Appleの記事一覧

Facebookの特異性分析(中編)

中編です。前回に続き、Facebookの特徴的な効果について、備忘録がわりにまとめておきます。

<前回の続き>

4.後押し効果

Facebookで知り合った友人から、先日、こんな頁を教えていただきました。

http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-21757620110617

Facebookは、他の匿名型SNSや匿名型のネットワークと違って、人をアウトドアへと後押しする効果があるようです。
人を信頼し、社会に対して、前向きにつきあえるようになるようなのです。

匿名型のネットワークで知り合った人物とリアル似合うというのはドキドキです。リスクもあります。「出会い系サイト」が問題になったのも、当然です。

Facebookは違います。
意気投合すれば、

「どうですか。一回お会いしませんか」

という約束が、

「社交辞令」

でなはなく、成立します。

素性も写真も存じ上げている方ですし、お互いに投稿により「動機づけ」あった仲であれば、なおのこと、お会いするのは楽しみになります。

私自身、

① Facebook以前から付き合いのある「友達」
② Facebookで再会を果たした「友達」
③ Facebookで知り合った「友達」

に、特に差を感じずに、話をしています。

木村先生の研究室を久しぶりに訪問させていただいたもの、実はFacebookがきっかけ。
先日、友人のコンサルタントと情報交換してきたのも、Facebookがきっかけでした。
今週は、講師業に携わっている方が集まる異業種交流会にも参加。これまたFacebookで知り合った方から教えていただいた情報でした。
再来週には現在テレビなどにも出演され、たいへん活躍されているコンサルタントの方(私よりずっとお若いのですが)とお会いすることになりました。Facebookでのやりとりがきっかけ。あっという間に「お会いしましょう」と意気投合しました。
9月には、とあるコンサルタント向け研究会がとある「大物ゲスト」をお呼びする…というのを聞きつけ(Facebookを通じて教えてもらったのですが)、昨日、「いの一番」で出席の予約をお願いいたしました。もちろん、私は過去に行ったことのない研究会です笑

私自身、自らのフットワークの軽さに驚いています。

「匿名の出会い」

ではありえないくらい、社会や世間への

「後押し」

をしてくれるのが、Facebookの特長の1つです。

 

5.情報選別効果

インターネットが高度に発達し、検索エンジンも高度化し、Wikipediaが存在する現代社会。
情報は溢れています。いわゆる情報公害状態。
多くの人が、

「情報をいかにして集めるか」

ではなく

「情報をいかに捨てるか(選ぶか)」

で悩んでいます。

悩んでいないまでも、

「より効率的な方法」

を求めています。

昔の日本には、

「新聞の切り抜きを部下がやってくれている」
「情報の収集は秘書の仕事だから」

という羨ましい環境にあるマネジャーの方が大勢いらっしゃいました。
しかし、現在は、誰でも、自分で必要な情報は、自分で選別しなければなりません。

「情報自動選別システムがあればどんなに助かるだろうに」

と誰もが願う時代です。

ここでも、またしても

「灯台下暗し!」

「Facebookがあるじゃないか!」

ということになります。

Facebookでは、

① 自分と仕事上何らかの利害関係にある「友達」
② 自分と価値観や考え方が近い「友達」

を、大勢見つけることができます。

私の場合で申し上げれば、

経営戦略、マーケティング、法律、行動科学、アカウンティング、ファイナンス、HRM、税務、IT、ビジネス・スキル、話し方、書き方、事業・起業、コンサルティング、中小企業診断士、資格受験、自然科学、登山、Apple…

さまざまな点で、なんらかの接点を持つ「友達」を自在に見つけることができます。

彼らが毎日紹介してくれる記事は、全部とは申し上げませんが、半分くらいはかなり興味のある話題。

「なるほどね。こんなニュースがあったとは…」

と下を巻くこと、しばしです。

「自分の代わりに、大勢の「友達」が情報を選別してくれる」

このように、Facebookには、情報を選別してくれるという効果もあります。
情報削減業務に対する負担やコストは、一気に低下します。

もっとも、情報選別効果については、匿名でもよいのかもしれません。
匿名の知人が紹介してくれても、情報の価値そのものは変わりないかもしれません。

でも、やっぱり、実名がいいですよね。
たとえ、会ったことはないにしても、実像を思い描くことができる「友達」が、わざわざアップした情報であれば、

「彼がアップしているのだから、見てみるか…」

という気になります。
強い好奇心を持つことができるのです。

<次回に続く>

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2011年6月18日

MacOSにひそむ「2019年問題」

タイトルだけ読むと、深刻な問題のような気がしますが、ご安心を。
本日は脱力系の話です。

Macユーザーならば誰でもご存知なことですが、MacのOSには、歴代、ネコ科・それもヒョウ亜科の動物の名前が充てられています。
Windowsのように数字や英文字(95、98、ME2000、XP、7)ではなく、ネコ科の動物の名前が「あだ名」(正式には「コードネーム」というそうです)として付けられているのです。
この夏、登場するMacOSX10.7の「あだ名」は「Lion」。百獣の王である「獅子」の名前を冠した最強のOS…という位置づけなのでしょうか。
期待が膨らみます。

さて、ここで1つ、MacOSには大きな問題があることに気づきました。
世の中には、ネコ科、それもヒョウ亜科の動物というのは、それほどいないという事実を、皆さんはご存知ですか。

早速、ウィキペディアで引いてみました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヒョウ亜科は、ヒョウ属、ウンピョウ属、マーブルキャット属、ユキヒョウ属の4属(ユキヒョウ属を独立させない説に立てば3属)を含むネコ科の亜科である。およそ600万から1000万年前にネコ亜科から分岐したと考えられている。下のような種を含む。

(1) ウンピョウ属
① ウンピョウ Clouded leopard
② ボルネオウンピョウ Bornean Clouded Leopard

(2) ヒョウ属
① ライオン Lion
② ジャガー Jaguar
③ ヒョウ Leopard
④ トラ Tiger

(3) マーブルキャット属
① マーブルキャット Marbled cat

(4) ユキヒョウ属
①ユキヒョウ Snow leopard

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

合計8種類です。
わずかに8種類です。

ここで、思わぬ発見が!
(1)①の「ウンピョウ」!
いいですね。クラウド・コンピューティング時代にぴったりの名前。「Lion」のつぎは、「Clouded leopard」でしょうか。

本題に戻ります。

僅か8種類。これで終わりなのです。

ちなみに、すでに使われているものに星印をつけてみましょう。

(1) ウンピョウ属
① ウンピョウ Clouded leopard
② ボルネオウンピョウ Bornean Clouded Leopard

(2) ヒョウ属
① ライオン Lion ★(Mac OS X10.7)
② ジャガー Jaguar ★(Mac OS X10.2)
③ ヒョウ Leopard ★(Mac OS X10.6)
④ トラ Tiger ★(Mac OS X10.4)

(3) マーブルキャット属
① マーブルキャット Marbled cat

(4) ユキヒョウ属
①ユキヒョウ Snow leopard ★(Mac OS X10.6)

Mac OS X10.3で使用された「Panther」は「ヒョウ」の別名のようですね。ウィキペディアによると、ヒョウの学術上の英名は
「Leopard」となっています(学名、つまり、ラテン語だと、「Panthera pardus」ですから、「Panther」はここからきたようです

いずれにしても、「ライオン(Lion)」をのぞけば、残りは、「ウンピョウ(Clouded leopard)」「ボルネオウンピョウ(Bornean Clouded Leopard)」「マーブルキャット(Marbled cat)」の3つしかありません。

仮に2年に1回ずつ、新しいMac OSがデビューするとすると、
2011年 Lion
2013年 新OS(たとえば、Clouded leopard)
2015年 新OS(たとえば、Bornean Clouded Leopard)
2017年 新OS(たとえば、Marbled cat)
で、ヒョウ亜科の動物名は枯渇します。

2019年発売の新OSには、付ける名前がなくなってしまうのです。

これを、

「2019年問題」

と呼びます(勝手に呼びます)。

良い解決策はないでしょうか。

解決のためのアプローチとして、「ヒョウ属に属する種の間でできる雑種」の名称を用いるという方法が考えられます。

「ライガー」「タイゴン」「レオポン」といった類の雑種の名称を用いるという方法です。
ライガー(Liger)は父がライオンで母がトラの雑種、タイゴン(Tigon)(またはティグロン)とは、父がトラで母がライオンの雑種、レオポン(Leopon)はヒョウの父親とライオンの母親から生まれた雑種です。
ヒョウ属の雑種の名前には、法則性があり、一般に父親の英名の前半部分と母親の英名の後半部分をつないで名前をつけることが慣例となっています。

「ライガー(Liger)」「タイゴン(Tigon)」「レオポン(Leopon)」の3種プラスで終わりかというと、そうではありません。まだ先があります。

ライガー、タイゴンともに、雄は全く繁殖力を持たないのですが、雌にはまれに繁殖力のある個体が発生し、ライオンやトラとの間に子をもうける場合があります。
その場合はライオンが父、ライガーが母であれば「ライライガー(Liliger)」と言う風に、両親によって呼び名が異なる決まりとなっています。
これらもすべて「あだ名」には使えそうです。

まだ先があるのかというと、残念ながらここでおしまい。さらに生まれた子には、雄雌共に生殖機能がないために以後の繁殖はできません。たとえば、「ライライライガー(Lililiger)」は生まれてこないのです。

無限に続けばベストだったのですが、そこまでは無理でした。しかし、新たな「あだ名」候補が多数見つかり、しかもそれは思っていたよりも数が多く、ほっとしました。

我ながらこれは名案!
さっそく、Facebookで友達になり、スティーブ・ジョブスに教えてあげなければ…と思いましたが、良く考えてみて…やっぱり、廃案!

「雑種」はあくまでも「雑種」であって、「種」ではありませんので。

こういうときは、諦めと切り替えが肝心。
別なアプローチを探ります。

実は、よい解決策がありました!

ヒントは、今を遡ること10年前。
2001年9月にデビューした、「ピューマ(Puma)」にありました。
実は、ピューマは、ヒョウの仲間のように思っている方が多いのですが(現実に、北米では、Pantherはピューマのことを指します)、山猫に近いネコ亜科の動物。

つまり、慣例上、Mac OSの「あだ名」は、ヒョウ亜科の動物の名前ではなくてもよかったわけです。なんか、古い判例を見つけたみたいで、気分がいいです。

ちなみに、ヒョウに「Panther」「Leopard」という2つの呼び名があったのと同じく、ピューマの別名には「Cougar」というのもあります。これも、今後のMac OSの「あだ名」の貴重な候補になります。

ヒョウ亜科に限定すると、前述したとおり名称は、8種類しかいないわけですが、ネコ亜科がOKとなると、範囲は広い!
ネコ亜科に属する動物はざっと数十種。
これなら安心。少なくとも、私が生きている間は、MacOSの名称が枯渇する心配はなくなりました。
実は、Mac OS X10.0で使われた「チーター(Cheater)」も、ヒョウ亜科ではなく、ネコ亜科の所属でした。

これにて一件落着。
「2019年問題」は無事解決です。
Apple社のコンサルティングを担当した気分です(気分だけですけどね)。

ここまで、書きながら、今日の話、何かに似ていると思ったのですが、今、ようやく気づきました。
IPアドレス枯渇問題ですね。現在使用されているIPv4というプロトコルでは近い将来にIPv4アドレスが不足してしまうことが予想されている事態です。
「2019年問題」とたいへん良く似ています。

ああ。すっきりしました。
今日はよく眠れそうです笑

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2011年6月1日

「サラリーマンNEO」と「断続のマネジメント」

クライアント企業の管理職向けセミナーや中小企業診断士の理論政策更新研修において、「動機付け地形図モデル」について講演する際、冒頭で、私は、いつも「断続のマネジメント」について言及します。

張り詰めた糸は必ず切れる。
人は常にマンネリに陥る生き物である。
「継続は力なり」の行き過ぎは、人を追い詰める。

「継続」も大切ですが、もっと大切なのは「断続」。
一度やめても、しばらくして再開できる状態こそが重要だ…という意味を込めた言葉です。
Appleの得意な「インスタント・オン」の精神です。

引き合いにだすのが、NHKの人気バラエティ番組「サラリーマン NEO」。

これぞ「断続のマネジメント」の鑑。
同番組の特徴は、なんといっても、質の高いコント。半年経つと、必ず充電器に入ります。クオリティが下がっても、だらだらと続けることは一切しない。
ここが重要。まさに「断続のマネジメント」。

「再開してください」
「次の放送、いつですか」
「続きはまだですか」

VOC(Voice of Customer)が集まってきたところで、満を持しての、

「再開です。ネクスト・シーズン、スタートです」

というアナウンス。
いつみても、感心します。

Season6第1回放送も大満足。

いつのまにか、吉瀬美智子さんが抜けたのが残念ですが、しかたないですよね。ゴールデンに進出したドラマ「ハガネの女」の主演ですものね。

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2011年5月11日

iPhoneと新製品普及プロセス論

HOTELの外を眺めながらふと思ったことがあります。
Marketingにおける新製品の普及過程の研究によれば、普及の段階は5段階に分かれるとされています。

第1段階:革新者への普及期
第2段階:初期採用者への普及期
第3段階:前期大衆への普及期
第4段階:後期大衆への普及期
第5段階:遅滞者への普及期

「これをiPhoneに当てはめると、うまく説明できるんじゃないだろうか。」

さっそくやってみましょう。

第1段階:革新者への普及
物好きな一部の人たちが、iPhone3を購入した段階(私も発売当日からiPhone3を使っている物好きな一人です)。「あ、買ったんですかあ。使いにくいでしょう。おサイフケータイついていないし、赤外線もないし」と会う人全てに言われていた時期です。

第2段階:初期採用者への普及
オピニオン・リーダーとしての影響力のある人たちがiPhone3Gを購入した段階。使い勝手が格段によくなった3G。市場での認知度も高まり、新しもの好きな人達の間ではブームに。「いいなあ。ほしいなあ」と思う人達も激増。この時期、Appleの携帯電話市場におけるマインド・シェアは極大値に(と推測)。

第3段階:前期大衆への普及
多くの人がiPhoneを認知し、携帯電話買い換えサイクルに従い、iPhone4を購入していった段階。4を買ってもさほど騒がれないが、普及は一気に進む。もっとも、ライバルであるAndroidの登場で、ポーター先生のおっしゃる「よい競争」が実現。両社の機能・品質争いに拍車がかかります。

ここまでが、過去・現在です。
ここからが予測。
今日の日経によると、iPhone5の発売時期は、「今夏」でなく「今秋」とのこと。まだ、半年先ですね。

第4段階:後期大衆への普及
iPhone4を購入しなかった多くの人(【例】高齢者 等)が、買い換えの際に、iPhone5を選択、iPhoneの普及がほぼ完了する。うちの母は今もガラケーを使っていますが、iPadに慣れてきたのであれば、iPhone5への移行は十分考えられます。文字は大きいし、見やすい画面は、高齢者にもおすすめです。

さらに、1年半後の来年の秋。

第5段階:遅滞者への普及
iPhone6が発売されるも、すでに成熟期に入ったiPhoneは売上が停滞。買い替え需要のみに終わる。これを見越したジョブスは、新たな端末、新たなHard、新たなConcept、新たな概念の市場投入を画策する…

当たるも八卦、当たらぬも八卦。
検証は2年後に m(_ _)m

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2011年5月7日

HyperMac External Battery

しばらく前に個人輸入で、HyperMac External Batteryを2台購入しました。
この商品はなかなかの物。
震災で電源の確保が問題になりましたが、計画停電中もこのバッテリーのおかげで、複数の機器が普通に稼働。長時間の使用にも耐えるため、本当に助かりました。

私は一番小さい60というサイズを購入し、そのうちの1つを家で充電、もう1つを常にかばんに…と心がけています。
emobileにも使えますし、iPhoneやiPadの充電にも使えます。
何よりも、MacBook Airへの給電が可能な、世界で唯一の外部バッテリーです。残念ながら、給電であり、充電ではありません。

本商品は実は数ヶ月前、Macへの充電ができるケーブルが付属していることに対して、本家Appleが難色を示し、特許権侵害問題にまで発展。
結局、製造元の米国・HyperShopは同ケーブルの付属を取りやめてしまいました。

現在は、Appleのオプションを経由すれば、給電だけはできる仕様に変更され、販売が再開されています。
日本の雑誌にもちょこちょこ紹介され始めており、日本でもユニポスという企業が窓口となり、普通に通信販売で購入できるようになりました。

2台すでに購入している私ですので、追加購入の予定はありませんが、強力な外部バッテリーがほしい方にはおすすめの商品です。

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2011年5月4日

行列のできる林檎屋さん

本日よりGWに突入。
今年に入ってまだ4か月ですが、本当に、本当に、いろいろなことがありました。
弊社では、2月が社を挙げての大忙しで、

「創業以来の忙しさ。3月になれば休めるぞ」

をモットーに頑張ってきたのですが、世の中一寸先はわからないものです。
大震災で仕事の予定は大幅に変更。
3月・4月の仕事の予定は、一夜にしてまったく変わってしまいました。

3月は予定していた法人様向けの講演や研修、打ち合わせやコンサルティングはこぞって延期。当然のことです。

4月に入り、クライアント企業2社様の新入社員研修を担当させていただきました。暗いニュースが飛び交う中、元気で、情熱あふれる若い方々とお会いでき、私自身、本当にエネルギーを頂戴しました。
偶然にも、各社とも5日ずつ私の担当があり、大変密度の濃い時間を初々しい新人の方々と共有させていただきました。
テーマは両社ともさまざまです。マーケティング、財務、法務、プレゼンテーション、戦略論、発想法等々。
ワークを進めながらさまざまなテーマにぶち当たります。
知恵を絞って、皆さん自身で乗り越えていただくことが大切です。
私に求められていたのは、インストラクターやアドバイザーといった立場ではなく、むしろ、コーチやファシリテーターとしての役割でした。
各社とも(これも偶然)、一昨日27日に先輩・上司の方々の前で、最終プレゼンテーションを敢行。両社の新人の皆様、いずれも、高い評価をいただけたようです。
皆さん、本当にお疲れさまでした。
まだ、入社してまもないのに、日曜日に集まってミーティングをしたり、夜遅くまでプレゼンの準備をしたり…と、本当に、自分の新人時代を思い起こすと、頭がさがる想いです。今の新人さんたちはすごいですね。
休憩時間に

「初任給は何に使うのですか」

と伺ってみると、回答は、皆様さまざま。
でも、ご両親に何かを送ると考えている方が多いようです。
これまた感心です。
中には、

「母にiPadを贈ろうと思います」

という方もいらっしゃいました。
このブログを参考にしてくださったのでしょうか。だとしたら、嬉しい限りです。
ちなみに、こんな回答をしてくださった方が、今年は複数いらっしゃいました。
お贈りするご両親がはじめてiPadをお使いになるのでなければ、何も新型のiPad2である必要はなく、旧型のiPad1でよいわけです。
量販店では、週末には3万円を割り込んで、たたき売りされていましたので、新人の皆様が初任給でご両親にプレゼントするにはもってこいの価格です。
店頭在庫が残っていたことをお祈りします。

27日で私の今年の新入社員研修業務は無事終了。
28日は、日本経済新聞社様で終日講演。以前にも、当ブログでご紹介したとおり、初心者の方向けのマーケティングについての基礎講座です。
前回は「満員御礼」どころか、座席がたりなくなるほどのお申し込みを頂いた当研修ですが、今回は、震災の影響で、残念ながら、お客様は激減。
やむを得ないところだと思います。
その分、お越しいただいたすべての方と名刺交換させていただくことができました。東日本の方は非常に少なく、西日本(九州・関西・中部等)の方が大半でした。
お忙しい中、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

講演の帰りに、丸の内から有楽町まで足を伸ばしてみると、なんと、Apple Store銀座の前に、長蛇の列が(200名ほど並ばれていたそうです)!
行列の先には、看板が…

「iPhone4ホワイト発売」
「iPad2発売」

おお! ダブルで発売だったのですね。講演のことで頭がいっぱいで、全然知りませんでした。
「まもなく発売」という記事は目にしていたのですが、29日(祝日)かなあ…などと勝手にたかをくくっていたのです。

「やられた」

という感じです。

で、私は買ったのか?

…もちろん

…と申し上げたいのですが、残念ながら、29日午後現在、購入にはいたっていません。
残念ながら、このゴールデン・ウィークは、4日まで全部、中小企業診断士受験対策講座の経営法務の特別講義を入れてしまいました。詳しくは、TBC受験研究会様のホームページをご覧頂きたいのですが、今日を皮切りに、

①会社法、②英文契約、③倒産法、④特許法

のセミナーを毎日開催しております。

午前中に講義したら、午後はその内容を即スタジオで収録。
今ようやく本日分を1本撮り終えたところです。
4日まで、ほぼ毎日、この繰り返しです。
それまでは、他のことは考えず、このセミナーに全力投球です。

ところで。
読み返してみますと、

「忙しくなければiPad2を買っていた」
「一段落したらiPad2を買いに行く」

と、とれそうなコンテクスト(文脈)ですね。

昨夜、事務所に戻ったら、スタッフからこんな一言が。

「え? 買って来なかったんですか? 竹永先生が買ってくると思ったから、私たちは、会社にいても、今日はiPad2に触れるよね…って話していたんですよ。」

おいおい。
今日は、非番で銀ブラしていたんじゃなくて、丸の内で終日講演していたっちゅうに…(-_-;)

もっとも。
部下の「期待」に答えるのは、上司の役割かもしれません。

はてさて。
買うか買わぬか。To buy or Not to buy…

それが問題です。

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2011年4月29日

トレード・ドレス

すでに新聞やテレビなどで報じられているとおり、Appleは最近サムスン電子のスマートフォン(GALAXY S)とタブレットPC(GALAXY TAB)がiPhoneとiPadを模倣して特許権と商標権を侵害したとしカリフォルニア北部地方裁判所に訴訟を提起しました。

Appleは裁判所に出した訴状で、サムスン電子がGALAXY SとGALAXY TABの表面デザインと画面中アイコンなどがiPhoneやiPadと似ていて、全16件の特許権および商標権を侵害したと主張しています。

報道の中で、「トレード・ドレス」という言葉が使われていることに気づいた方も多いと思います。

トレード・ドレスとは、もともとは製品のパッケージを意味する言葉でしたが、現在では、製品自体の形状や装飾も含むように解されています。
パッケージに付される商標だけではなく、容器や包装の輪郭,大きさ、形、色、デザイン印象、感触,素材なども含まれる「商品の衣服(ドレス)」という意味です。

特定の「商品や役務」に使用して自社製品と他社製品を区別するために使用する「商標」や、デザインを登録する「意匠」や「商号」とは異なる概念です。
日本の不正競争防止法における「商品等表示」に近い概念です。

米国では、他社のトレード・ドレスの使用は法律で禁止されています。判例では、トレードドレスを「商品もしくは役務の全体的な外観若しくはイメージ」と広く解する傾向が示されています。

米国におけるトレードドレス保護のための要件は、次の3点です。
①識別力を有しているかどうか(識別力要件)
②混同のおそれがあることどうか(混同要件)
③保護を求めるトレードドレスが非機能的であること(非機能性要件)

本訴訟では、Appleのトレード・ドレス保護が認められるかが焦点となります。
たいへん気になる訴訟です。

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2011年4月21日

林檎製腕時計、春の大活躍

4月の中旬といえば、新入社員研修も酣。
とても忙しい時期です。毎日、どこかの会社で話をする日々です。

人前で話をする仕事をしていると、「時間の管理」は常に頭から離れません。5分伸びてもまずいですし、5分短くてもまずいからです。理想は時間ぴったりに話を終わらせること。
しかし、これは案外むずかしいものです。

当然ですが、講演中に、一瞬で残り時間を判断するには、デジタルウオッチではなく、アナログウォッチのほうが便利です。

というわけで、この春。
アナログウォッチ(針式の時計)を新調いたしました。

「竹永さんの今日の時計…珍しい時計ですね。けっこうかっこいいなあと思いつつ拝見していたんですが…」

さっそく、本日、クライアントの1人に指摘していただき、内心、にんまり。やっぱり、褒められるとうれしいものですね。

本日私がつけていた腕時計。
アナログウォッチでありながら、タイマーやストップウォッチ機能もついたスグレモノです。
スイス製? 日本製??  いえいえ。違います。

この腕時計。
見かけはたいへんシンプルなのですが、実は、いろいろなアレンジができます。

まず文字盤。なんと、ものの数秒で、白地にも黒地にも変更できます。ゲシュタルト心理学で出てくる有名な絵…「ルビンの杯」を連想させるおもしろさです。
バンドも自由に取り替えられます。私は仕事で使うのでオーソドックスに黒を選びましたが、カジュアルで使う方なら、いろいろな色が選べます。複数色のバンドを購入しておけば、付け替えも簡単。女性なら、「今日の気分で…」と付け替えることができます。

針式の時計でありながら、音楽も聞けます。記憶容量は16GB。ざっと数千曲を収めることができます。
FMラジオもついています(感度はイマイチですが…)。
撮りためた写真も見ることができます。こちらも数千枚の写真を収録可能です。

さらには、なんと、万歩計にもなってくれるのです! ダイエットにも役立ちそうです。

今や携帯電話にも時計機能はあるので、わざわざ独立した腕時計を持たなくても済ますことはできるのですが、Officeや書斎での仕事と違って、講演中は携帯電話はできれば使いたくありません。
電源を入れておくと、突然着信音がしたり、振動したりというリスクがついてまわります。もちろん、予め切っておけばよいのですが、講演者(自分)が切り忘れたまま、演題の上に置いておくと、たいへんな恥をかきます。お客様にも迷惑です。
講演や講義の際、iPhoneのストップウォッチ機能は、私もたいへん重宝しているのですが、前述したリスクがあるので、できれば使いたくないなあ…と常々思っておりました。

そんな時に発見したのが、このニューウォッチです。

詳しい方はもうお分かりですよね。
そうです、そうです。
なんのことはない。
私が新調した時計の正体は、iPod nano(第6世代、現行機種)です。
これに、サードパーティが提供するリストバンド(2,000円ほど)をつけると、本当に普通の腕時計のような出で立ちになります。
アラームが付いていないのが玉に瑕ですが、それ以外の機能の充実ぶりには目を見張ります(もともとiPodですから…)。

高機能の針式腕時計(液晶画面ですが)の必要性を感じている方は、一度、お試しになってみてはいかがでしょうか。

(ああ、また、林檎化が進んでしまった…)

追伸
現行のiPod nano(第6世代)はとてもよくできたつくりの音楽再生機です。本体全体がクリップのような形になっており、男性であれば、ネクタイピンのようにつけることができます。体の中心にちょこんと付けられるわけですから、ヘッドフォンのケーブルもほとんどじゃまになりません。
ところが、私のように腕時計スタイルで使うと、その恩恵は失われます。iPod nanoをわざわざ左手首に装着するわけですから、ヘッドフォン・ケーブルの長さは長くなりますし、ちょっとじゃまです。ちょうど、点滴中の患者さんのような格好になります。歩きながら音楽を聞くことの多い方は、時計スタイルではなく、普通にお使いになったほうがよいでしょう。

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2011年4月15日

災害対策用アプリの活躍

未だに余震が収まらず、原発の事態収拾のメドもつかないなかで、不安な毎日を過ごされている方が多数いらっしゃいます。
改めて、被災された皆様には、震災御見舞申し上げます。

先日の余震では、あやうく私もクライアント企業の入っているビルのエレベーターの中で閉じ込められてしまうところでした。

エレベーターから降りた途端。
胸ポケットのiPhoneが振動し、「緊急地震速報」の文字が浮かび上がります。
数秒後に地震波が到達。東京でも相当に揺れました…
その後、数十分間にわたって当該エレベーターは停まってしまいました。
まさに間一髪。
本当にびっくりしました。

直後に、アプリで震源が福島県浜通り(内陸)と知り、もう一度驚きました。原発のことが頭をよぎりました。

震災後、スマートフォンの使い方もこの1か月で大きく変わりました。
iPhoneを購入した際には、携帯電話が、緊急地震速報の受信装置として役に立つとは思ってもいませんでした。
電話の着信は聞き逃しても生命にかかわりはありませんが、緊急地震速報の受信は逃すと生命に関わります。
iPhoneの場合、ドメスティックな携帯電話に比べると、緊急地震速報の受信が遅いようですが、それでも、なまずのマークのアプリケーション「ゆれくる」は、日常不可欠なアプリとなりました。

一方、現在もっともダウンロードされているソフトは、「懐中電灯。」。
これも優れたアプリです。
昔から、iPhoneの明るい液晶画面を使って、iPhoneそのものを懐中電灯として使おうというアプリはたくさんありました。しかし、どれもぼんやりと明るくなるだけで、「ないよりはマシ」といった程度の明るさでした(そもそも、わざわざ、アプリを使うほどもないのですが)。
ですが、この「懐中電灯。」は明るさが格段に違います。従来の懐中電灯型アプリとは、根本的に発想が違います。
iPhone4のカメラ用ストロボ(フラッシュ)を常時点灯させるというアプリなのです。
「明るい!」というよりも「まぶしい!」という感じです。光が目に直接入ると、ちょっと目を背けたくなります。
iPhone4をお持ちの方は是非、お試しください。計画停電中の夜道でも、これなら安心…という明るさです。
ちなみに、懐中電灯でもiPhoneのストロボでもいっしょですが、点光源はそのまま使うと光が拡散せず、いたるところに「影」ができ、あまり明るくなりません。こういうときは、え家庭やオフィスにあるレジ袋をかぶせてみてください。
レジ袋は乱反射により光を拡散し、蛍光灯や白熱電灯の曇りガラスの役割を果たしてくれます。計画停電時の裏技として、我が家でもレジ袋には活躍してもらっています。

そういえば、この2週間。東京は「計画停電」という言葉から遠のいています。
もっとも、電力量が冬以上に大きくなる夏を迎えれば、避けられなくなるでしょう。

経済産業省では、電気予当日や翌日の電力の需要と供給の予測を時間帯別に伝える「電気予報」の導入を検討しているそうです。
電気予報とは、猛暑で日中に需要が高まりそうな場合、「冷房の設定温度を上げて」「使わない家電製品の電源を抜いて」といったコメントも添え、視聴者に節電をするよう注意を促すものです。
効果があがることを願いましょう。

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2011年4月13日

社内メールのIMAP化

震災から20日間。
被災された皆様には改めてお見舞い申し上げます。また、犠牲になられた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

私たち経営教育総研のクライアント企業の皆様は、福島や茨城に拠点を持っている会社が多く、お電話申し上げるたびに、いまだ被災状況の全貌が把握しきれていないと伺い、心を痛めております。まずは、福島第一原発の事態収拾を願うばかりです。

最近、弊社では業務システム上、1つ大きな進歩がありました。
Google Appsの導入です。
Google Appsとは、Googleが提供しているアプリケーションのパッケージの名称です。コミュニケーションやコラボレーションのために利用できる各種ツールがセットで提供されています。
Google Appsには、コミュニケーション・ツールとして「Gmail」「Google トーク」「Google カレンダー」が、コラボレーションのためのアプリケーションとして「Google ドキュメント」「スタート ページ」「Google Page Creator」などが、すべて含まれています。
ドメインとユーザー・アカウント情報を管理できるコントロール パネルや、拡張APIなども同梱されています。サービスの保守自体はGoogleによって行われています。

Google Appsにおける個々のアプリケーションは、それぞれ単体で無償提供されていますが、Google Appsのパッケージでは、複数ユーザーの管理や既存システムとの統合などが可能となっているという利点があります。

弊社ではじめに導入したのは、「Google カレンダー」。今まで使っていたグループウェアよりも格段に使い勝手がよく、特に、個人的にGoogle カレンダーを使っていた私にとっては、カレンダー自身の一元化が叶い、本当に重宝しています。

① 私のプライベートなカレンダー
② 家族のカレンダー
③ 私個人の仕事のカレンダー

と、通常は3つのカレンダーを閲覧可能にしていますが、当然、これ以外にも、法人研修や講演の予定のカレンダー、中小企業診断士講座のカレンダー、各種会議室のカレンダー等を自由に閲覧、記入・変更できるようになりました。

次いで、導入したのが、「GMail」です。もちろん、これも個人としてはずいぶん前から利用していましたし、会社のメールもそこで読むことができたのですが、個人と会社のメールがついついごっちゃになり(特に送信時。社内メールに対し、デフォルト設定の個人アドレスで送信することが多かったのです)、なんとかしたいと思っていました。
数日前から、社内メールが「GMail」となり、正式にIMAP対応しました。
個人Mailと完全に分け、Safariで見るときには、個人のGMail、Google Chromeで見るときは、会社のGMailと完全に区別することができるようになりました。
ただし、古い大量の社内メールの移管にはずいぶん時間がかかりました(数GB)。私の場合、3日間。設定してくれた弊社総務担当社員も、やはり3日はかかったと申していました。その間、メールが不安定で、たいへん不便でしたが、どうにか、今朝から使える状態になったようです。

社用Thinkpad、自宅書斎iMac、携帯用MacBookAir、同iPad、携帯電話であるiPhone間で、個人メールと社内メールが完全に独立し、かつ、同期してくれる環境になったことはたいへんな進歩です。

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2011年3月31日