。
目からうろこ! という情報もあるかもしれません(^o^)

 

2012年9月9日