コンサルティングの記事一覧

「竹永亮の140字『超』の経営学」へようこそ!

皆さん、こんにちは。はじめまして。
「140字『超』の経営学」へようこそ!

私、㈱経営教育総合研究所竹永亮(弊社取締役主任研究員)と申します。
このたびは、当ブログにお越しいただきまして、本当にありがとうございます。
どんなブログが一言で説明するのは難しいのですが、日々、仕事をしながら思ったことをじゃんじゃん書いていく…とにかく、そんな、なんでもありのブログです。
連動するTwitter『140字の経営学』に合わせ、ブログ名を『竹永亮のコンサルティングは山あり谷あり』 から変更いたしました。140字


はじめに私自身のご紹介をさせていただきます。

信条と興味・関心

信条は「究極のサービス業」の実現。
青臭いのですが、この追求に人生(ちょっと早いけど、いうなれば「残りの人生」)をかけていこうと真面目に考えています。

一番興味・関心があるのは、ビジネスにおける「法則・原理・原則」の発見。
自然科学や数学の世界同様、それは、できるだけ、Simpleなもので、かつ、汎用性の高いものに価値を感じます。
発見した「法則・原理・原則」は、ビジネス・フレームワークに落し込み、実際の企業で使っていただけるように「料理」するのも大好きです。

いろいろな企業の社内大学・社内大学院(社内MBA)の設立支援コンサルティングも手がけています。

 

 

トピックス

ここでは、最近のトピックスをご紹介します。

ミニ講義の無料動画配信をスタート!

http://www.facebook.com/Takenaga.Makoto





 

「いつでも、そして、どこででも経営学を!」をモットーにスタートした「日本一短い経営学」。5分くらいの短い講義ですが、経営学の基本についてちょこちょこお話ししていきたいと思います。ご迷惑でなければ、「いいね!」を押していただければと存じます。
詳細はこちらです⇒

DREAのFacebookページが完成!

最近、ようやく重い腰をあげ笑、Facebookページ『事業戦略策定統合モデルDREA研究会』を立ち上げました。どうなるかわかりませんが、いろいろ試してみます。ご迷惑でなければ、「いいね!」を押していただければと存じます。
詳細はこちら⇒DREA

火曜の夜は「ビジネス雑談サロン」に行こう!

毎週火曜日の夜には、自社会議室にて「ビジネス雑談サロン」または「SNS雑談サロン」を開催することにいたしました。 集まってきてくださった方々とビジネスについての雑談を楽しもうと思います。 弊社はJR水道橋から徒歩1分。会議室には50人まで入れますが、雑談を楽しむという趣旨から、現在は私の方でご案内をお送りした方のみを対象としています(Facebook上の友人の一部です)。 参加費用は無料です(懇親会に行かれる方は飲み代がかかりますが、こちらは参加自由です。私も参加しないことが多々ございます)。 http://keieikyouiku.co.jp/takenaga/?p=1519

 

「140字の経済学」 in Twitter

Twitterにて、「140字の経済学」を連載中です。140字
中小企業診断士の第2次試験は、字数制限論述形式の出題が行われています。
そこで、講義の際には、「皆さん、100字!と要求されたら、最低でも99字書いてください」といつもお話ししています。

その私が、Twitterで132字あるいは134字でつぶやくわけには参りません。
「経営戦略、マーケティング、行動科学、ビジネス法務、ビジネス技法、コンサルティング、中小企業診断士受験」を7大テーマとして設定し、日々、つぶやいております。

いつか『140字の経営学』というタイトルで書籍にまとめるのが、「夢」です。

Twitterの内容は、弊社のFacebookページに反映されていますので、こちらでもお読みいただけます。
詳細はこちら⇒MEI

 

開発したビジネス・フレームワーク他

今日は、そんな私のかわいい子供たち(「開発したビジネス・フレームワーク」たち)をご紹介いたします。

CTM

まずは第1子。

「CTM(Client Type Matrix)」です。
営業における顧客の購買行動を4つにタイプ分けしたモデルです。
縦軸に顧客の「人間に対する興味」を、横軸に顧客の「製品に対する興味」をとり、「X型購買行動」「Y型購買行動」「Z型購買行動」「W型購買行動」に分類する手法です。

同じ「竹永さん」という顧客でも、クルマを購入する際には「X型購買行動」をとり、歯ブラシを購入するときには「W型購買行動」をとる…この差に営業担当者が気づいていないと、営業は失敗します。
同じ人間にいつでも同じ営業スタイルでアプローチしていたのでは、他社には勝てませんよ…という理論です。

詳細お聞きになりたい方は是非、お問い合わせください。(DVDブックス『CTMで変わるマーケティング・スタイル』創己塾出版

 

DREA

第2子は、DREA(環境分析に基づく事業領域再定義法)です。
現在、最も私と仲の良いわが子。
年から年中、DREAに関する話をいろいろな企業でさせていただいています。

DREAは、個人企業からメガバンクまで幅広く使っていただいている究極の演繹的事業計画策定のフレームワークです。

SWOTやVRIO、成長ベクトルやドメイン、PMSやPPMにうんざりしている方にこそ、知っていただきたい、「眼から鱗」のシステムです。

中でも、DREAにおける中核的分析手法…「ゲシュタルト分析」は、その名の通り、心理学におけるゲシュタルト療法から命名した画期的な分析システムです。
どんなに小さな企業でも現場の営業所や支店でも導入可能。今までにはない思考法です。

このモデルは、2007年より、中小企業診断士の法定研修(理論政策研修)にて、毎年多くの方にDREAを学んでいただいています。
また、2010年より、前半の「DREAⅠ」、後半の「DREAⅡ」に内容を分解しています。現在、営業特化型の「DREA3.0」を開発中。公開は、もう少々お待ち下さい。

 

動機づけ地形図モデル

第3子は「動機づけ地形図モデル」

人の動機づけはどのように因数分解され、どのような因果関係で結ばれているのか…モチベーションの見える化に挑戦し、生まれてきたのが「動機づけ地形図(モチベーション・コンター・マップ)」
友人の言葉を借りれば、「要するに動機づけ地形図とはシャンパンタワーのようなもの」です。

動機づけを7つの要素に因数分解、これを「動機づけの7つの湖」といいます。1つ1つの湖の水位を高めることが、モチベーションを高めることにつながることを、是非、実感してください。

7つの湖とは、「関係性」「有能感」「自己決定感」「承認」「適職感」「価値」「人的目標」のことです。各々の因果関係、各々の湖の水位の高め方はトップ・シークレット笑 ご迷惑でなければ、お時間のあるときにお問い合わせください。

このモデルは、2008年より、中小企業診断士理論政策更新研修のテーマとして採用していただいています。

詳細は、
『コミュニケーション・マーケティング』平成21年 編著 同文舘出版

をご覧ください。

 

マネジリアル・クライミング理論

第4子は「マネジリアル・クライミング理論」

世の中にあるリーダーシップ理論の中で、唯一、私が感銘を受け、また、自信のマネジメントの際に常に意識している理論が、ハーシーとブランチャードによる状況適合モデル(SL理論)。
SLは、ほんとうに素晴らしい理論であり、これを順守するだけで「学習する組織(Learning Organization)が成立します。

ところが、「指示」「説得」「参加」「委任」という日本語訳は固すぎます。これでは、わが国の企業・組織には馴染みません。

「皆さん、部下の成熟度の低い場合には、指示型リーダーシップを採用してください」

といっても誰もピンとはきません。

そこで、彼らの理論を日本人向けに意訳し、日本のマネジャーたちが実際に使いやすい手法を体形的に付加したものが、私の提唱する「マネジリアル・クライミング理論」です。

リーダーシップを登山になぞらえ、「指示型リーダーシップ」ではなく「手ほどきのリーダーシップ」、「説得型リーダーシップ」ではなく「励ましのリーダーシップ」、「参加型リーダーシップ」ではなく「巻き込みのリーダーシップ」、「委任型リーダーシップ」ではなく「見守りのリーダーシップ」と名称を変更(意訳です)!

導入研修やコンサルティング初日には、当該4つのリーダーシップ・スタイルの使い分けについて解説します。
開発秘話を1つご紹介するなら、この4つの「大和言葉」を思いつくのに1ヶ月くらいかかりました。商標登録したいくらいです(笑)。

こちらは、2009年より、中小企業診断士理論政策更新研修のテーマとして採用していただいております。

汎用的STP設定モデル

現在、まだ、私の「お腹の中(正しくは「頭の中」ですが)にいる」末子をご紹介申し上げましょう。

「汎用的STP設定モデル」です(仮名)。

第1子の「CTM」以来、久しぶりのマーケティング分野のフレームワーク
マーケティングの前工程であるSTP(セグメンテーション、ターゲッティング、ポジショニング)を一定の手続きをもってしっかりと行い、後工程であるマーケティング・ミックス、すなわち、4Pの立案を「楽」にし、4P偏重主義の既存のマーケティング・フレームワークを一掃しよう!と考えています。乞うご期待!!(Coming Soon)。

ちなみに、私は隔月ペースで、「日経ビジネススクール」「ケースで学ぶマーケティングの基本」を担当しています。マーケティングの基本を学びたい方は是非、お越しください。ゲームあり、ディスカッションあり、クイズあり…で、楽しく研修を進めていきます。あっと言う間の1日です。

答案作成時間短縮術

一方、私は、TBC受験研究会にて、中小企業診断士のスクール講師も務めています。スクール講師としては、自称「炎の専任講師」。昔のブログのハンドルネームなのですが、最近、年甲斐もなく復活しました。長嶋監督が永久欠番の「3」をつけて戻ってきたようなものです笑

受験生を対象に、他の講師陣といっしょに、TBC時短メソッド(答案作成時間短縮術)をブログにてずっと公開中。

「精神論ではなく科学的な時間短縮術を」

をモットーに、随時アップしています。

こちらは、どなたでもご覧になれます。

http://tbcg.co.jp/hissyo/

 

著書

 

『プロダクト・マーケティング』平成21年 編著 同文舘出版

『ダイレクト・マーケティング』平成21年 編著 同文舘出版

『コミュニケーション・マーケティング』平成21年 編著 同文舘出版

『新・会社法入門~ここから読む・こう覚える~』平成18年 著 同友館

『新・知的財産法入門~ここから読む・こう覚える~』平成19年 著 同友館

『新・民法(財産法)入門~ここから読む・こう覚える~』平成20年 著 同友館

 

『マネジメント能力測定試験マークシート方式』平成14年9月 共著 すばる舎
『ストレート合格法クイックマスター(中小企業診断士試験クイックマスターシリーズ) 中小企業診断士試験対策』 平成12年12月 編著 同友館

『中小企業診断士1次試験重要事項総整理』 編著 平成17年1月 法学書院

『自己チェック式・中小企業診断士試験ストレート合格のための重要演習テーマ300』 編著 平成12年1月 日刊工業新聞社

『カウンセリング&コーチング クイックマスター(中小企業診断士試験クイックマスターシリーズ) 中小企業診断士試験対策』 平成13年4月 編著 同友館

『新ストレート合格法クイックマスター(中小企業診断士試験クイックマスターシリーズ) 中小企業診断士試験対策』 平成18年5月 共著 同友館

『経営法務クイックマスター(中小企業診断士試験クイックマスターシリーズ) 中小企業診断士試験対策』平成18年6月 編著 同友館
『中小企業診断士1次試験対策講座 テキスト 企業経営理論B(マーケティング論) 平成12年8月 著 TBC受験研究会・学校法人産業能率大学

『中小企業診断士1次試験対策講座 テキスト 助言理論 平成12年8月 著 TBC受験研究会・学校法人産業能率大学

『中小企業診断士1次試験対策講座 テキスト 診断助言事例 平成15年12月 著 TBC受験研究会・学校法人産業能率大学

『中小企業診断士1次試験対策講座 テキスト 経営法務 平成16年8月 著 TBC受験研究会・学校法人産業能率大学

『できるビジネスマンになるシリ-ズ(<DVD+テキスト>CTM理論で変わるマ-ケティング・スタイル)2』平成18年8月 著 創己塾出版
『売場で高める顧客ロイヤルティ』 平成18年3月 著 産業能率大学

 

 

 

以上簡単ではありますが、私のコンサルティング生活の一端をご紹介させていただきました。

 

資料のご請求・御見積等

 

なお、連絡先ですが、㈱経営教育総合研究所のHPのフォームを使って、お申し込みください。
http://www.keieikyouiku.co.jp/main/inquiry/inquiry.html

 

時折、

「すぐに会って打ち合わせを希望したい」

という趣旨のご連絡を頂戴いたします。

大変ありがたいのですが、何分、時間に追われる生活で、なかなかまとまった時間がとれません。

たいへん申し訳ございませんが、興味のある資料については各フレームワークの紹介DVD(20分程度)とレジュメをお送りいたしますので、そちらをご覧いただき、

興味がある。具体的に話を聞きたい

というご場合にのみ、お会いする形にさせていただいております。

クライアント企業の皆様は、ほとんどが、大手金融機関、大手メーカー、IT関連企業、一部自治体です。
具体的な得意先企業名は、資料請求いただいた際に添付いたします。

料金は案件によってさまざまですが、一例を示すと、

① 講演・研修の場合 1日あたり 【例】420,000円(税込)
② コンサルティングの場合 1日あたり 【例】105,000円(税込)

を、基本料金とさせていただいております(交通費・宿泊費別)。
3時間以内であれば、半日扱いとなり、半額となります。
また、教材開発や教材改訂を伴う場合には、開発費を別途計上させていただいております。
もちろん、数量割引はございますので、都度、ご相談くださいませ。

勝手を申し上げ、誠に申し訳ございませんが、どうか、お許しくださいませ。
メールでのお問い合わせが多いので、こちらに記させていただきました。

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2011年7月15日

Facebookの特異性分析(中編)

中編です。前回に続き、Facebookの特徴的な効果について、備忘録がわりにまとめておきます。

<前回の続き>

4.後押し効果

Facebookで知り合った友人から、先日、こんな頁を教えていただきました。

http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-21757620110617

Facebookは、他の匿名型SNSや匿名型のネットワークと違って、人をアウトドアへと後押しする効果があるようです。
人を信頼し、社会に対して、前向きにつきあえるようになるようなのです。

匿名型のネットワークで知り合った人物とリアル似合うというのはドキドキです。リスクもあります。「出会い系サイト」が問題になったのも、当然です。

Facebookは違います。
意気投合すれば、

「どうですか。一回お会いしませんか」

という約束が、

「社交辞令」

でなはなく、成立します。

素性も写真も存じ上げている方ですし、お互いに投稿により「動機づけ」あった仲であれば、なおのこと、お会いするのは楽しみになります。

私自身、

① Facebook以前から付き合いのある「友達」
② Facebookで再会を果たした「友達」
③ Facebookで知り合った「友達」

に、特に差を感じずに、話をしています。

木村先生の研究室を久しぶりに訪問させていただいたもの、実はFacebookがきっかけ。
先日、友人のコンサルタントと情報交換してきたのも、Facebookがきっかけでした。
今週は、講師業に携わっている方が集まる異業種交流会にも参加。これまたFacebookで知り合った方から教えていただいた情報でした。
再来週には現在テレビなどにも出演され、たいへん活躍されているコンサルタントの方(私よりずっとお若いのですが)とお会いすることになりました。Facebookでのやりとりがきっかけ。あっという間に「お会いしましょう」と意気投合しました。
9月には、とあるコンサルタント向け研究会がとある「大物ゲスト」をお呼びする…というのを聞きつけ(Facebookを通じて教えてもらったのですが)、昨日、「いの一番」で出席の予約をお願いいたしました。もちろん、私は過去に行ったことのない研究会です笑

私自身、自らのフットワークの軽さに驚いています。

「匿名の出会い」

ではありえないくらい、社会や世間への

「後押し」

をしてくれるのが、Facebookの特長の1つです。

 

5.情報選別効果

インターネットが高度に発達し、検索エンジンも高度化し、Wikipediaが存在する現代社会。
情報は溢れています。いわゆる情報公害状態。
多くの人が、

「情報をいかにして集めるか」

ではなく

「情報をいかに捨てるか(選ぶか)」

で悩んでいます。

悩んでいないまでも、

「より効率的な方法」

を求めています。

昔の日本には、

「新聞の切り抜きを部下がやってくれている」
「情報の収集は秘書の仕事だから」

という羨ましい環境にあるマネジャーの方が大勢いらっしゃいました。
しかし、現在は、誰でも、自分で必要な情報は、自分で選別しなければなりません。

「情報自動選別システムがあればどんなに助かるだろうに」

と誰もが願う時代です。

ここでも、またしても

「灯台下暗し!」

「Facebookがあるじゃないか!」

ということになります。

Facebookでは、

① 自分と仕事上何らかの利害関係にある「友達」
② 自分と価値観や考え方が近い「友達」

を、大勢見つけることができます。

私の場合で申し上げれば、

経営戦略、マーケティング、法律、行動科学、アカウンティング、ファイナンス、HRM、税務、IT、ビジネス・スキル、話し方、書き方、事業・起業、コンサルティング、中小企業診断士、資格受験、自然科学、登山、Apple…

さまざまな点で、なんらかの接点を持つ「友達」を自在に見つけることができます。

彼らが毎日紹介してくれる記事は、全部とは申し上げませんが、半分くらいはかなり興味のある話題。

「なるほどね。こんなニュースがあったとは…」

と下を巻くこと、しばしです。

「自分の代わりに、大勢の「友達」が情報を選別してくれる」

このように、Facebookには、情報を選別してくれるという効果もあります。
情報削減業務に対する負担やコストは、一気に低下します。

もっとも、情報選別効果については、匿名でもよいのかもしれません。
匿名の知人が紹介してくれても、情報の価値そのものは変わりないかもしれません。

でも、やっぱり、実名がいいですよね。
たとえ、会ったことはないにしても、実像を思い描くことができる「友達」が、わざわざアップした情報であれば、

「彼がアップしているのだから、見てみるか…」

という気になります。
強い好奇心を持つことができるのです。

<次回に続く>

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2011年6月18日

発想法不要仮説(Facebookによるアイディア創造)

今年の4月。フレッシュマン向けの研修で、Cookpadのベンチマークを行いました。
マザーズに上場したばかりの新進気鋭のIT企業。
CGM、集合知といったキーワードも学ぶことができる、まさに教材としてはうってつけの企業です。
候補としてあげてくださった新人さんの目のつけどころは誠にシャープ。そして、他の候補企業を採用せず、Cookpadを最終的に選択したグループ・メンバーの判断もまた正しかったと思います。

Cookpadのビジネスは、一般には、会員事業・広告事業が中心だと思われています。
しかし、同社のビジネスの最大の特徴は3本目の事業の柱、すなわち、「マーケティング支援事業」と呼ばれるビジネスにあります。

たとえば、調味料メーカーA社が、自社で新たな調味料(【例】ラー油)を開発したとしましょう。
このラー油が実際にどのような料理で使用され、どのような評価をされるのか…
当然開発したA社にとって、大きな関心となります。

ところが、A社単独で当該ラー油のテスト・マーケティングをしようと思っても、テストしたい標的となる消費者になかなか「到達」できません。
仮に到達できたとしても、膨大な手間とコスト、それに時間がかかります。
そこで、A社は、Cookpadにテスト・マーケティングの代行を依頼します。A社の依頼を受け、Cookpadのサービス画面には、A社が開発したラー油についての特設ページがもうけられ、全国の主婦から、同製品を使った料理のレシピ、感想が、膨大なデータとして寄せられます。
Cookpadはこの情報をA社に渡し、所定の報酬を受け取ります。

これが、Cookpadを急成長させた原動力であり、差別化要因にもなっている同社の「マーケティング支援事業」のしくみです。

A社にとっても、低価格で手間をかけずに、しかも、短時間で、膨大な「消費者の声」(Voice of Consumer)を入手することができます。
A社は、受け取った情報を元に、当該ラー油の製品改良を加えたり、あるいは、新たな使い方を示したり…といったマーケティング戦略全体の見直しに着手できます。

「CGMの活用がうまく、集合知を上手にビジネスとして使っている企業だな。うちの業界(コンサルティング業界・人材育成業界)にもCookpad的な存在の企業がいてくれればいいなあ」

漠然としたニーズを私自身がいだいていました。
「研修・講演の新たなテーマ」「経営分析や戦略立案のフレームワーク」「マーケティング調査の新たな方法」「人材育成につながるワークショップ」といったものの開発は、「アイディア」が勝負。

「アイディアの段階でいろいろな方の意見を伺いたい」
「いろいろな方と意見を戦わせたい」

商品開発初期における「ディスカッションがたいへん重要な役割を持っています。
ところが、これがなかなかこれが難しいものなのです。

弊社の場合、社内にもコンサルタントは何人もいますし、登録してくださっている社外コンサルタントは100人を超えます。でも、皆さん、とにかく、おいそがしい。

「ちょっとアイディアがほしいので、集まってください」

といった思いつきで集めてしまっては申し訳ないのです。
逆に、彼らに、

「竹永さん。ちょっとブレストに参加してください」

と頻繁に誘われては、私も困ります。
仕事を中断するにも、再開するにも、ストレスが発生するからです。

「意見がほしい! と思っているときにタイムリーに意見を交換してくれる、そんな夢のようなビジネス・パートナーがほしいなあ」

白馬に乗った王子様を夢見る可憐な少女、もとい、理想のビジネス・パートナーを夢見るおよそ可憐ではない中年コンサルタント…それが私だったのです。

ところで、研修や講演を想定しますと、テスト・マーケティングという考え方はあまりなじみません。

「すみません。今回の研修、実はテスト・マーケティングだったのです。今日のところは失敗しちゃいましたが、次回は修正版をお持ちしますので・乞うご期待!」

などと、クライアントに申し上げたら、即刻出入禁止になります。

早い段階で、アイディアの是非についての意思決定支援をしてくれるシステム、あるいは、忌憚のない意見を言ってくれる仲間がほしい…

これは切なる願いでした。
それでも、

「あまりにも都合が良すぎる。現実的には、無理だろうなあ」

とあきらめていたのですが、最近になって、

「灯台下暗し」

であったことにようやく気づきました。

Facebookです。

私にとって、今や、Facebookは食品メーカーにとってのCookpadのような存在になりつつあります。

Twitterではじめた140字ジャストのつぶやき、あるいは、街を歩いているときに偶然思いついたちょっとしたアイディア。
これらをFacebookに投稿してみると(Twitterのほうは自動的にFacebookに反映されるよう設定してありますし)、短時間でいろいろな方からご意見やご感想をいただけます。

何よりもいいね!」ボタンの存在は大きい。
同業の方々、人事部に所属したり人材育成に携わっている方々、大学の教授、中小企業診断士・弁護士などの有資格者、中小企業診断士の受験生の方々など、さまざまな状況にある方々からの「いいね!」サインやご発言は本当にありがたいものです。

しかも、もっとも短時間の場合には、投稿してから、数秒で「いいね!」がつきます。
上司や部下、同僚にアイディアを見せたって、数秒では意見は帰ってきません。
即時反射性」は、Facebookの最大の特徴の1つです。

もちろん、企業秘密に関わることを社外のメンバーに話すことはできません。
あくまでも話すのは、「◯◯ってどう思いますか?」「☓☓っておかしいよね」といった類の話の延長…つまり、飲んだときに話せる内容がほとんどなのです。
ただ、飲んでいるときのディスヵッションこそ、「イノベーションの母」です。
そこから生まれたアイディアから私はいろいろなフレームワークを創り上げることができました。

私のFacebook上の「友達」は、仮にいっしょに飲みに行ったら(まだお会いしたことのない方もいるので)、ビジネスにおけるさまざまなアイディアを情報交換できる方が大半です。。
以前であれば、100人のビジネス上の友人がいたら、100人の意見を伺うには、極端に申し上げれば、100回飲みに行かなければならなかったことになります(100人に共通の友人がいないと仮定)。これでは肝臓を壊してしまいます。尿酸値も上がっちゃいます。

しかし、今は、一瞬にして、100人の友人と「飲みに行けてしまう」。
しかも、「時間を選ばず」「早朝でも深夜でもいつでもOK」。
すごい時代になったものです。

他のあらゆるアイディア創造システムのどれと比較しても、最高の「即時反射性」を誇るのが、Facebookなのです。

Facebookにはもう1つの大きな特徴があります。
それは、アイディア創出における「自己動機づけ性」です。

通常、企業の中で、上司に

「おい。なんかいいアイディアないのか?」
「明日までにいいアイディアを3つ出せ」

などといわれれば、それはプレッシャーになり、ストレスを生みます。

「アイディアを出す仕事からは逃げたい」

と考えるビジネス・パーソンが多いのはそのためです。

ところが、Facebookの場合、プレッシャーもストレスも感じずに、アイディアを作り出すことができます。

何よりもいいね!」は励みになります。
まとまった意見や感想をいただけなくても、「いいね!」は、

① 精神的な支援になりますし、
② 数がたまるとその「いいね!」の数と、投票してくれた方の属性(診断士、弁護士、人事部門の方、中小企業診断士受験生の方 等)は立派なデータになります。

「友達」がいろいろ反応してくださいますから、とにかく動機づけられます。無理やりアイディアを出さなければ…などというプレッシャーもストレスも生じません。実に楽しく、また、気持よく、「議論」できます。

Facebookで知り合ったある友人コンサルタントから、常に考える」ことが大切だ、と教わりました。
その「常に考える」を実現するためのしくみ・システムとして、Facebookの果たす役割はたいへん大きいのです。

先日、ある企業で講演をしていたら、

「竹永さん。はじめまして。いつもTwitterで拝見しています。昨日のブログの話なんですが…」

といって、私のブログの間違えを教えてくださいました。
幸い、講演中ゆえ、目の前にMacがあったので、声をかけていただいた休み時間中に、その方と確認しながら、ブログの当該箇所を直してしまいました。
また、Facebookの友達からもそういったご指摘をいただくことは時々あり、本当に助かっています。

毎回、Twitterやブログ、Facebookを更新する際に、校正を外部に頼んでいたらどうなるのでしょうか。
とんでもないコストが発生してしまいます。

しかし、これらの媒体を通じて知り合えた方々は、まさに無償で、助けて下さいます。
大いなるご協力に感謝するためにも、読み手の皆さんにとって少しでも有益な情報を出し続けなければならないなあ…とミッション(使命感)を再確認いたします。

ダニエル・ピンクが。モチベーションについて語るとき、「Microsoftのエンカルタは失敗した。しかし、ウィキペディアは成功した。この違いは、既存の動機づけ理論では説明できない。内発的動機づけによるものだ」といった事例を引き合いに出します。
Facebookの基本原理もいっしょ。すばらしいシステムです。

即時反射性自己動機づけ性とを兼ね備えた究極のアイディア創造法。」

これがアイディア創造システムとしてのFacebookの正体です。

20世紀に証明されなかったさまざまな数学上の仮説は、Facebookをはじめとする今後のSNSの発展により、つまり、集合知が形成される過程の中で、証明に成功するのではないか…とさえ思うようになりました。

クレイ数学研究所が100万ドルの懸賞金をかけている7つの仮説。
ポアンカレ予想はすでに証明されましたが、あと6つ残っています。

① P≠NP予想
② ホッジ予想
③ リーマン予想
④ ヤン-ミルズ方程式と質量ギャップ問題
⑤ ナビエ-ストークス方程式の解の存在と滑らかさ
⑥ バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想

SNS全盛の現在。
これらがいつまでも仮説や予想でいられるか、わからなくなりました。

さて、こうなるとアイディア創出術の世界にも「イノベーションの波」が押し寄せます。

ブレインストーミング法、ブレインライティング法、KJ法、ゴードン法、MBS、ワークデザイン法、バズ・セッション、ナイン・チェックリスト法、フィッシュボーン、ロジックツリー、メモリーツリー、マインドマップ…

これらは技法として生き残れるでしょうか。

もちろん、完全になくなるということは考えられません。
ただし、完全にはなくならないまでも、大勢の人間が会議室に集まって行うスタイルのアイディア創出術は、次第に姿を見せなくなるのではないかという予測に至ります。

Facebookでアイディア創出!」

これが今後のトレンドになるのではないでしょうか。

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2011年6月16日

次に本を書くなら『140字の経営学』

6月8日にスタートしたジャスト140字のTwitter(140字字数制限マラソン)。「つぶやき」の数が60個を超えました。

1日に7〜8個のペースで増えている計算になります。

最初のうちには、いわゆる日記風の140字つぶやきもあり、趣旨とは違うものも数個あるのですが、概ね60個に到達したのは間違いありません。
現在では、

① 経営戦略
② マーケティング
③ 行動科学
④ ビジネス法務
⑤ ビジネス技法
⑥ コンサルティング
⑦ 中小企業診断士受験

…概ねこれらが

「7大テーマ」

になっています。

「スタートダッシュキャンペーン」

がモットーの私ですから、今後はペースが落ちていくものと思いますが、

「歯磨きに行くたびに140字でつぶやこう」

をスローガンに掲げれば、1日3回は書くことができます。
このペースで頑張ろうと思います。
根を詰めて作業する…というシロモノではなく、スキマ時間でできますので…楽しく続けることが肝要ですね。

さて。
このTwitterを仮に「書籍化」したらどうなるか。
冷静に考えてみました。

1冊の単行本が180頁だと仮定し、1頁に2つ「つぶやき」を載せます。
1つの「つぶやき」に対し、数行から十数行の解説・補足を加えます。
すべて「つぶやき」だけにしてもよいのですが、そうなると、なんだが「ノストラダムスの預言書」みたくなってしまいます。ですので、この構成は却下です。
つぶやいただけでは、言葉足らずなところもあるわけで、「つぶやき+解説」×2セット…で1頁を構成するものとします。
書籍化の際には、日付順で掲載するのではなく、分野別に再編成すべきです。
さきほど、総つぶやき数は「180頁」と仮定しましたので、1冊の本に仕上げるためには、最低でも「360個」のつぶやきが必要という計算になります。
現在まだ60個ですから、あとちょうど300個つぶやく必要があります。
ありがたい! 目標ができました。

後からまとめて解説・補足を書くと大仕事になるので、
Twitterでつぶやき、後日、その解説を、Facebookに公開する…という方法でいこうと思います(私のTwitterはFacebookに連動しています)。
最近は自然とそうなりつつあるのですが、これを今後はスタンダードにしてみようと思います。

こうすれば、無理なく隙間時間(起床前、喫茶店、移動中、食事中、就寝前)だけで達成できるのではないかと思います。

肝心のタイトルですが

『140字の経営学』

がシンプルで良いかな…と笑

あ、もっともこれは、スポンサー(=出版社)があっての話。今のところ、単なる私の「つぶやき」にすぎません笑

今気づいたんですが

5人くらい共著者がいればすぐにできちゃうんですよね笑

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2011年6月16日

「140字」それが問題だ

先日までうまくいかなかったTwitterとFacebookの連動が、今朝再トライしたら、なぜか、うまくいきました。理由は不明。ITの世界は、不思議なことが多いですね。
結果オーライ。深く考えるのはやめましょう。

さて。
せっかくFacebookとつながったTwitter。
使わないのはもったいない。
今後はどしどし使って、情報発信したいと思います。

Facebookのほうは、先日お話ししたとおり、情報のオープン範囲を狭めてしまったのですが(友達の友達まで。新規でリクエスト頂く場合には、原則として、実名で、プロフィール等についてもある程度公開している方。特に業種・業界が近い方は大歓迎)、Twitterは実名で「つぶやいて」います」。
Facebookと連動していますので、原則として「ビジネスに関するつぶやき」に限定する予定です。
当然ですが、Twitterのほうは、フォローしていただければ、どなたでもご覧いただけます。

アカウント名  MakotoTakenaga

ところで。
今朝から、テスト的に何通かつぶやいてみて、1つ大きな「壁」があることが判明。

それは

「140字」

という壁です。

何を今更…とおっしゃる方が多いと思います。

「140字という字数制限は、Twitter黎明期にこそ話題になったが、今更それをわざわざ壁として取り上げるか?!?」

たしかにそうです。
でも、私、正確には、中小企業診断士の第2次試験対策を行なっている講師にとって、この、

「140字」

は大きな壁となります。
正直、ハードルが高い!

なぜかと申しますと、私たちは、普段、

「皆さん。100字と指定があったら、最低でも99字、できれば100字きっかりで書きましょうね」

と論述指導しているのです。
中小企業診断士の第2次試験(筆記試験)は、字数制限論述が出題の基本なのです。
こうなると、140字に対して、132字とか、136字とかで、投稿するのは、いささか気が引けます。

今気づいたのですが、
山口も、矢田も、鳥島も、木下も、…同僚講師諸氏はTwitterをやらないわけです(笑)

しかし、今更後には引けません。
今後は、最低139字、最高140字のTwitterにチャレンジしてみましょう。

138字以下のつぶやきを見つけたら、「反面教師」として笑ってください。

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2011年6月8日

「動機づけ地形図」開発秘話

明日から大阪に移動。
クライアント企業を訪問申し上げ、1泊2日のマネジメント研修を担当します。
テーマは、リーダーシップとモチベーション。
こういった抽象的なテーマを扱うのは、以前は、たいへん苦手で、クライアントから要請を頂いても、丁重にお断りしてきました。
具体論の伴わない研修はお引き受けするわけにはいきません。

「精神論で終わってしまって期待はずれだった」

という感想をいただくのを避けたかったのです。

ですが、これについては常に考え続け、何年も研究を重ね、さまざまな業種・業界の経営者・マネジャー・マネジャー候補者の皆様のお話を伺ううちに、少しずつ、自分なりの仮説が持てるようになりました。

現在、いろいろな企業でお話させていただいている2つの行動科学理論(「動機づけ地形図(MCM:Motivation Contour Map)」と「マネジリアル・クライミング理論(MCT:Managirial Climbing Theory)」)は、そんな中でようやく数年前に完成したフレームワークです。
ちなみに、DREA(「経営環境分析に基づく事業戦略再定義法」)も可愛いわが子のようなフレームワークですが、こちらは経営戦略策定の手順モデルですから、行動科学とは畑が違います。こちらについてはまた後日。

「動機づけ地形図」は、従業員の動機づけの要因を「相互に因果関係がある7つの要素」に分解するところから始まります。
私はこれを「7つの湖(Seven Lakes」と名づけ、「動機づけ地形図」という1枚のチャートに表現しました。
チャート中に登場する矢印を「川(river)」と呼び、水の流れに例え、各要因間の因果関係を表しました。
矢印の「矢」側を「下流」、その逆を「上流」と呼び、上流の湖が水でいっぱいになると、水は下流に流れ始め、やがて下流の湖の数位も高くなる…という連鎖反応を用いて、モチベーションの向上を説明したモデルです。

モデルの組立に当たっては、マズローに始まる古典的な欲求段階理論はほとんど参考にしませんでした。相容れなかったからです。
逆に、日本ではまだまだマイナーな、デシの内発的動機づけ理論、チクセントミハイのフロー理論、ブルームらの提唱する期待理論からは大いに刺激を受けました。

私が至った結論の1つは、「モチベーションは、フロー理論のような因果関係だけで説明することもできず、期待理論のような因数分解だけで割り切ることもできない」という点でした。
その結果、両者をハイブリッドさせたのが、「動機づけ地形図」の大きな特徴となりました。

ハイブリッドというとすぐに連想されるのが「光」。物理学における「光」の扱いです。
実は、

「光は粒子としての性質と波としての性質を合わせ持っている。月・水・金は粒子として考え、火・木・土は波として考えよう」

という物理学上の笑い話がヒントになって誕生したのが、「動機づけ地形図」なのです。

上流の湖から流れてくる水によって水位が上がる方法(マネジメント技法)を、水位の「間接的向上法(Indirect Method)」と名づけ、湖自身の底から水が湧きでてくることによって、当該湖の数位が上がる方法(マネジメント技法)を「直接的向上法(Direct Method)」と名づけ、多くの技法・各論を体系化しました。

湖が底から沸き上がるという表現は、デシの内発的動機づけ理論からヒントを得たものです。同理論を説明するときに使用する事例のいくつかは、ダニエル・ピンク氏の『モチベーション3.0』で紹介されているものと似ています。

以前から私の講演を聞いている方々の中には、昨年刊行された『モチベーション3.0』を読み、「(引き合いに出されている事例が)似ていますね」とメールをくださった方もいます。
自分と似た考えを、世界的な人物が取り上げてくれたことは、たいへん大きな自信となりました。
ただし、講演は彼のほうが100倍うまい(笑)。当たり前です。ダニエル・ピンク氏と私を比べるのは、イチローと高校球児を比べるようなものです。ダニエル・ピンク流に申し上げれば、
「チーターとあなたの義弟を徒競走で比較するようなものです」

ということになります。

話を戻します。
「7つの湖」とは、「関係性」「有能感」「自己決定感」「承認」「適職感」「価値」「人的目標」です。
上場企業・大手金融機関のマネジャーたちが、どのような要素に注目して、部下のモチベーション・マネジメントをしているのか、いろいろ調査して、最終的に残ったのがこの7つだったのです。
開発当初は「11の湖」からスタートしました。2桁の素数である「11」は馴染みのうすい数で、

「多すぎる」
「覚えられない」

というクレームを頂きました。
徐々に数を減らし、「9つの湖」を経て、現在は「7つの湖」に落ち着いています。

7つの中で、最も上流に位置する湖が「関係性」であり、河口付近に広がる最も下流の湖3つが「適職感」「価値」「人的目標」です。
この3つの湖からも「川」が流れだしており、水は最終的に「海」に流れ込みます。この「海」が「モチベーション」そのものなのです。

また、他の湖と特に結びつきが強い「有能感」と「承認」は、地形図中の「心臓部分」に当たります。
この2つの湖が、個人の中核的なドライビング・フォースになっているのです。
マネジャーが一番配慮しなければならないのが、自分の部下の心の中にあるこの2つの湖(「有能感」と「承認」)の数位です。
マネジャーは、当該2湖の水位が下がっていないか、いわんや、干上がってなどいないか、常にチェックし、水位を高めるためのマネジメントを行うべきです。

各湖の水位向上法には、いろいろなものがあります。ここでお話ししてしまうと、さすがに、営業秘密の無償公開になってしまうので、控えさせていただきますが、裏をかえせば、私の講演・研修の中心は、その具体的技法の解説に終始します。

理論が完成した後、

「ネーミング」

については三日三晩考えました。
なかなかよい名前が思い浮かばず、当初は「セルフ・モチベーション・プログラム」と呼んでいまいた。
ただ、この名称では、当該理論の特徴がまったく生かされていないと反省。

国土地理院発行の2万5千分の1地形図を見ていて、

「!」

と思いついたのが、「地形図」という名前でした。
趣味の登山が仕事で生きた数少ない瞬間です。

「動機づけ地形図」の英訳は「Motivation Contour Map」であり、等高線を示す「Contour」という用語が使われています。
しかし、実際の動機づけ地形図には等高線は描かれていません。
図中の標高の高低は、水の流れ、つまり、矢印で表しているから、要らないのです。

「動機づけ地形図」については、昨年、中国からお迎えした経営大学院(MBA)の教授・学生の皆様向けに、講演させていただいたことがあります。
当日の通訳のご担当がすばらしい方で、100枚近いPowerPointスライドを1週間で完全に翻訳し、かつ、当日は、複雑な当理論を上手に通訳してくださいました(この日の講演の成功は、原作者よりも翻訳者の腕によるところ大です。客観的に見てもこれは本当!)。

「中国のマネジメント・部下管理は、今までどちらかというとHardなものだったが、今後はもっとSoftなものに切り替えていく必要がある。その際に、動機づけ地形図の考え方はたいへん参考になる」というご感想を参加者の方々からいただくことができました。

これを伺って、正直、ほっといたしました。実は、講演するまでは、ドキドキだったのです。経済のしくみも文化的な土壌も違う中国の方々に受け入れていただけるかどうかは、やってみないとわからなかったからです。

私の主張が、公の場で、まとまった人数の他国の方に受け入れていただけたのは、この時が初めてでした。たいへん大きな自信につながるとともに、家に帰ってくるまでとても興奮していたのを、今でもはっきりと覚えています。

今週は、ちょうど金曜日に、この「動機づけ地形図について、大阪のクライアント企業の皆様を対象に紹介させていただきます。

毎年、中小企業診断士の理論政策更新研修のテーマとしてお話しし、おかげさまで高い評価をいただいているのですが、さて、今回受講されるマネジャーの皆様は、どのように感じてくださるでしょうか。
いろいろご意見・ご感想を伺って参りたいと思います。

「動機づけ地形図」の概要・基本理論については、すでに一昨年前に刊行された『コミュニケーション・マーケティング』(同文館)』の中でも一部紹介しています。
興味にある方は是非、一度、ご覧になってみてください。

ああ…!
今気がつきましたが(最近、このフレーズが多い)、そろそろ、次の理論政策更新研修のテーマを考えなければ…笑
どなたかよいアイディアを下さいませんかね(^_^;)

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2011年6月7日

Facebookをどう使うか

正式に1ヶ月ではありませんが、概ね1ヶ月経ちましたでしょうか。
いやはや。非常におもしろい1ヶ月でした。絡んでくださった皆様には本当に感謝申し上げます。
特に、登録後数日で誕生日を迎え、多くの方から温かいメッセージが(T T) 感動いたしました!

ミクシーもTwitterも挫折した私ですが、Facebookのおかげで、SNSのなんたるかを少しずつ、理解…というよりも、体感しています。
マーケティング・コンサルタントとしては、誠にお恥ずかしい話ですが、この年になると、世の中のスピードについていくのはたいへんなのです。

元々は既存の大学・高校時代の友人の再発見を一番の楽しみとしていたのですが、これは実のところほとんどうまくいきませんでした。
私たちの年代ですと、まだまだSNSの普及率は低いのかもしれません。40代のビジネス・パーソンにSNSについての意識調査をやってみたくなりました。
もしかすると、私の高校のOBは、金融機関やお役所務めの方が多く、実名でいろいろなことをオープンにするのは難しいのかもしれません。
結局、450人いた高校の卒業生ですが、連絡がとれたのは、わずか数人でした。
タレントの三船美佳さんが、インターナショナル・スクールの同期生の大半と連絡がとれた!とテレビで嬉しそうに話していたのとは対照的な結果です。

もっとも、現在、Facebookの国内ユーザー数は300万人といいますから、まだまだごく一部。仮に、総人口の半分である6,000万人が対象だとすれば、2%にすぎません。
イノベーション普及プロセス論に当てはめれば、まだ、「革新者(イノベーター)」または「初期採用者」…といった段階です。
今後の普及を待ちましょう。

私はiPhoneを日本での発売日から使っている1人ですが(並んだわけじゃありません。「8GBの黒なら、キャンセルが出ましたが、いかがされますか?」という連絡をSoftBankのご担当からいただき、夜になって契約に行ったのです)、当時は、本当に苦労しました。

①相談できる人はいない
②ネットには情報がない
③テキストや指南書は発売されていない
④ソフトは不完全な状態
⑤ハードの力も弱い…5重苦でした。
加えて、日本の携帯電話とは大きく操作性が異なる…という基本思想には、ほとほと悩まされたものです。

それに比べると、Facebookは身近に相談できる方も多く、情報はすでに巷にあふれかえっています。ありがたいことです。

遅ればせながら。
先日、ザッカーバーグの半生を綴った映画(『ソーシャル・ネットワーク』)も拝見いたしました。地味ながら、なかなか面白かった。
比べていいかどうかわかりませんが、ナッシュの生涯を映画化した『ビューティフル・マインド』よりも印象に残りました。どちらも、フィクション部分が多いので、割りきってみないといけませんが。

さてさて。
登録から1ヶ月経過し、気づいたことを、3つ記しておきます。
①目標・方針を持つこと、②公開情報レベルに配慮すべきこと、③ビジネスへの応用方法を考えること、という3点です。
以下、詳述いたします。

1.ビジネス目的かプライベート目的か、方針を決めてから入ったほうがよい(目標・方針を持つこと)

私の場合、もともとはプライベート目的でしたが、友人はほとんど再発見できず、かわりに、先輩・同期・後輩のコンサルタントの方々や、さまざまな企業研修や講演でお世話になった受講者に方々との再会を果たすことができました。
これは、まさに「想定外」!
中小企業診断士・税理士・気象予報士等さまざまな資格取得者の方々、大学の先生や愛読書の著者の先生、果ては政治家の方々…との出会いもありました。
これらのつながりはいずれも今後のビジネスを進める上で、大切なネットワークとなります。筆不精の私にとって、こんなに素晴らしいメディアはありません。
逆にいえば、プライベートな情報のやりとりは、自分の「ウオール」ではしにくくなりました。再発見した学生時代の旧友とのやりとりは、メールやメーリング・リスト中心になっています。
これから、加入される方は、この点、ビジネス目的なのか、プライベート目的なのか、その両方がOKなのか、ご自身の『プロフィール』に述べておいたほうが親切だと思います。

2.プライベート情報の設定をちゃんとチェックする(公開情報レベルに配慮すべきこと)

見切り発信大好き人間、勇み足大歓迎男の私の場合、いろいろ失敗します。
冒険遺伝子が発達しているのかもしれません。
数百年前に生まれていたら、ふぐ料理の試作品を口に入れ、名誉の「戦死」を遂げていた口です。
今回もちょっと失敗。自分の情報がどの程度オープンになっているのか、事前にチェックしていなかったのです。海外の友人のアドバイスで、そのことが判明。お恥ずかしい限りです。

Facebookでは、アカウント設定の中で、自らのプライベート情報をどこまでオープンにするか、細かく設定できるようになっています。
私の場合、実名ですし、会社も明らかにしていましたし、会社のブログとほぼ同じ内容を日々アップしていましたから、最初はあまりプライベート情報の設定について、深く考えませんでした(実名もアドレスもブログで公開していますので)。
ですが、個人アドレスや携帯電話の番号等や、自分の居場所についても、常にオープンというのは、やはりまずいかな…と思い、現在、設定を変更。情報公開範囲を、いったん、ぐっと狭めました。
今後、いろいろな方にお話を伺い、ちょうどよい「湯加減」を推し量っていく所存です。

3.自分のビジネスへの具体的な活かし方を考える(ビジネスへの応用方法を考えること)

この1ヶ月間において、これが一番大きな気づきかもしれません。
Facebookをビジネスにどう活かすか…いろいろなところで議論され、アイディアが無数に生まれていると思います。
これについて、私は次のように考えています。

Facebookのメンバーの間には、たくさんの「研究会」が存在します。
コンサルタントや経営者の皆さんといろいろな情報を交換する「研究会」の存在はたいへん魅力的。
さっそく、私もいくつかの研究会にエントリーしています。
これらの研究会では、おそらく、テーマを決め、輪番制で、リサーチとプレゼンテーションを進め、知識・情報・経験をシェアしていくものだと思います。

ですが、今後、私が主催する際には、まったく「逆」の研究会を主催してみたいと考えるようになりました。
たとえば、こんな感じです。

私が新たに勉強したい、もしくは、講演・講義・研修のネタにしたいと考えている分野のテーマを、私自身が選び、リサーチを行い、資料を作成し、模擬プレゼンテーションを行う(輪番制ではありません)。
これを聴きに来てくださる方を、Facebookで募ります。

たとえば、こんな感じです。

日時:6月20日(金) 19:00より  ××会場にて
テーマ:金融商品取引法の改正点
講師:竹永 亮
講演時間:60分(その後、質疑応答、意見交換、アンケート記入タイム。希望者の方はその後懇親会にもご参加ください)
定員:20名限定
申込み:takenaga@keieikyouiku.co.jp へ直接ご連絡ください
教材のレベル:初稿中心一部未完成、PowerPointスライドなし
参加料:会場使用料・事務手数料として1,000円

すなわち、作成途上の講演ネタ、執筆中の書籍についての情報を披露し、皆さんにはそのモニターになっていただくというスタイルの研究会です。

参加料は、上記例では1,000円としていますが、無料から数千円程度が妥当かと思います。有料の場合、「教材のレベル」や内容によって金額が異なります。

Facebookでお互い実名でやりとりをしている信用できる方々が母集団ですから、モニターをお願いしても安心感があります。

もっとも、現在の私の「お友達」の数はまだ150名くらいですから、ちょっと母集団としては小さいかもしれません。
募集を「お友達の友達」までに拡大してもいいかもしれません。

私に働く効果としては、次の3つが考えられます。
① 無料または極めて低コストで、自分の企画・執筆物の仕掛品についてのAudienceの皆さんの反応を直に見ることができる(テスト・マーケティング効果
② この仕事をしていると「初演」(初めてそのネタで講義・講演をすること)はいやなものですが、本当のお客様の前で話す前に「初演」を終えることができる(トレーニング効果
③ 有料であれ、無料であれ、Audienceがいる以上、プライドもありますから、相当まじめに、しかも、締切りにきっちり間に合うように、新執筆を進める(セルフ・ドライビング効果

ここだけを見ると「私による私のための私の研究会」という印象になりますが、それではどなたにも足を運んでいただけません。
当然、おいでいただく方々にもメリットがなければなりません。

お越しいただくAudienceの皆さんに生じる効果としては、次の3つが考えられます。
① 無料または低料金で、新たな知識・情報をゲットでき、また、私の話の中でおもしろかったところを盗んでいただける(スチーリング効果
② 私の話の中で失敗した点をほくそ笑みつつ、「あそこでは、ああやってはいけないんだな」と気づいていただける(チャックリング効果
③ 集まった方々との人的交流が深まる(アソシエイティング効果

開催場所ですが、私の主戦場である首都圏での開催が中心となると思いますが、大阪出張の折に会場を設定し、ご迷惑でなければ、関西の皆さんにも、”メッタ切り”にしていただけるのではないか…と思います(笑)(大阪勢のほうがむしろ手ごわい…)

仮に、

「2ヶ月に一度のペースでやる!」

ハードと目標を立てれば、今よりももっといろいろな商品を企画・開発・執筆していけると思います。
自分を追い込みますねえ笑
すごい負荷がかかりますが、実現すれば、たいへんありがたいことです。

また、皆さんお集まりの際に、自炊派の方は、裁断済みの書籍をお持ちいただき、物々交換する…といった酒肴、おっと間違え、趣向を凝らしてもいいと思います。

その後に、本当の酒肴を…という流れでしょうなあ。
ううむ、ビール一杯でひっくり返りそうだな。

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2011年6月3日

MacOSにひそむ「2019年問題」

タイトルだけ読むと、深刻な問題のような気がしますが、ご安心を。
本日は脱力系の話です。

Macユーザーならば誰でもご存知なことですが、MacのOSには、歴代、ネコ科・それもヒョウ亜科の動物の名前が充てられています。
Windowsのように数字や英文字(95、98、ME2000、XP、7)ではなく、ネコ科の動物の名前が「あだ名」(正式には「コードネーム」というそうです)として付けられているのです。
この夏、登場するMacOSX10.7の「あだ名」は「Lion」。百獣の王である「獅子」の名前を冠した最強のOS…という位置づけなのでしょうか。
期待が膨らみます。

さて、ここで1つ、MacOSには大きな問題があることに気づきました。
世の中には、ネコ科、それもヒョウ亜科の動物というのは、それほどいないという事実を、皆さんはご存知ですか。

早速、ウィキペディアで引いてみました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヒョウ亜科は、ヒョウ属、ウンピョウ属、マーブルキャット属、ユキヒョウ属の4属(ユキヒョウ属を独立させない説に立てば3属)を含むネコ科の亜科である。およそ600万から1000万年前にネコ亜科から分岐したと考えられている。下のような種を含む。

(1) ウンピョウ属
① ウンピョウ Clouded leopard
② ボルネオウンピョウ Bornean Clouded Leopard

(2) ヒョウ属
① ライオン Lion
② ジャガー Jaguar
③ ヒョウ Leopard
④ トラ Tiger

(3) マーブルキャット属
① マーブルキャット Marbled cat

(4) ユキヒョウ属
①ユキヒョウ Snow leopard

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

合計8種類です。
わずかに8種類です。

ここで、思わぬ発見が!
(1)①の「ウンピョウ」!
いいですね。クラウド・コンピューティング時代にぴったりの名前。「Lion」のつぎは、「Clouded leopard」でしょうか。

本題に戻ります。

僅か8種類。これで終わりなのです。

ちなみに、すでに使われているものに星印をつけてみましょう。

(1) ウンピョウ属
① ウンピョウ Clouded leopard
② ボルネオウンピョウ Bornean Clouded Leopard

(2) ヒョウ属
① ライオン Lion ★(Mac OS X10.7)
② ジャガー Jaguar ★(Mac OS X10.2)
③ ヒョウ Leopard ★(Mac OS X10.6)
④ トラ Tiger ★(Mac OS X10.4)

(3) マーブルキャット属
① マーブルキャット Marbled cat

(4) ユキヒョウ属
①ユキヒョウ Snow leopard ★(Mac OS X10.6)

Mac OS X10.3で使用された「Panther」は「ヒョウ」の別名のようですね。ウィキペディアによると、ヒョウの学術上の英名は
「Leopard」となっています(学名、つまり、ラテン語だと、「Panthera pardus」ですから、「Panther」はここからきたようです

いずれにしても、「ライオン(Lion)」をのぞけば、残りは、「ウンピョウ(Clouded leopard)」「ボルネオウンピョウ(Bornean Clouded Leopard)」「マーブルキャット(Marbled cat)」の3つしかありません。

仮に2年に1回ずつ、新しいMac OSがデビューするとすると、
2011年 Lion
2013年 新OS(たとえば、Clouded leopard)
2015年 新OS(たとえば、Bornean Clouded Leopard)
2017年 新OS(たとえば、Marbled cat)
で、ヒョウ亜科の動物名は枯渇します。

2019年発売の新OSには、付ける名前がなくなってしまうのです。

これを、

「2019年問題」

と呼びます(勝手に呼びます)。

良い解決策はないでしょうか。

解決のためのアプローチとして、「ヒョウ属に属する種の間でできる雑種」の名称を用いるという方法が考えられます。

「ライガー」「タイゴン」「レオポン」といった類の雑種の名称を用いるという方法です。
ライガー(Liger)は父がライオンで母がトラの雑種、タイゴン(Tigon)(またはティグロン)とは、父がトラで母がライオンの雑種、レオポン(Leopon)はヒョウの父親とライオンの母親から生まれた雑種です。
ヒョウ属の雑種の名前には、法則性があり、一般に父親の英名の前半部分と母親の英名の後半部分をつないで名前をつけることが慣例となっています。

「ライガー(Liger)」「タイゴン(Tigon)」「レオポン(Leopon)」の3種プラスで終わりかというと、そうではありません。まだ先があります。

ライガー、タイゴンともに、雄は全く繁殖力を持たないのですが、雌にはまれに繁殖力のある個体が発生し、ライオンやトラとの間に子をもうける場合があります。
その場合はライオンが父、ライガーが母であれば「ライライガー(Liliger)」と言う風に、両親によって呼び名が異なる決まりとなっています。
これらもすべて「あだ名」には使えそうです。

まだ先があるのかというと、残念ながらここでおしまい。さらに生まれた子には、雄雌共に生殖機能がないために以後の繁殖はできません。たとえば、「ライライライガー(Lililiger)」は生まれてこないのです。

無限に続けばベストだったのですが、そこまでは無理でした。しかし、新たな「あだ名」候補が多数見つかり、しかもそれは思っていたよりも数が多く、ほっとしました。

我ながらこれは名案!
さっそく、Facebookで友達になり、スティーブ・ジョブスに教えてあげなければ…と思いましたが、良く考えてみて…やっぱり、廃案!

「雑種」はあくまでも「雑種」であって、「種」ではありませんので。

こういうときは、諦めと切り替えが肝心。
別なアプローチを探ります。

実は、よい解決策がありました!

ヒントは、今を遡ること10年前。
2001年9月にデビューした、「ピューマ(Puma)」にありました。
実は、ピューマは、ヒョウの仲間のように思っている方が多いのですが(現実に、北米では、Pantherはピューマのことを指します)、山猫に近いネコ亜科の動物。

つまり、慣例上、Mac OSの「あだ名」は、ヒョウ亜科の動物の名前ではなくてもよかったわけです。なんか、古い判例を見つけたみたいで、気分がいいです。

ちなみに、ヒョウに「Panther」「Leopard」という2つの呼び名があったのと同じく、ピューマの別名には「Cougar」というのもあります。これも、今後のMac OSの「あだ名」の貴重な候補になります。

ヒョウ亜科に限定すると、前述したとおり名称は、8種類しかいないわけですが、ネコ亜科がOKとなると、範囲は広い!
ネコ亜科に属する動物はざっと数十種。
これなら安心。少なくとも、私が生きている間は、MacOSの名称が枯渇する心配はなくなりました。
実は、Mac OS X10.0で使われた「チーター(Cheater)」も、ヒョウ亜科ではなく、ネコ亜科の所属でした。

これにて一件落着。
「2019年問題」は無事解決です。
Apple社のコンサルティングを担当した気分です(気分だけですけどね)。

ここまで、書きながら、今日の話、何かに似ていると思ったのですが、今、ようやく気づきました。
IPアドレス枯渇問題ですね。現在使用されているIPv4というプロトコルでは近い将来にIPv4アドレスが不足してしまうことが予想されている事態です。
「2019年問題」とたいへん良く似ています。

ああ。すっきりしました。
今日はよく眠れそうです笑

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2011年6月1日

若ツバメ二股週間

先週は、20代の若き友人たちとの飲み会が続きました。

2日とも、男どおし。サシで飲みました。
2日とも、なぜか鳥。鳥が続きました。
2人とも、私の教え子。優秀な教え子です。
2人とも、私のクライアント企業の従業員。
2人とも、もうすぐ30代。いい面構えです。
2人とも、iPhone4を所有。私と一緒。
2人とも、もうすぐ生活が大きく変わる予定。
2人とも、とても前向き。ポジティブです。
2人とも、現在猛勉強中。パワフルです。
2人とも、自信の夢を語ってくれました。

初日の彼は、婚約中。来年ご結婚予定。
現在は、地方に赴任されており、そちらでバリバリと仕事をしています。
今回は私との共同作業の業務があり、東京でその打ち上げを開催。
現在、彼は自らが務める企業の後輩向け講座の社内講師も努めており、マーケティングの勉強に熱中・没頭しています。
また、経営学全般についても学んでいきたいとのことで、その学習法についてもいろいろアドバイスさせていただきました。
こんな風に書きますと、二人してガンガン飲んだ感じがありますが、実は彼のほうがほとんど下戸。
私ばかりがいいピッチで飲み進め、やがて酩酊気分に(スミマセン)。
別れ際に彼は、自らの将来の夢を聞かせてくれました。個人情報なので、これはもちろん秘密なのですが、とても素敵な夢でした。実現の可能性大だなあ。微力ながら応援したいと思います。

二日目の彼は、昨年結婚され、もうまもなく一児のパパになる予定。
地方のご出身ですが、現在は東京勤務。彼の勤務する会社で、私が研修を担当したのがきっかけ。
6年くらいお会いしていなかったのですが、先日、地下鉄の駅でばったり。
別れ際に飲む約束をして、それが先週実現しました。
彼の当面の夢は(許可をいただいたのでオープンにすると)、MBA(経営大学院)で、マーケティングの勉強をすること。
まもなく受験であり、研究計画書をどのように書けばよいか、面接へはどのように臨めばよいか、そして、大学院生活をどのように送るべきか、それらについての相談を受けました。
出産を控えながらの自費での大学院進学。これも立派。応援してあげたいなあ…と思って分かれました。

奇しくもお二人とも、まもなく三十歳という年齢。
私自身が、中小企業診断士の資格を勉強をはじめ、登録し、転職し、独立し、大学院に通い…という時期と重なる年齢です。
私は彼らに、自らの経験を語り、知識や情報を提供することはできます。
しかし、圧倒的にいろいろなものを貰っているのは、実は私のほうです。
元気、パワー、エネルギー、ソウル、ビート、気、波紋、覇気、闘気、魔闘気…。
文字にすると陳腐になってしまうのですが、これらの「総体」と、数時間ご一緒させていただいている感じ。

いいですね。若さ。
二日連続で、ちょっと、というか、かなり、というか、相当、うらやましくなって帰ってまいりました。

あ、でも、この週末。
なんとなく、肌つやがつるつるしている感じがします。きっと、彼らのおかげです。感謝。

念のため、言っておきますが、私の恋愛対象は、あくまでも「女性」です。誤解のないようにm(_ _)m

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2011年5月29日

初夏到来! 新人中小企業診断士・スタートダッシュ・キャンペーンの季節

本年度4月に中小企業診断士に登録された皆様。
Facebookを通じ、ぼちぼち、お手元に登録証が届いていることを知りました。
改めてお祝い申し上げます。
本当におめでとうございます。
中小企業診断士として、どうか、よいスタートを切ってください。スタート・ダッシュ・キャンペーンをはって、「どおおおん」と一気に前進してください。

思い起こせば15年前。
私は、現在の実務補習・実務従事に該当する15日間の3次実習中に、気管支炎を拗らせ、同期の中では大きく出遅れてしまいました。よいスタートを切ることはできませんでした。

恩師に誘われていた1次試験対策の母校であった日本マンパワー主催の講師養成講座にも申し込めず、寝たり起きたりの状態。なんとか、会社は休まず通っていましたが、咳がひどくてずいぶん苦労いたしました。

そんなとき、2次試験対策でちょっとだけ通ったTBCに電話し、まだ、面識のなかった木下社長に事情を話し、特例で、TBC主催のインストラクター養成講座に、途中参加させていただきました(もっとも、料金は全額払いでした。そのへんはしっかりしていましたね笑)。

現在では、㈱TBCに代わって、私たち㈱経営教育総合研究所が、インストラクター養成講座の後継講座(新人中小企業診断士向けのスタートアップセミナー)を開催しています。主に山口が担当。利害関係者の私が申し上げても信じてもらえないかもしれませんが、山口の講座は本当におもしろいですよ。あっという間に時間がすぎていく3時間です。
興味のある方は、門を叩いてみてください。まず、損はさせません。

「竹永さんっておっしゃるんですか。途中参加の方ですよね」

一字一句いっしょだったかどうかまでは覚えていませんが、セミナールームにぽつんと座っていた私に声をかけてくれたのが、現在の㈱経営教育総合研究所・代表取締役社長の山口です。彼は生粋のTBC卒業生。私と違って、知り合いも多く、いろいろな方を紹介していただきました。

あれから15年。あっという間のコンサルタント生活でした。

しかし。
もし、15年前に、気管支炎を患わずに、予定通り、日本マンパワーに通っていたら…私の人生はどうなっていたのでしょうか。
この数週間、Facebookで再会を果たした中小企業診断士の先輩・後輩の皆様との出会いもなかった可能性が大です。過去に担任を務めた診断士講座…東京での竹永塾も大阪での竹永塾も、存在しなかったことになります。

木下・山口両氏に感謝するのはもちろんですが、さかのぼると、気管支炎への感謝を忘れてはならなかったということになります。
まったくもって、「人間万事塞翁が丙午」ですなあ(あ、私の生まれ年は、「丙午(ひのえうま)」なのです)。

追伸
登録された皆様。ご迷惑でなければ、是非、メールでもFacebookでも、リクエストくださいませ。お待ちしておりますm(_ _)m

takenaga@keieikyouiku.co.jp 竹永 亮

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2011年5月27日