マーケティングの記事一覧

日経ビジネススクール 今月の開講

今年からスタートいたしました日経ビジネススクール「ケースで学ぶ マーケティングの基本」、今月は28日に開催いたします。
http://www.nikkei-nbs.com/nbs/seminar/1104019.html

これに先立ち、今回は、メイン・テキストとなるパワーポイント・スライドを大幅に改訂いたしました。
前回の皆様からのご要望・感想に基づき、可能なかぎり、情報を刷新した次第です。

震災の影響もあり、この時期、わざわざ、マーケティングを学ばなくても…というご意見があるのもごもっともですが、その分、前回のような会場にぎりぎりいっぱいまでお申し込みいただき、グループ・ディスカッションのための机の配置変更も難しい…といった状況にはならないと思います。少人数で、皆さんといろいろな演習を、楽しく、こなしてまいりたいと思います。

もちろん、前回同様、予習や事前準備は不要です。「マーケティング」という言葉をはじめて学ぶ方のための基礎講座ですので、気負わずにお越しくださいませ。

 

マーケティング戦略の手引きとヒント(第2版)抜粋版

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2011年4月13日

日経ビジネススクール開講に向けて④

http://www.nikkei-nbs.com/nbs/seminar/1102006.html

もちろん、マーケティングに関する書籍を乱読していただくのも大賛成です。

本書の巻末には、本書を執筆するに当たって参考にした文献を一覧にしてあります。 ただはじめは、ハードな学術書よりも2,000円以内くらいで入手できるソフ トな入門書のほうが読みやすいかもしれません。

一方、本書は、企業の中で、部下や後輩にマーケティングについて指導す るお立場にいらっしゃる方々のためのガイドブックとしても使えます。社内 セミナーや研修、朝礼やミーティングの際に、マーケティングについての話 をしなければならない際に、本書を「ネタ本」としてお役立ていただければ 幸いです。実は、私自身、本書を辞書代わりにしようと思っているところです。

私がいつも、コンサルティング先のお客様にお伝えし、あるいは、ビジネ ス・スクールでの講義・講演の際に板書し、パワーポイントで説明している 情報の中でも、特に重要なものを集めてあります。先人たちの受け売りだけではなく、私と私の所属する経営教育総合研究所独自の視点を加えてありま す。ご質問があれば、どしどしお寄せください。

“マーケティングなんて、人によって解釈が異なり、つかみどころがない まやかしのような言葉で、知っていていなくても別に大差ない” 世の中に は、こんなふうにマーケティングに対する誤解や偏見を持った方もいらっし ゃいます。ですが、本当は、マーケティングにもきちんとした定義があり、 企業がお客様にモノを売るために役立つ方法論がたくさん開発されている のです。

本書を読み、少しでもこんな誤解や偏見がなくなれば、うれしく思います。 お手元に置き、末永く愛用していただければ幸いです。

<本稿終わり>

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮
(takenaga@keieikyouiku.co.jp ご意見・ご感想・ご用命はこちらへ)

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮

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2011年1月10日

日経ビジネススクール開講に向けて③

http://www.nikkei-nbs.com/nbs/seminar/1102006.html

「はじめに、お客様ありき」。これがマーケティングの出発点です。

今回の講座で皆さんにお渡しする小冊子『マーケティング戦略の手引きとヒント』は、これから、マーケティングの感覚・手法を取り入れて、ビジネス を成功させたいと考えている方を対象に、さまざまな専門用語・視点・切り口・方法・手順・フレームワーク(枠組み)・簡単な事例をぎっしりと詰め 込み体系的に整理した要点集であり、便覧です。ですから、タイトルは、「手引きとヒント」としました。索引も充実しています!

企画書を作ったり、明日からの販売計画を考えたりするとき、何もない状 態からではなかなかアイディアが浮かばないものです。何か、ヒントがほし い…もし、そう思ったときには、是非是非、本書をぱらぱらとめくってみて ください。

箇条書きになっている箇所、ゴシックで指定してある重要用語、図表やチ ャート、事例…これらが、皆さんが、マーケティング戦略を考えるときのヒ ントになってくれるはずです。

本書は百科事典ではありませんので、記述が抽象的で、言葉足らずだな、 難しいな…と感じる箇所も多いと思います。あくまでも、便覧・ヒント・手 引きですので、どうかこの点はご容赦ください。

こんなときはどうすればよいか。ここから先はインターネットの出番です。 もう少し調べてみたいと思った用語や事項について、調べてみてください。 ネット上には、その用語や事項に関するより詳しい説明や具体的な事例がい たるところで紹介されているはずです。どんどん、研究してみてください。

<次回に続く>

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮
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2011年1月9日

日経ビジネススクール開講に向けて②

http://www.nikkei-nbs.com/nbs/seminar/1102006.html

よい製品をお手ごろ価格で提供することは、お客様にとっての価値を作る (創造する)という段階であり、とても大切です。そのことをお客様にお伝 えし、商談が決まれば、きちんとお届けすること、すなわち、価値を情報と してお伝えし、商品をお届けする(伝達する)という段階も大切です。価値 の創造と伝達、これがセットとなってはじめて、お客様にモノを売ることが できるのです。

さて、皆さんは、どんなお客様にモノを売っていますか? 商品ではなく、 サービスを提供している方もいるでしょう。消費者ではなく、企業や業者と 取引をされている方もいるでしょう。自社の他の部署とやりとりをしている方もいらっしゃるでしょう。でも、広い意味で、「“誰か”に“何か”を提 供している」という点では本質的にはみな同じです。ですから、マーケティ ングは、業種や業態、企業の規模の大小にかかわらず、使うことができる、 たいへん柔軟かつ重宝なものなのです。

「誰に向けて売るのか」。これはとても重要なチェック・ポイントですね。 そもそも、何を売るか、いくらで売るかということは、お客様の顔を思い浮 かべながら、はじめて決めることができるのです。

私が、学生街に高級フランス料理店を構えたとしましょう。その店で出す フランス料理はたいへんおいしいものだとしましょう。しかし、大学の昼休 みに、学生たちは、私の店には食べに来ないでしょう。隣のあまりきれいで はないラーメン屋のほうがずっと繁盛しているはずです。彼らにとっては、 1杯300円のラーメンのほうがずっと価値があるからです。

<次回に続く>

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮
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2011年1月8日

日経ビジネススクール開講に向けて①

http://www.nikkei-nbs.com/nbs/seminar/1102006.html

失敗しない経営は経営者の理想であり、夢です。しかし、絶対に失敗しな い経営のための方程式や特効薬は残念ながら、世の中にはありません。

では、どうすればよいか。できるだけ、失敗しないように工夫すればよい のです。

そのために、先輩の経営者やビジネスマンたちは、「戦略」という概念を 生み出しました。特に、お客様に対し、モノを売る際には、「マーケティン グ(戦略)」という考え方を用いれば、失敗しにくいということを発見しま した。20世紀初頭のことと言われています。

簡単にいえば、マーケティングとは、これからモノを売ろうと思っている お客様(見込み客の場合もありますが)に対し、最高にすばらしい製品をお 手ごろな価格で販売するためのさまざまな工夫のことです。

たとえば、すばらしいクルマが手頃な価格で売られていても、そのことに お客様が気づいていなければ、買ってはいただけません。ですから、お客様 とのコミュニケーションは、マーケティングの中ではとても重要なチェッ ク・ポイントになるわけです。

また、せっかく商談が成立して(モノが売れても)、お約束させていただ いた期日までに、お客様のところに納品されなければ、満足していただける どころか、お叱りを受けてしまいます。お客様にご購入いただいた商品(本 書では製品とよびますが)をいかに早く、確実にお届けできるか。これも、 マーケティングでは、欠かすことのできないチェック・ポイントとなるわけ です。

<次回に続く>

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮
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2011年1月7日

日経ビジネス・スクールのご案内

手前味噌で恐縮ですが、来年度より、日経ビジネス・スクールのマーケティング講座を担当することになりました。

http://www.nikkei-nbs.com/nbs/seminar/1102006.html

ご自身のみならず、職場の方や、ご友人で、マーケティングを基礎から学びたい…という方がいらっしゃれば、是非、お声をおかけください。

当日は、クイズあり、ゲームあり、ディスカッションあり、プレゼンテーションあり、ケーススタディあり…と盛りだくさんの内容で、お迎えいたしますm(_ _)m

マーケティングという「雲」のような不定形な概念をわかりやすく解説させていただきます。

日経新聞社のHPからお申し込みいただけますが、弊社の窓口にもパンフレットが並んでいますので、ご自由におとりください。

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2010年12月4日

シナジー型飲料の展望②(現在編)

お酒の世界における、最近流行のシナジー型飲料といえば、何といっても、ハイボールです。

本来、ハイボールはかなり広い概念の言葉です。広義ではスピリッツをソーダやトニックウォーターなどの炭酸飲料や、水、湯、フレッシュジュースなどアルコールの含まれていない飲料で割ったものの総称です。
日本では、もっと狭い意味で理解されており、ウイスキーをソーダ水で割ったもの(ウイスキー・ソーダ)をハイボールと呼ぶのが一般的です。現在、流行中のハイボールもまさにこのタイプ。狭義のハイボールです。

ハイボールの語源には諸説ありますが、最も有力なのが、ゴルフの「ハイボール」説です。ゴルフ場で英国紳士がウイスキーのソーダ割りを試したときに、誰かが打ったボールが飛び込んできたのをみて、感動した紳士は、グラスにボールが入るような高いボールという意味で「これぞ、ハイボールだ!」と言ったという言い伝えがあります。

数年前からサントリーが「角瓶」の需要喚起戦略としてとりあげたのが、ハイボールのプロモーションです。
角瓶といえば、サントリーの代表的なウイスキー・ブランドです。1937年に発売され、専用ガラス瓶の独特な亀甲模様の形から「角瓶」「角」と通称され、のちに正式な製品名として「角瓶」の名が採用されました。

長らく、低迷が続いてきたウイスキー業界ですが、女優の小雪さんを使ったテレビCMで、ソーダ割りの飲み方提案を展開したことで若者を中心に人気に火がつき、2010年上期の売上は対前年比70%を超える大幅増加を記録、7月には異例の「出荷調整」宣言がなされたほどの大ヒット商品となりました。現在は、二匹目のドジョウを狙って、トリスのハイボールのCMが毎日放送されています。

私自身、30代になってから見向きもしなかったウイスキーを、今年に入ってからは居酒屋で頻繁にオーダーするようになりました。もちろん、ハイボールとして飲んでいます。

ウイスキーに炭酸というシンプルな組み合わせも、1+1=2以上の価値を産んでおり、シナジー型飲料の代名詞です。

さてさて。
それでは、今後は、どんなシナジー型飲料が登場するか、次回・最終回の未来編では、その大予想に挑戦いたします。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(takenaga@keieikyouiku.co.jp ご意見・ご感想はこちらへ)

<次回に続く>

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2010年12月2日

シナジー型飲料の展望①(過去編)

私がマーケティングの勉強を始めた頃、典型的なケーススタディの1つにカルピスウォーターがありました。1991年にカルピス食品工業(現在のカルピス株式会社)が発売した乳清飲料です。

従来、希釈したカルピスは時間経過により粒子の凝集・沈澱などの劣化が生じるため、濃縮タイプおよび炭酸飲料タイプ(カルピスソーダ)だけが販売されていたのですが、粒子径を細かくし、鮮度保持のための窒素ガスを封入することにより、商品化が実現しました。
発売直後に年間2,000万ケースを超える出荷を達成し、1991年のヒット商品番付にランクされる史上空前のヒット作です。

シナジーとは、経営戦略で、各部門の相乗作用を活用した効果として利益を生みだすことです。最近では、この利益が転用され、1+1=2以上の価値を作る場合に、「シナジーが働く」といった使い方がされるようになりました。

カルピスに水を加えることにより、1+1=2以上の価値を創造したカルピスウォーターは、まさに、シナジー型飲料と呼べる存在。単体としてのカルピスも、単体としての水も、別に驚くような存在ではないのですが、これが足し算されると、大きな価値を生むという点が、シナジーという言葉を連想させます。

今年は、お酒の世界でも、シナジー型飲料が大ヒットいたしました。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(takenaga@keieikyouiku.co.jp ご意見・ご感想はこちらへ)

<次回に続く

<次回に続く>

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2010年12月1日