Airの記事一覧

仕事の電子化・MacBook Airの電源対策

先日、二泊三日で中京地区のクライアント企業を訪問してきたのですが、出張中、お供のMacBook Airはまたしても大活躍。
徐々に手に馴染み、操作にも慣れてきました。

まだまだ、外歩きが長い時にはいろいろなことに気を使います。
もっとも気になるのはやはり電源問題。
MacBook Airの厚さ(薄さ)を見れば、誰もが心配になります。
購入の際、「思ったよりも長持ちしますよ」とショップの店員さんはおっしゃっていましたが、実物を見ると、どうしても心配になります。
しかし、何度か出張に持って行き、あながち、店員さんの言葉が気休めではないことが分かってきました。
確かに思った以上によく持ちます。

「パタン!」

と蓋をすれば、そのままサスペンド状態に移行し、電源消費量は事実上無視できるレベルにまで低下します(サスペンド状態で1ヶ月持つそうです。当然、試したことはありませんが…)。
この1ヶ月、「MacBook Air…電池切れかあ。しかがたがないから、iPhoneで続き作業を…」となったことはありません。
まめに蓋を閉じると、かなりの省エネになり、体感的には、

「電池はけっこう長持ちするなあ」

と思えるのかもしれません。

もともとは、HyperMacというサードパーティ製の外部バッテリー購入を考えていたのですが、どうやら、この製品、アップルから特許侵害だと警告され、販売を打ち切ってしまったのです。類似製品がないので、誠に残念でした。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮
(takenaga@keieikyouiku.co.jp ご意見・ご感想・ご用命はこちらへ)

タグ

2010年12月16日

キーボード不変の原則③

一般にクラウド・コンピューティングという言葉は、情報の同期化だけが取り沙汰されます。しかし、実際には、

「いつでもどこでも必要な情報を呼び出せる」

だけではなく、

「いつでもどこでも必要な情報を加工・更新できる」

ことも大切です。そのためには、

「いつでもどこでも同じキーボード(入力装置)が使える」

ということも必要なのです。そのほうが、ストレスなく、クラウド・コンピューティングの利便性を享受できるからです。

アップルの場合、Mac Pro、iMac、Mac mini、MacBook、MacBook Pro、MacBook Air、iPad、iPhone、iPod Touchのいずれを使用する場合でも、ほぼ同一のキーボードを使うことができます。
こういう点に対する統一性こそ、企業としての長期的視点の現れであり、戦略的視点の具現化です。

最近、使用機会の減ったThinkPadですが、この製品もたいへん立派なコンセプトを守っている製品です。今や、ThinkPadのアイデンティティとなっている赤いトラックパッドですが、他のWindowsノートが、

「右向け右」

で一斉にトラックパッドに映っても、かたくなに赤いトラックポイントの使用を守ってきました。黒い筐体に赤いトラックパッドの新製品を見るたびに、トラックポイント・ファンは、安堵し続けてきました。
ThinkPadを使ったことのない方はご存じないかもしれませんが、キーボードのブラインド・タッチをする方にとって、ホームポジションから掌をまったく動かさずに、カーソルを自由に動かすことができるトラックポイントほど優れた入力装置はありません。マウスはもとより、タッチパッドでも、こんなことはできません。

「掌を離す」

ことは避けられない動作(無駄な動作)なのです。

現在愛用中のMacBook Airに対して抱いている僅かな不満の1つが、

「トラックポイント」

を搭載していないことです。これだけは誠に惜しいと思います。

「画竜点睛を欠く」

とは、まさにこのことです。アップルの皆さん、どうか、トラックポイントの搭載を考えてみてください。赤くなくても構いません。

「今だけ売れればいいよ」

といったIT機器ばかりを売ったり、買ったりしていては、本当のユビキタス社会、クラウド・コンピューティング時代の到来は先延ばしになるばかりです。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(ご意見・ご感想・ご用命はtakenaga@keieikyouiku.co.jpへ)

<この稿終わり>

タグ

2010年12月11日

キーボード不変の原則②

ところが、対するMacはどうかというと、さすがに統一されています。
アップルが長い間、サブノート・サイズ(B5判ノートパソコン)をつくらなかった理由の1つは、一定のキーとキーとの間隔(ピッチ)を確保したいためだったといわれています。サイズだけ小さくした打ちにくいMacを作るのは、彼らの美学が許さなかったわけです。

iPhone用に購入したアップルのWirelessキーボードと、MacBook Airのキーボードを比較してみると、サイズはほとんどいっしょ。キー配列も同じです。違いは、キーの深さです。携帯用であり、薄さを求められるMacBook Airのほうがやや浅い構造になっており、深い打鍵感を好む方にはやや物足りないかもしれません。もっとも、深い打鍵感が好きで、長らくThinkPadを愛用してきた私ですが、特に違和感は感じませんでした。浅いながらも作りがしっかりしたキーボードになっており、「たたいた」という実感は十分に得られます。

仮に私が自宅で大きな画面のマシンで作業をしたいと思った場合、iMacを購入するのが妥当でしょう。その場合、キーボードは、前述したiPhone用に購入したWirelessキーボードと同じものが付属されています。iPhoneとiMacでは、象と蟻くらいサイズは違いますが、使えるキーボードは同一なのです。
最近愛用しているMacBook Airのキーボードもやや浅い点を除けばほとんど同じ。
これはすごいことです。
アップルの場合、マシンを変えても、違うキーボードを使用擦る必要がないのです。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(ご意見・ご感想・ご用命はtakenaga@keieikyouiku.co.jpへ)

<次回に続く>

タグ

2010年12月10日

仕事の電子化・軽薄モテモテ時代②

今後、WindowsからMacへの乗り換えまたは併用をお考えになっている方には、できれば、Macの基本書を1〜2冊お読みすることをオススメいたします。しかし、お会いした女性マネジャーの方は、何も読まず、インターネットの情報(アップルのホームページ等)で済ませたとおっしゃっていました。それでも十分使えるようになるのでしょう。

MacBookAirを使っている女性は(男性もですが)まだまだ少数ですが、iPhoneを使用する女性はかなり増えています。その中には、

「iPhoneがこれだけわかりやすいインターフェイスだったのだから、Macもいいかも」

と思っているがとても多いようですね。
そういった潜在需要があるところに、

「軽薄ながら、かわいい」

“イケメン”が登場したわけです。よく考えれば、売れて当たり前…ですね。

WindowsユーザーがMacに慣れるまでに必要な時間ですが、毎日接していれば、およそ2週間と見てよいのではないかと思います(若い方ならもっと短期間でマスターされるかもしれません)。これは、ガラパゴス携帯(日本独自の携帯電話)からiPhoneに慣れるまでの期間とほぼ同じです。一からパソコンに触れるわけではないので、案外短時間で普通に使うことができるようになります。

MacBookAirには、FaceTimeという一種のテレビ電話機能がついており、iPhoneやカメラの付いたMacを持った相手とやりとりができるようになっています。これは意外と便利な機能で、手鏡のかわりに使用することができます。ビデオの収録前などに、髪型やネクタイのチェックをすることができるので、私も重宝しています。化粧が必須の女性にとっても、便利な機能かもしれません。ちゃんと、左右逆(鏡と同じ)に写ってくれます。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(takenaga@keieikyouiku.co.jp ご意見・ご感想はこちらへ)

<この稿終わり>

タグ

2010年12月7日

仕事の電子化・軽薄モテモテ時代①

仕事でお会いする女性で、iPhoneやiPadを使う方が増えてきました。なかには、早々とMacBookAirを購入されている方もいらっしゃいます。すごい普及速度ですね。びっくりします。

「お仕事で使っていらっしゃるんですか」
「はい」
「Officeソフトはどうされているのですか」
「本当は、会社のパソコンと互換性のあるMicrosoft Office for Macがほしいんですが、今は安価なiWorkを使っているんです。とりあえず、メールの添付資料が読めればいいので、まあ、使えていますよ」
「もともと、ノートパソコンを持っていらっしゃいましたっけ」
「いいえ。全然。でも、今回のAirは薄くて軽いし、かわいいので、つい、買っちゃったんです」

なるほど。軽薄でもかわいければモテるのか…などと、MacBook Airにちょっと嫉妬しつつも、

「そのとおり」

だと思います。
もともと、MacのOSのよいところは、直感的に使える点でした。私のようにMicrosoftのソフトを使わず、アップル純正品で基本ソフトを固めてしまえば、操作に一貫性があり、ソフト間の互換性も実に高く、ストレスなく使うことができます。
ソフトごとに開発企業が異なるWindows機を使用する場合には、こういったメリットは受けられません。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(takenaga@keieikyouiku.co.jp ご意見・ご感想はこちらへ)

<次回に続く>

タグ

2010年12月4日

持続的成長型マネジャーと成長停滞型マネジャー①

先週後半は、MacBook Airを持ち、初の大阪出張。
丸々二日間、とある大手サービス業勤務のマネジャーの皆さんを対象に、マネジリアル・クライミング・モデル(リーダーシップ理論)動機付け地形図理論(モチベーション理論)についてお話して参りました。
といっても、私の話していた時間は全体の3分の1くらいでしょうか。あとは、メンバーの皆さんによるディスカッションが中心です。
マネジャー同士の研修の場合には、講師が話す時間が3分の1でも多いくらいです。もっと、話す時間が短くなるよう、私自身、プログラムの改善を試みるべきだと毎回感じています。

マネジャー向けの講演・研修・ワークショップを主宰すると、必ず気づく共通点が1つあります。
私は、講演であれ、研修であれ、ワークショップであれ、殆どの場合に、マネジメントに関するショート・ケーススタディを用意します。そのその際、どのショーケースでも、

「さて、この場合、どのような方法が考えられるでしょうか」
「さて、この場合、彼はどうすべきだったのでしょうか」

という問いかけをするのですが、それに対する参加マネジャーの皆さんの対処方法が、見事に2つに分かれます

① 教科書的な正論や抽象論、マネジャーじゃなくても答えらるような一般論だけしか話すことができない方
② 次から次へのさまざまなアイディアや具体的な事例・経験を話すことができる方

本当に真っ2つです。
①のようにマネジメントに関するノウハウの引き出しがほとんどない方と、②のようにマネジメントに関する事例とノウハウがあふれんばかりに詰まっている方。
銀行でも、小売業でも、サービス業でも、メーカーでも、大企業でも、中小企業でも、本社でも、支店でも、営業部門でも、生産部門でも、ビックリするくらいに、①②真っ2つに分かれます。

当然、私は、研修や講演においで頂いた方々には、②のようなマネジャーに育ってほしいと願っています。

どうして日本のマネジャーはこの2つのタイプに別れてしまうのでしょうか。

<次回に続く>

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮
(ご意見・ご感想・ご用命はこちらへ  takenaga@keieikyouiku.co.jp )

<次回に続く>

タグ

2010年11月29日

仕事の電子化・MacBook AirはiPhoneを駆逐する③

このように、MacBook Airがあると、iPhoneのスマートフォンとしてのさまざまな高機能が非常に中途半端に思えてきます。
MacBook Airが手元にある場合、それ以外にほしい情報機器は、

「電話(電話機)」

だけなのです。まさか、移動中に、MacBook Airを開き、インターネット電話サービスであるSkypeを使って話すわけにもいきません。電話機だけはどうしても必要なのです。しかし、それ以外のほとんどの機能、すなわち、ネット検索も、メール受送信も、ファイルの閲覧・確認も、すべてMacBook Airにお任せでよいのです。

「その場合、MacBook Airと組み合わせるべきベストな電話機とは何ですか」

と尋ねられれば、私はこう答えます。

「高齢者用のらくらくホンのような電話機でしょうね」

らくらくホンは、NTTドコモの携帯電話端末製品のブランド名ですから、より一般的な言い方をすれば、

「携帯電話初心者および50代以上の高齢者層をターゲットとする携帯電話端末(高齢者向け携帯電話)」

がベストだということになります。意外に思われる方も多いかもしれませんが、これからはズバリ、

MacBook Air + 高齢者向け携帯電話

の組み合わせがベストの選択です。

高齢者向け携帯電話は、シンプルで使いやすく、それでも、ちゃんと携帯メール機能はついていますから、いざとなれば(MacBook Airが使えない状況など)、メールのやり取りは「らくらく」できます。ご存知のとおり、日本には、PCメールと携帯メールという2つのメール文化があります。パソコンであるMacBook Airは携帯メールを送受信できませんから、この点でも、携帯電話を持たないというわけにはいきません。

MacBook Airと高齢者向け携帯電話は、驚くほど、その機能が重複しません。きれいに相互補完し合う関係になっており、かっちりと役割分担させることができます。

ネットで何かを調べるとき ⇒ MacBook Air で対応
長文を打つとき ⇒  MacBook Air で対応
PCメールをやりとりするとき ⇒ MacBook Air で対応
ファイルを開くとき ⇒ MacBook Air で対応
電話をかけるとき ⇒ 高齢者向け携帯電話で対応
携帯メールでやりとりするとき ⇒ 高齢者向け携帯電話で対応
電話をかけながら、画面を見たいとき ⇒ MacBook Airと高齢者向け携帯電話の併用で対応

このように、どんな局面を想定しても、両者があればこと足りますし、出番が重複することもありません。最強の組み合わせであることがわかります。

やはり、

「MacBook Air と高齢者向け携帯電話 の組み合わせが天下をとる」

という予想が成立します。

MacBook Airをはじめとする薄型・軽量で立ち上がりの速いパソコンが世の中に出まわりつつある現在、iPhoneをはじめとするスマートフォンの普及は案外難しいかもしれません。
高齢者向け携帯電話を若い世代やビジネスマン向けにアレンジし、MacBook Airのような立ち上がりの速いSSD内蔵パソコンと組み合わせて、販売するほうが、マーケティング的には正しい選択となるかもしれません。

「では、まず、あなたがiPhoneをやめて、高齢者向け携帯電話を使ってみて、その使用感をレポートを書いたらどうですか」

なるほど。それを言われると弱い(笑)。

こう、お答えいたしましょう。

「おっしゃるとおり。私も変えたいのは山々なのですが、まだ、iPhoneの残債がだいぶん残っているので、今、機種変更するのは、難しいのです。すぐにでも実験したいのですが、とても残念です」

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(ご意見・ご感想・ご用命はtakenaga@keieikyouiku.co.jpへ)

<この稿終わり>

タグ

2010年11月26日

仕事の電子化・MacBook AirはiPhoneを駆逐する②

たとえば、電車の中で、メールをチェックしたい場合を想定してみましょう。
先日まで、私のかばんの中には、ThinkPadとiPhoneが入っていました。

「あ、そうだ。メールをチェックしなきゃ」

と思った場合、当然、iPhoneを取り出します。メールを確認し、返事が必要であれば、そのまま、返事を書き、送信。作業は終了です。
iPhoneを選ぶのは当たり前です。ThinkPadをかばんから取り出し、立ち上げている間に、一連の作業が終わってしまうからです。ThinkPadに限らず、従来のハードディスク内蔵型パソコンの立ち上がりには時間がかかります。サスペンドからの復帰であれば、もう少し早いかもしれませんが、この方法だと、電力の消耗が気になります。iPhoneでの確認・返信という方法がベストな選択であることに、疑いの余地はありません。

しかし、現在、私のかばんには、MacBook AirとiPhoneが入っています(MacBookの通信用に、EmobileのポケットWi-Fiも入っています)。
先程と同様に、移動中に、

「あ、そうだ。メールをチェックしなきゃ」

と思ったとしましょう。
私はどういう行動に出るでしょうか。

この場合、もちろん、iPhoneを選んでもいいのですが、返信文として、ある程度の長文を打つことがわかっていれば、MacBook Airのほうが速いのではないか…という代替案が浮上します。
かばんからMacBook Airを取り出して、ポケットWi-Fiのスイッチを入れ、ネットに接続(ここまでの所要時間はおよそ10秒です)。MacBook Airの蓋をあけて、メールをチェック。未読の受信メールを確認し、返信すべき文章を打ち込み、送信!
蓋を閉じて、ポケットWi-Fiを切り、かばんにしまって、作業終了。…と、こんな具合になります。
ちらっとメールを確認するだけであれば、iPhoneのほうが速いでしょうが、MacBook Airを選んだほうが処理が速いという場面も増えてきます。

インターネットで何らかの情報を閲覧・確認しなければならない場合など、接続までの所要時間がほとんど変わらないとすると(実際、iPhoneで5秒、MacBook Airで15秒といった僅差ですから)、画面が大きく、文字の打ち込みもしやすいMacのほうにプライオリティを感じます。

誰かに電話をかけながら、ネットで地図を見たり、相手が送ってくれたファイルを見たり…という場合になれば、当然、地図やファイルはMacBookで閲覧することになります。この場合、もちろん、iPhoneも使ってはいるのですが、ただの電話機としての使用になります。もし、MacBook Airがなければ、

「一旦電話を切ります。地図(またはファイル)を確認して、もう一度お電話いたします」

と、iPhoneを使ってやりとりしているはずです(ヘッドセットを使うという手もありますが、ここでは省略します)。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(ご意見・ご感想・ご用命はtakenaga@keieikyouiku.co.jpへ)

<次回に続く>

タグ

2010年11月24日

仕事の電子化・MacBook AirはiPhoneを駆逐する①

MacBookAirを使うようになってから、ビジネス生活にいろいろな変化があります。
仕事とプライベートとの間が、よりシームレス化し、どこででも仕事ができるようになったことが最大の変化ですが、近頃、もう1つ大きな変化があることに気づきました。

それは…

「iPhoneを使う頻度が激減したこと」

なのです。ちょっと意外に感じる方が多いでしょうか。

一般に、MacBook Airに限らず、MacとiPhoneは相性が良く(同じアップル社製)、相互補完の関係にあると認識されています。

MacBookとiPadの組み合わせ、あるいは、iPadとiPhoneの組み合わせについては、機能の重複を指摘する声はかなり耳にします。MacBook AirがあればiPadはいらないでしょうし、iPhoneがあればiPadは持ち歩かなくても済むことが多いということでしょう。この点は私も同感です。

しかし、今日、私が申し上げたいのは、MacBook AirとiPhoneとのバッティング問題です。この問題を主張している方は、世の中にまだあまりいないと思います。

MacBook AirとiPhone。最強の組み合わせだと思われていますが、実際に併用してみるとわかりますが、かなり機能面でバッティングします。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(ご意見・ご感想・ご用命はtakenaga@keieikyouiku.co.jpへ)

<次回に続く>

タグ

2010年11月23日

仕事の電子化・統制不可能内部環境理論⑤

Microsoftは、Windows7においてライブラリーという機能を搭載してきました。この考え方は、仮想フォルダを使って、実際にはバラバラの存在にあるファイルを、一箇所に仮想的に集めることができるというしくみです。ショートカットを使えば、XPなどでも似たようなことはできなくはないですが、やはり、まどろっこしいです。ライブラリーの搭載は、歓迎すべきことです。ライブラリーによるファイル管理は、分類によるものではありません。前回、ご紹介したタグに近い発想です。できれば、10年くらい前から搭載してほしかった機能です。

Windowsに比べると、Macのファイル検索機能はたいへん優れています。全文検索は当たり前、ファイルの並びも時系列、ファイル形式別に自由に変更することができます。こういう合理的なしくみがあるなら、もっと前から使えばよかったなあ…と、つい先日までMacに興味のなかった私としては、思わざるを得ません。

最近の私のMacBookAirの使い方を1つご紹介。
Airの隣にDropboxで同期されたWindows機(ThinkPad)を置いて作業をします。

常々申し上げているとおり、私の場合、単純にWordやPowerPointで文書を作る作業は、ThinkPadのほうが、はるかに速いのです。

ですから、実際の作業は、ThinkPadで行います。ただし、作業を行うべきファイルは、Airを使って高速で検索するのです。

似て非なる名前のファイル名が大量に存在する私のパソコンの中では、時系列的に変更日時が最も新しいものを正しく選ぶということは重要な作業なのです。

そうでないと、野口教授のおっしゃるドッペルゲンガー・シンドロームに陥ってしまうのです(この言葉をご存じない方は、検索してみてください。「ドッペルゲンガー・シンドローム 野口悠紀雄」ですぐに見つかります)。
辞書または索引のように、ThinkPadのハードディスク内を、サクサクと検索してくれるMacBook Air。まるで、旅行先で、優秀な登山ガイドや水先案内人を雇ったような感覚です。

ThinkPadは、Windows機ですから、当然、Windows デスクトップサーチが入っているのですが、このソフトは検索速度が遅く、また、不定期に、突然、索引(リスト)作成作業が始まり、ジーコジーコとハードディスクが動き出し、他のタスクのスピードもダウンしてしまうという、厄介な欠点があります。

「え? Windows デスクトップサーチ、入れたんですか。あれを入れると、パソコンが重くなりますよね。慢性の鼻炎になってしまったような感じになりますよ。お勧めしないなあ」

ある方のWindows デスクトップサーチに対する評価です。残念ながら、まさにそのとおり。導入してしばらくすると、パソコンが、風邪を引いたような状態になってしまうのです。

もっとも、Windows デスクトップサーチは、Windows機では貴重な全文検索できるソフト。アンインストールしてしまうわけにもいかず、弱っていました。

変則的ではありますが、ThinkPadの隣にAirを置いて、水先案内を頼むと、たいへん快適に作業をすすめることができます。

MacBook Air ⇒ 探す作業に特化
ThinkPad ⇒ 作る作業に特化

この作業を、織原則に当てはめれば、「専門化の原則」に基づくものです。
薩長同盟のような力強いアライアンスの誕生です。薩長を取り持つ仲介者の役割を果たしているのが、Dropbox。常に両者のハードディスク(Airの場合はSSDですが)を、完全に同期してくれます。差し詰め、Dropboxは、薩長同盟を成立させた陰の立役者・坂本龍馬のような存在です。

Windows7をいまだ導入していないので、私が遅れているだけかもしれませんが、依然としてWindows機の内部環境=パソコン内部の情報へのアクセスは、速度的に十分ということはできません。

外部環境(インターネットを通じた外の情報)に対しては、これだけ迅速にアクセスできる時代です。関係者の皆様、どうか、一刻も早く、内部情報をサクサクと検索できるしくみを整えていただきたいと、1人のユーザーとして、切に願います。

㈱経営教育総合研究所 竹永 亮(ご意見・ご感想・ご用命はtakenaga@keieikyouiku.co.jpへ)

<この稿終わり>

タグ

2010年11月22日