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発想法不要仮説(Facebookによるアイディア創造)

今年の4月。フレッシュマン向けの研修で、Cookpadのベンチマークを行いました。
マザーズに上場したばかりの新進気鋭のIT企業。
CGM、集合知といったキーワードも学ぶことができる、まさに教材としてはうってつけの企業です。
候補としてあげてくださった新人さんの目のつけどころは誠にシャープ。そして、他の候補企業を採用せず、Cookpadを最終的に選択したグループ・メンバーの判断もまた正しかったと思います。

Cookpadのビジネスは、一般には、会員事業・広告事業が中心だと思われています。
しかし、同社のビジネスの最大の特徴は3本目の事業の柱、すなわち、「マーケティング支援事業」と呼ばれるビジネスにあります。

たとえば、調味料メーカーA社が、自社で新たな調味料(【例】ラー油)を開発したとしましょう。
このラー油が実際にどのような料理で使用され、どのような評価をされるのか…
当然開発したA社にとって、大きな関心となります。

ところが、A社単独で当該ラー油のテスト・マーケティングをしようと思っても、テストしたい標的となる消費者になかなか「到達」できません。
仮に到達できたとしても、膨大な手間とコスト、それに時間がかかります。
そこで、A社は、Cookpadにテスト・マーケティングの代行を依頼します。A社の依頼を受け、Cookpadのサービス画面には、A社が開発したラー油についての特設ページがもうけられ、全国の主婦から、同製品を使った料理のレシピ、感想が、膨大なデータとして寄せられます。
Cookpadはこの情報をA社に渡し、所定の報酬を受け取ります。

これが、Cookpadを急成長させた原動力であり、差別化要因にもなっている同社の「マーケティング支援事業」のしくみです。

A社にとっても、低価格で手間をかけずに、しかも、短時間で、膨大な「消費者の声」(Voice of Consumer)を入手することができます。
A社は、受け取った情報を元に、当該ラー油の製品改良を加えたり、あるいは、新たな使い方を示したり…といったマーケティング戦略全体の見直しに着手できます。

「CGMの活用がうまく、集合知を上手にビジネスとして使っている企業だな。うちの業界(コンサルティング業界・人材育成業界)にもCookpad的な存在の企業がいてくれればいいなあ」

漠然としたニーズを私自身がいだいていました。
「研修・講演の新たなテーマ」「経営分析や戦略立案のフレームワーク」「マーケティング調査の新たな方法」「人材育成につながるワークショップ」といったものの開発は、「アイディア」が勝負。

「アイディアの段階でいろいろな方の意見を伺いたい」
「いろいろな方と意見を戦わせたい」

商品開発初期における「ディスカッションがたいへん重要な役割を持っています。
ところが、これがなかなかこれが難しいものなのです。

弊社の場合、社内にもコンサルタントは何人もいますし、登録してくださっている社外コンサルタントは100人を超えます。でも、皆さん、とにかく、おいそがしい。

「ちょっとアイディアがほしいので、集まってください」

といった思いつきで集めてしまっては申し訳ないのです。
逆に、彼らに、

「竹永さん。ちょっとブレストに参加してください」

と頻繁に誘われては、私も困ります。
仕事を中断するにも、再開するにも、ストレスが発生するからです。

「意見がほしい! と思っているときにタイムリーに意見を交換してくれる、そんな夢のようなビジネス・パートナーがほしいなあ」

白馬に乗った王子様を夢見る可憐な少女、もとい、理想のビジネス・パートナーを夢見るおよそ可憐ではない中年コンサルタント…それが私だったのです。

ところで、研修や講演を想定しますと、テスト・マーケティングという考え方はあまりなじみません。

「すみません。今回の研修、実はテスト・マーケティングだったのです。今日のところは失敗しちゃいましたが、次回は修正版をお持ちしますので・乞うご期待!」

などと、クライアントに申し上げたら、即刻出入禁止になります。

早い段階で、アイディアの是非についての意思決定支援をしてくれるシステム、あるいは、忌憚のない意見を言ってくれる仲間がほしい…

これは切なる願いでした。
それでも、

「あまりにも都合が良すぎる。現実的には、無理だろうなあ」

とあきらめていたのですが、最近になって、

「灯台下暗し」

であったことにようやく気づきました。

Facebookです。

私にとって、今や、Facebookは食品メーカーにとってのCookpadのような存在になりつつあります。

Twitterではじめた140字ジャストのつぶやき、あるいは、街を歩いているときに偶然思いついたちょっとしたアイディア。
これらをFacebookに投稿してみると(Twitterのほうは自動的にFacebookに反映されるよう設定してありますし)、短時間でいろいろな方からご意見やご感想をいただけます。

何よりもいいね!」ボタンの存在は大きい。
同業の方々、人事部に所属したり人材育成に携わっている方々、大学の教授、中小企業診断士・弁護士などの有資格者、中小企業診断士の受験生の方々など、さまざまな状況にある方々からの「いいね!」サインやご発言は本当にありがたいものです。

しかも、もっとも短時間の場合には、投稿してから、数秒で「いいね!」がつきます。
上司や部下、同僚にアイディアを見せたって、数秒では意見は帰ってきません。
即時反射性」は、Facebookの最大の特徴の1つです。

もちろん、企業秘密に関わることを社外のメンバーに話すことはできません。
あくまでも話すのは、「◯◯ってどう思いますか?」「☓☓っておかしいよね」といった類の話の延長…つまり、飲んだときに話せる内容がほとんどなのです。
ただ、飲んでいるときのディスヵッションこそ、「イノベーションの母」です。
そこから生まれたアイディアから私はいろいろなフレームワークを創り上げることができました。

私のFacebook上の「友達」は、仮にいっしょに飲みに行ったら(まだお会いしたことのない方もいるので)、ビジネスにおけるさまざまなアイディアを情報交換できる方が大半です。。
以前であれば、100人のビジネス上の友人がいたら、100人の意見を伺うには、極端に申し上げれば、100回飲みに行かなければならなかったことになります(100人に共通の友人がいないと仮定)。これでは肝臓を壊してしまいます。尿酸値も上がっちゃいます。

しかし、今は、一瞬にして、100人の友人と「飲みに行けてしまう」。
しかも、「時間を選ばず」「早朝でも深夜でもいつでもOK」。
すごい時代になったものです。

他のあらゆるアイディア創造システムのどれと比較しても、最高の「即時反射性」を誇るのが、Facebookなのです。

Facebookにはもう1つの大きな特徴があります。
それは、アイディア創出における「自己動機づけ性」です。

通常、企業の中で、上司に

「おい。なんかいいアイディアないのか?」
「明日までにいいアイディアを3つ出せ」

などといわれれば、それはプレッシャーになり、ストレスを生みます。

「アイディアを出す仕事からは逃げたい」

と考えるビジネス・パーソンが多いのはそのためです。

ところが、Facebookの場合、プレッシャーもストレスも感じずに、アイディアを作り出すことができます。

何よりもいいね!」は励みになります。
まとまった意見や感想をいただけなくても、「いいね!」は、

① 精神的な支援になりますし、
② 数がたまるとその「いいね!」の数と、投票してくれた方の属性(診断士、弁護士、人事部門の方、中小企業診断士受験生の方 等)は立派なデータになります。

「友達」がいろいろ反応してくださいますから、とにかく動機づけられます。無理やりアイディアを出さなければ…などというプレッシャーもストレスも生じません。実に楽しく、また、気持よく、「議論」できます。

Facebookで知り合ったある友人コンサルタントから、常に考える」ことが大切だ、と教わりました。
その「常に考える」を実現するためのしくみ・システムとして、Facebookの果たす役割はたいへん大きいのです。

先日、ある企業で講演をしていたら、

「竹永さん。はじめまして。いつもTwitterで拝見しています。昨日のブログの話なんですが…」

といって、私のブログの間違えを教えてくださいました。
幸い、講演中ゆえ、目の前にMacがあったので、声をかけていただいた休み時間中に、その方と確認しながら、ブログの当該箇所を直してしまいました。
また、Facebookの友達からもそういったご指摘をいただくことは時々あり、本当に助かっています。

毎回、Twitterやブログ、Facebookを更新する際に、校正を外部に頼んでいたらどうなるのでしょうか。
とんでもないコストが発生してしまいます。

しかし、これらの媒体を通じて知り合えた方々は、まさに無償で、助けて下さいます。
大いなるご協力に感謝するためにも、読み手の皆さんにとって少しでも有益な情報を出し続けなければならないなあ…とミッション(使命感)を再確認いたします。

ダニエル・ピンクが。モチベーションについて語るとき、「Microsoftのエンカルタは失敗した。しかし、ウィキペディアは成功した。この違いは、既存の動機づけ理論では説明できない。内発的動機づけによるものだ」といった事例を引き合いに出します。
Facebookの基本原理もいっしょ。すばらしいシステムです。

即時反射性自己動機づけ性とを兼ね備えた究極のアイディア創造法。」

これがアイディア創造システムとしてのFacebookの正体です。

20世紀に証明されなかったさまざまな数学上の仮説は、Facebookをはじめとする今後のSNSの発展により、つまり、集合知が形成される過程の中で、証明に成功するのではないか…とさえ思うようになりました。

クレイ数学研究所が100万ドルの懸賞金をかけている7つの仮説。
ポアンカレ予想はすでに証明されましたが、あと6つ残っています。

① P≠NP予想
② ホッジ予想
③ リーマン予想
④ ヤン-ミルズ方程式と質量ギャップ問題
⑤ ナビエ-ストークス方程式の解の存在と滑らかさ
⑥ バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想

SNS全盛の現在。
これらがいつまでも仮説や予想でいられるか、わからなくなりました。

さて、こうなるとアイディア創出術の世界にも「イノベーションの波」が押し寄せます。

ブレインストーミング法、ブレインライティング法、KJ法、ゴードン法、MBS、ワークデザイン法、バズ・セッション、ナイン・チェックリスト法、フィッシュボーン、ロジックツリー、メモリーツリー、マインドマップ…

これらは技法として生き残れるでしょうか。

もちろん、完全になくなるということは考えられません。
ただし、完全にはなくならないまでも、大勢の人間が会議室に集まって行うスタイルのアイディア創出術は、次第に姿を見せなくなるのではないかという予測に至ります。

Facebookでアイディア創出!」

これが今後のトレンドになるのではないでしょうか。

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2011年6月16日

マグロの煮付けの作り方(書籍のWordファイル化)

スキャナーを使って、書籍を1冊読み込むと、ハードカバータイプの書籍の場合、かなり大きなファイルになります。
画像情報を持っているのですからしかたありませんが、たとえば、ドラッカーの『マネジメント<上>』(ダイヤモンド社)の場合、200MBくらいになります(白黒600dpiの場合)。

そこで、これを扱いやすくするために、テキストファイルやMicrosoft Word標準のDocファイルに変換することを試みてみましょう(今日は、Wordファイル化を試みますが、テキスト・エディター・ソフトを用いれば、テキスト・ファイル化することもできます)。
1文1文丁寧にやっていたら、数ヶ月かかってしまうので、短時間であっという間にできる方法をご紹介いたします。
また、縦書きの書籍をそのままですと、ビジネスで使う場合には何かと不便。この方法を使って一気に横書き化してしまいましょう。

つまり、今日のテーマは、「マグロの解体ショー」により取り込んだマグロ(書籍)をつかった煮付けの作り方のようなお話です。
(以下、ITの専門家ではないので、説明が下手なのはご容赦ください。)

① PDF化し、かつ、OCRをかけた書籍原稿をAcrobatなどで開く

② 開いたPDFの全文をコピーし(Macなら、「command+A」)、今度は、Wordの「新しい文書」を開き、「形式を選んで貼りつけ」の画面を出し(Macなら、「control+command+V」)、「テキスト」を選択し、貼り付ける

③ 次に「詳細検索と置換」を開き、「置換」を選び、「日本語あいまい検索」のチェックをはずし、「検索する文字列」に「^p」(改行記号の意味)を入力し、「置換後の文字列」は空欄のままにする(この工程により、すべての改行記号は一旦消滅する)

④ 次に、再び、「詳細検索と置換」を開き、「置換」を選び、「日本語あいまい検索」にチェックを入れ、「検索する文字列」に「。」を入力し、「置換後の文字列」に「。^p」を入力する(これにより、「1文1段落」の文書ファイルができあがる

⑤ あとは本文を読みながら、OCRミスとなっているおかしな文字や文を修正する(画像としての情報が残っているPDFファイルを参照すればよい)

②③④は、新書程度であれば各工程とも2〜5分くらいですみますが、500頁超のハードカバーの場合、各工程とも10分以上かかる場合があります。

「Wordがフリーズしたか」

と勘違いせずに待っていてください。

これで、愛書を、

①自由に加工できるWord形式に変更することができます

②ファイルのサイズもぐっと小さくすることができます

③縦書きの書籍を横書き化することができます

『マネジメント<上>』の場合、A4サイズのWordファイルに変換すると、頁こそ、582頁となりますが、ファイルサイズ自体は1.4MBとなりました。100分の1以下になったわけです。

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2011年6月15日

早大大学院・木村達也研究室訪問録(中)

先生の研究室のある11階のフロアでエレベーターは停止。
エレベーターを降りて、またまたびっくり。
まるで高級ビジネスホテルのようなシンプルながら美しいフロアが広がっています。

「…ここは本当に早稲田か?」

ビラやチラシが所狭しと貼ってあり、壁には落書きだらけ。男子トイレのドアは開けっ放し…

私がいた頃の早稲田といえばこんな雰囲気でした。
時代が下り、社会人になってから訪問した、ほんの10年くらい前の早稲田とも雰囲気が違います。
まるで、どこぞの女子大に来たかのような感じ。

「ホームじゃなく、こいつは、アウェイだな…」

訳のわからないことを考えながら、フロアを歩き、先生の研究室を目指します。
右も左も有名教授の研究室が続きます。

「すごい。まるで三十三間堂を歩いているか、五百羅漢を見ているようだ」

と、またまたわけのわからない例えを思いつきながら、ようやく、木村先生の研究室の前に。

ノックをします。
研究室のドアは、高級車の扉のように、質が高いものなので、ノックしてもあまり響きません。今後訪問される方は、強くノックすることをおすすめします。

「どうぞ」
「失礼します」

一礼しつつ、中に入ります。
お変わりない笑顔の木村先生がそこにいらっしゃいました。

お机の上にはMacが1台。
左右の棚には所狭しとマーケティングやビジネス関係の書籍が積み上がり、まさに大学の研究室。
いいですね。他人の書棚を見るのが大好きな私には目の毒というか、いい意味で、気が散ります笑

「どうですか、すぐ、研究室、わかりましたか?」

先生のご質問にお答えすべく、ここまでの経緯を説明申し上げます。

「女子が多いのは、この校舎の低層階が国際交流センターになっているからかもしれないね」

なるほど。留学生は女子学生の比率が高いようです。
それでも、商学部だけをとってみても、昔に比べれば女子の数ははるかに多いのも確かです。
やはり、時代とともに、母校も変わってきているようです。

「竹永さん、この校舎になってからは初めてだものなあ」

有名教授の研究室の中を、三十三間堂を巡るか、あるいは五百羅漢を眺めるように歩いてきたとお話すると、先生も大笑い。

昔話に花が咲きます。
先生との出会いは、今を遡ることおよそ10年前。
私が、日大大学院グローバル・ビジネス研究科に入った入学式の後、学生と教授との初めての面談のときでした。
実は入学まで、『コトラーのマーケティング戦略』の木村先生がいらっしゃることは知りませんでした。中小企業論を学ぼうと思って入学したコースでした。
ところが、新任の当時・助教授として、木村先生のご紹介があり、びっくり仰天。
路線を変更して、研究目的をマーケティングに切り替えてしまったのです。
私は、仕事が忙しく修士論文を同期生といっしょに提出できず、2年半に渡り大学院にいたのですが、留年した半年を除く2年間、木村先生の教えを受けました。もちろん、木村ゼミに所属していました。
先生の日大在籍期間は私たちの入学から卒業までのちょうど2年間。ですから、たいへんよく私たちのことを覚えていて下さり、卒業生の幾人かとは今でもやりとりがあるとのことでした。

その後、先生は早大に移籍され、その半年後に、私も日大大学院を卒業することができました。

そんな昔話が一巡した後のことです。
先生から私に逆質問。

「ところで、竹永さんのブログにあった『マグロの解体ショー』についてなんだけどさ…」

「え、先生、あれ、お読みになってくださったのですか」

「読んでる、読んでる。ちょっと、具体的なやりかたを教えてくださいよ」

…まさか、早大の研究室で、「マグロの解体ショー」に話が及ぶとは…

「想定外です」

ちなみに、「マグロの解体ショー」とは、なんのことはありません。今流行の書籍の「自炊」のことなのですが、「自炊」という呼び方に疑問を感じている私が提唱している、およそ、ディファクト・スタンダードにはなるはずのない呼び方です。
そもそも、Twitter上では私自身「自炊」と呼んでいます。「マグロの解体ショー」では長すぎてつぶやきがまとまりません。

「ちょうど、Facebookで公開した映像がありますから、それをご覧に入れましょう」

動画をお見せしながら、具体的な手順について2人で大研究です。

「あ、すごいね。裁断機を使うと、日経文庫も一瞬でバラバラになるんですね」
「はい。あっという間です。それから、先生、スキャナーは富士通ScanSnapの最新型がいいですよ。従来機とはレベルが違う。また、裁断機は研究室に置かれるのであれば、設置スペース確保の問題が生じますね」

話はやがて、著作権法に及びます。
裁断やスキャニングが、大学教育や社会人教育でどこまでゆるされるか…という問題です。

著作権の制限については、著作権法30条以降にずらりと条文が並んでいますが、今回、先生との議論に関連する対応条文は次のとおり。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(私的使用のための複製)
第三十条  著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。
一  公衆の使用に供することを目的として設置されている自動複製機器(複製の機能を有し、これに関する装置の全部又は主要な部分が自動化されている機器をいう。)を用いて複製する場合
二  技術的保護手段の回避(技術的保護手段に用いられている信号の除去又は改変(記録又は送信の方式の変換に伴う技術的な制約による除去又は改変を除く。)を行うことにより、当該技術的保護手段によつて防止される行為を可能とし、又は当該技術的保護手段によつて抑止される行為の結果に障害を生じないようにすることをいう。第百二十条の二第一号及び第二号において同じ。)により可能となり、又はその結果に障害が生じないようになつた複製を、その事実を知りながら行う場合
三  著作権を侵害する自動公衆送信(国外で行われる自動公衆送信であつて、国内で行われたとしたならば著作権の侵害となるべきものを含む。)を受信して行うデジタル方式の録音又は録画を、その事実を知りながら行う場合
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ある程度の制限はありますが、法は、お金を出して著作物を購入した者に対しては、広くその使用を認め、複製も許可しているわけです。
家の中で個人的に「まぐろの解体ショー」をするのが、一般に認められているのは、この条文のおかげです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(学校その他の教育機関における複製等)
第三十五条  学校その他の教育機関(営利を目的として設置されているものを除く。)において教育を担任する者及び授業を受ける者は、その授業の過程における使用に供することを目的とする場合には、必要と認められる限度において、公表された著作物を複製することができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びにその複製の部数及び態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。
2  公表された著作物については、前項の教育機関における授業の過程において、当該授業を直接受ける者に対して当該著作物をその原作品若しくは複製物を提供し、若しくは提示して利用する場合又は当該著作物を第三十八条第一項の規定により上演し、演奏し、上映し、若しくは口述して利用する場合には、当該授業が行われる場所以外の場所において当該授業を同時に受ける者に対して公衆送信(自動公衆送信の場合にあつては、送信可能化を含む。)を行うことができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びに当該公衆送信の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この条文がありますので、大学や高校の教員の方々は、かなり広く複製が許されていることになります。
ただし、

「本一冊の複製が丸丸OKになるかどうか」
「さらにそれをスキャンして、公衆送信する、つまり、クラウド化してしまうことが許されるかどうか」

このへんは微妙なところです。
大学などで、書籍の一部を、紙としてコピーで配布することは一般に広く行われていますが、スキャンしたデータの配布や公衆送信が可能かどうかについては、私も自信がありません。
もちろん、株式会社である弊社やTBCさんが同じことをするのは許されません。私どもは、「学校」ではありませんので。

著作権法は、産業財産権法と異なり、いろいろな人が「使ってナンボ」という精神の法律ですから、著作権は、特許権と異なり、「独占排他的権利」などではなく、さまざまな「著作権の制限」を法定化しているのです。
ただ、今後は、「制限」の線引きがいっそう難しくなりそうです。

「マグロの解体ショー」の業者への依頼もグレーゾーンです。
いろいろ調べると、裁断だけなら原稿の著作権にはひっかかりませんが、スキャンまでしてしまうのは、まずいでしょう。前述した30条1項(私的使用)の規定にひっかかってしまいます。

「しかし、いずれにしても、今後は、大学教育も変わるのではないかな。MITが授業を無料公開して以来、その波はどんどん世界中の大学に押し寄せてきていますからね」

話は、SNS時代、集合知時代、無料動画配信時代における大学の機能や役割に移ります。また、私たちのような民間における社会人教育のやり方も変化するのではないかという、予想にも話が移っていったのです。

<次回に続く>

 

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2011年6月14日

「Microsoft Office for Mac2011」の教本

昨年11月より、標題にあるアプリケーション「Microsoft Office for Mac2011」を使用しているのですが、一向に上達しません。

Windows用のOfficeを長らく使ってきた私ですが、Office2000、2003については、全く問題なく使えます。
Excelでも、Wordでも、PowerPointでも、大抵のことはわかります。
特に、Wordについては、その使い方について、多くの人にいろいろ情報提供してまいりました。
「スタイル機能」を用いた「完全階層構造別文書」の使い方や、具体的なテンプレート・ファイルは、多くの方にお送りして参りました。

これらの古いタイプのOfficeの場合、たとえ、忘れたことがあっても、調べる手段を知っているので、大きな問題にはなりません。
当該ソフトで「できないこと」も概ね理解しているので、無駄な検索に時間を費やすこともありません。

ところが、リボン機能が加わり、インターフェイスががらりと変わり、ファイルの拡張子が変更されたOffice2007は、ずっと敬遠してきました。
ものをかく人間にとって、ワープロのソフトがかわるということは、大問題。

「できれば避けて通りたい」

以来、弊社では2000をずっと使い続けてまいりました。もっとも、Windows7はOffice2000をサポートしていないので、そろそろ限界かもしれません。

Macを使うようになり、Microsoft Office for Mac2011を購入。
私にとっては、初のリボン形式。

ずいぶん戸惑いました…、いや、今も大いに戸惑っています。
インターフェイスが全然違う…

それでも、半年使い続けて、なんとか、最低限のことはできるようになったのですが、ちょっとマイナーな使い方をしようとすると、途端に迷宮に…

縦横無尽に、自分の手足のようにWordを使っていた半年以前の状態から比べると、大きな苦労です。
この苦労は、もちろん、Macのせいではなく、Officeの変更によるところが大きいのです。

ネットで引いたり、人に聞いたり…と対応はその時の状況によりけりですが、いつのまにか、我が家の書棚には、3冊の教本が揃いました。

つまり、最初に買った1冊目では、どうも事足りず、2冊目・3冊目を購入してしまったのです。

① 『ひと目でわかるMicrosoft Office for Mac 2011』(柳沢香著 日経BP社)
② 『Office 2011 for Mac パーフェクトガイド』(小山著 ASCII)
③ 『Office for Mac 2011 マスターブック』(東 弘子著 毎日コミュニケーションズ)

以上の3冊です。

総じて、3者に大きな違いはなく、個人的に読みやすかったのは①②、頁が多く項目量が多いのは③です。
いずれも決定打を欠き、私のニーズに答えてくれるような、

「かゆいところに手が届く」

というレベルではありませんでした。
今後購入される方は、3冊全部を購入する必要はないでしょう。

3冊とも索引が弱いのが惜しい。
この手の教本や指南書は、索引からの逆引きをすることが多いので、まずは、索引量の多さで、

「差別化」

をはかり、顧客の注目を集め、競争優位を確立すればよいのになあ…と感じます。

私が書籍を選ぶときの重要な基準の1つが、

「索引」

なのですが、今回は、この点でも満足できませんでした。
書籍の電子化が進めば、索引そのものの存在意義は小さくなりますが、今のところは譲れない条件です。

仕事での使用頻度の高いWordとPowerPointについては、いずれ家庭教師を募集しようと画策中です。

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2011年6月5日

MacOSにひそむ「2019年問題」

タイトルだけ読むと、深刻な問題のような気がしますが、ご安心を。
本日は脱力系の話です。

Macユーザーならば誰でもご存知なことですが、MacのOSには、歴代、ネコ科・それもヒョウ亜科の動物の名前が充てられています。
Windowsのように数字や英文字(95、98、ME2000、XP、7)ではなく、ネコ科の動物の名前が「あだ名」(正式には「コードネーム」というそうです)として付けられているのです。
この夏、登場するMacOSX10.7の「あだ名」は「Lion」。百獣の王である「獅子」の名前を冠した最強のOS…という位置づけなのでしょうか。
期待が膨らみます。

さて、ここで1つ、MacOSには大きな問題があることに気づきました。
世の中には、ネコ科、それもヒョウ亜科の動物というのは、それほどいないという事実を、皆さんはご存知ですか。

早速、ウィキペディアで引いてみました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヒョウ亜科は、ヒョウ属、ウンピョウ属、マーブルキャット属、ユキヒョウ属の4属(ユキヒョウ属を独立させない説に立てば3属)を含むネコ科の亜科である。およそ600万から1000万年前にネコ亜科から分岐したと考えられている。下のような種を含む。

(1) ウンピョウ属
① ウンピョウ Clouded leopard
② ボルネオウンピョウ Bornean Clouded Leopard

(2) ヒョウ属
① ライオン Lion
② ジャガー Jaguar
③ ヒョウ Leopard
④ トラ Tiger

(3) マーブルキャット属
① マーブルキャット Marbled cat

(4) ユキヒョウ属
①ユキヒョウ Snow leopard

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

合計8種類です。
わずかに8種類です。

ここで、思わぬ発見が!
(1)①の「ウンピョウ」!
いいですね。クラウド・コンピューティング時代にぴったりの名前。「Lion」のつぎは、「Clouded leopard」でしょうか。

本題に戻ります。

僅か8種類。これで終わりなのです。

ちなみに、すでに使われているものに星印をつけてみましょう。

(1) ウンピョウ属
① ウンピョウ Clouded leopard
② ボルネオウンピョウ Bornean Clouded Leopard

(2) ヒョウ属
① ライオン Lion ★(Mac OS X10.7)
② ジャガー Jaguar ★(Mac OS X10.2)
③ ヒョウ Leopard ★(Mac OS X10.6)
④ トラ Tiger ★(Mac OS X10.4)

(3) マーブルキャット属
① マーブルキャット Marbled cat

(4) ユキヒョウ属
①ユキヒョウ Snow leopard ★(Mac OS X10.6)

Mac OS X10.3で使用された「Panther」は「ヒョウ」の別名のようですね。ウィキペディアによると、ヒョウの学術上の英名は
「Leopard」となっています(学名、つまり、ラテン語だと、「Panthera pardus」ですから、「Panther」はここからきたようです

いずれにしても、「ライオン(Lion)」をのぞけば、残りは、「ウンピョウ(Clouded leopard)」「ボルネオウンピョウ(Bornean Clouded Leopard)」「マーブルキャット(Marbled cat)」の3つしかありません。

仮に2年に1回ずつ、新しいMac OSがデビューするとすると、
2011年 Lion
2013年 新OS(たとえば、Clouded leopard)
2015年 新OS(たとえば、Bornean Clouded Leopard)
2017年 新OS(たとえば、Marbled cat)
で、ヒョウ亜科の動物名は枯渇します。

2019年発売の新OSには、付ける名前がなくなってしまうのです。

これを、

「2019年問題」

と呼びます(勝手に呼びます)。

良い解決策はないでしょうか。

解決のためのアプローチとして、「ヒョウ属に属する種の間でできる雑種」の名称を用いるという方法が考えられます。

「ライガー」「タイゴン」「レオポン」といった類の雑種の名称を用いるという方法です。
ライガー(Liger)は父がライオンで母がトラの雑種、タイゴン(Tigon)(またはティグロン)とは、父がトラで母がライオンの雑種、レオポン(Leopon)はヒョウの父親とライオンの母親から生まれた雑種です。
ヒョウ属の雑種の名前には、法則性があり、一般に父親の英名の前半部分と母親の英名の後半部分をつないで名前をつけることが慣例となっています。

「ライガー(Liger)」「タイゴン(Tigon)」「レオポン(Leopon)」の3種プラスで終わりかというと、そうではありません。まだ先があります。

ライガー、タイゴンともに、雄は全く繁殖力を持たないのですが、雌にはまれに繁殖力のある個体が発生し、ライオンやトラとの間に子をもうける場合があります。
その場合はライオンが父、ライガーが母であれば「ライライガー(Liliger)」と言う風に、両親によって呼び名が異なる決まりとなっています。
これらもすべて「あだ名」には使えそうです。

まだ先があるのかというと、残念ながらここでおしまい。さらに生まれた子には、雄雌共に生殖機能がないために以後の繁殖はできません。たとえば、「ライライライガー(Lililiger)」は生まれてこないのです。

無限に続けばベストだったのですが、そこまでは無理でした。しかし、新たな「あだ名」候補が多数見つかり、しかもそれは思っていたよりも数が多く、ほっとしました。

我ながらこれは名案!
さっそく、Facebookで友達になり、スティーブ・ジョブスに教えてあげなければ…と思いましたが、良く考えてみて…やっぱり、廃案!

「雑種」はあくまでも「雑種」であって、「種」ではありませんので。

こういうときは、諦めと切り替えが肝心。
別なアプローチを探ります。

実は、よい解決策がありました!

ヒントは、今を遡ること10年前。
2001年9月にデビューした、「ピューマ(Puma)」にありました。
実は、ピューマは、ヒョウの仲間のように思っている方が多いのですが(現実に、北米では、Pantherはピューマのことを指します)、山猫に近いネコ亜科の動物。

つまり、慣例上、Mac OSの「あだ名」は、ヒョウ亜科の動物の名前ではなくてもよかったわけです。なんか、古い判例を見つけたみたいで、気分がいいです。

ちなみに、ヒョウに「Panther」「Leopard」という2つの呼び名があったのと同じく、ピューマの別名には「Cougar」というのもあります。これも、今後のMac OSの「あだ名」の貴重な候補になります。

ヒョウ亜科に限定すると、前述したとおり名称は、8種類しかいないわけですが、ネコ亜科がOKとなると、範囲は広い!
ネコ亜科に属する動物はざっと数十種。
これなら安心。少なくとも、私が生きている間は、MacOSの名称が枯渇する心配はなくなりました。
実は、Mac OS X10.0で使われた「チーター(Cheater)」も、ヒョウ亜科ではなく、ネコ亜科の所属でした。

これにて一件落着。
「2019年問題」は無事解決です。
Apple社のコンサルティングを担当した気分です(気分だけですけどね)。

ここまで、書きながら、今日の話、何かに似ていると思ったのですが、今、ようやく気づきました。
IPアドレス枯渇問題ですね。現在使用されているIPv4というプロトコルでは近い将来にIPv4アドレスが不足してしまうことが予想されている事態です。
「2019年問題」とたいへん良く似ています。

ああ。すっきりしました。
今日はよく眠れそうです笑

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2011年6月1日

できそうなことはとりあえず試してみる

ウインドウズでもMacOSでも、iPadでもiPhoneでも、

「こういうことはできるんだろうか」

と思いついたら(「天啓」と呼びます<笑>)、とりあえずやってみるとうまくいくことがあります。だいたい、自分よりも先にそういうニーズを持つ方が大勢いて、すでに機能として付加されていることが多いからです。

今朝の「天啓」は、

「Mail(Macに標準装備されているメール・ソフトの名称。WindowsのOutlook Expressに相当)に届いた電子メールを、ドラッグして、iCal(Macに標準装備されているカレンダー・ソフトの名称。Googleカレンダーと完全に連動。こっちのほうが見やすい)に持って行くと、そのまま、新規スケジュールに『返信』してくれるのではないか」

というもの。
もともと、MailはiCalとの連動性が「売り」で、Mail上の電子メールを開くと、メール本文中の日時や「明日」「Next  Monday」といった言葉を自動的に識別し、クリックすると、プルダウン・メニューが登場。そのまま、iCalに書き込むことができます。両者の親和性は極めて高いわけです。

というわけで『天啓』を信じて、トライ!
知人から届いたスケジュールに関するメールを、iCal上にドラッグします。
見事、ドラッグしたメールは、そのまま、iCal上で、新規スケジュール(新規の予定)に変化! これは便利ですね(知らなかったのは、私だけかもしれませんが笑い)。

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2011年5月27日

「インターフェイスの複雑化」と「悪魔の証明」

Word、Excel、PowerPoint、Evernote、Acrobat、Twitter、Facebook、Safari、FireFox、Internet Explorer、Mail、Calendar、FTP、写真閲覧ソフトに、動画閲覧ソフト。

私たちは毎日いろいろなアプリを使っています。
最近、たくさんのアプリを使うことに少々疲れてきました(笑)

厳密にいえば、たくさんのアプリを使うことに疲れたというよりも、各々のアプリごとに、使用する機器や端末の種類に応じて、別なインターフェイスが存在し、それらの差異を気にしながら使うことに疲れた…といったほうが正確です。

機器・端末が1つであり、使用するインターフェイスが1種類であれば、アプリが増えても、さほど気にはなりません。アプリが異なれば、インターフェイスが異なるのはしかたのないことです。
しかし、最近では、同じアプリであっても、使用する機器・端末が異なるために、別のインターフェイスを使うことを強いられることが多くなってきました。
これが苦痛の原因です。

なにせ、最近は、使用する機器・端末・インターフェイスの種類が多い…
機器・端末の種類が異なれば、当然、使用するインターフェイスの数も増えていきます。

私の場合

① ThinkPad
② Mac(MacBook Air、iMac、Mac mini)
③ iPhone
④ iPad

…常時、以上4種類の異なる機器・端末を使用しています。

これがネックになります。

同じFacebookでも、機器・端末が違うと、インターフェイスが微妙に異なり、

「Macの画面でできたことが、Windowsの画面だとできない」
「同じOSであっても、iPadとiPhoneでは微妙に操作方法が異なる」
「そもそも、この画面上で、できることなのか、できないことなのか、そもそも、その判断ができない」

ということがしばしば。

特に、三番目の

「そもそも、この画面上で、できることなのか、できないことなのか、そもそも、その判断ができない」

ことが、一番の問題となります。

先日も、Wordで資料を作成していたとき、WindowsではできたことがMacではできず、途方に暮れました(索引の作成法に関する問題だったのですが)。
この場合も、途方に暮れたのは、「できるか、できないか、わからない」ためです。「できない」とわかれば、未練なく、他の方法に切り替えるのですが、その意志決定ができない…ここに大いなるジレンマがあるわけです。

マニュアルや操作手順書を見ればよい…と思われる方もいらっしゃるでしょうが、そもそもマニュアルや操作手順書には、

「できること」

は書いてありますが、

「できないこと」

は書いてありません。

「悪魔の証明」

という言葉がありますが、まさにそれと同じです。
知りたいのは、

「できないこと」

なのです。

このご時世、それでも、いろいろ調べれば、8割くらいの場合、解決するのですが、概ね2割は解決しません(苦笑)

「まったくもってややこしい」

と頭が痛くなります。

一昨日、また齢をとったので、やっぱり、歳のせいですかねえ。

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2011年5月14日

LogoVista 辞典ソフトに関する誤解と反省

勘違いは時として人を不幸にします。
しかし、それに気がつくと、人は再び幸せになることができます。

というほど大袈裟なことではありませんが、最近、自分の勘違いに気づき、ちょっとHappyになりました。

LogoVistaの辞典ソフトは、Windowsでしか使えないと思い込んでいたのです。

「Macは辞典アプリケーションが充実していないなあ」

というのが、半年前にMacユーザーとなった私にとって大きな悩みだったのですが、実は単なる勘違い!

ちゃんとMacにも対応しておりました。
というわけで、一気にインストール。

『広辞苑』から『有斐閣 法律用語辞典』まで全10巻。

ウィキペディアがどんなに発達しても、やっぱり、まだまだ、歴史があり、権威がある辞典・事典が手元にないと不安ですよね。

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2011年5月14日

微弱電流仕事法

私のベッドの枕元には常にパソコンがあります。
半年前まではThinkPadだったんですが、このところはMacBook Air1号が置かれたままになっています(2号はビジネスバッグの中)。

枕元に置いておく理由はただひとつ。寝る瞬間までメールをチェックできるし、朝起きた瞬間にメールをチェックできるからです。ご質問やご要望、クレーム等があった場合、即座に対処できるからです。思いついたことや書きたいこともすぐ書けます。iPhoneやiPadでもよいのですが、まとまった量の文章を書くなら、きちんとしたKeybordが付属した端末、すなわち、パソコンに勝るものはありません。

微弱電流仕事法などと称して、講演でお話しすることもあるのですが、実のところ、仕事に熱心であるとか、勤勉であるとか、顧客志向の追求のためであるとか…そういう積極的な理由でやっていることではありません。
案件を貯めたまま、もやもやした状態でいたくない!という極めて消極的理由からはじまった習慣なのです。

ですが、いつの間にか、これが私のビジネス・スタイルになってしまいました。

24時間営業年中無休(の精神)。

海外にいても、標高3,000メートルにいても、①メールがつながって、②長文が書けること…という2つの条件は常に満たしていないと、どうも落ち着かないのです。

完全にOffにすることができないのです。
山小屋でも、iPhone+Wireless Keybordでせっせとお仕事。
海外でもそう。
微弱電流を流していたほうが、気持ちが楽なのです。
本当に脱力してがっちり休んでしまうと、元に戻るのに苦労するタイプです。

完全Offからの起動。
考えただけで…ぞっとします。
耐えられそうにありません笑

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2011年5月11日

竹永家林檎化計画・私の仕事道具

昨夜より水戸に来ています。
Facebook登録から数時間が経過。
いろいろな方から「承認」をいただきました。
高校時代の友人、中小企業診断士講座の元・受講生様、先輩コンサルタント。
タイムスリップした気分です。
こんなことならもっと早くから登録すればよかったです。

さてさて。
出張中のため、手元に自分の写真がなく(MacBook AirはSSDの容量が小さいので普段、無駄なデータはいれていないのです)、かわりに、ホテルに持参している写真を撮影。
しばし、プロフィール用写真として代用しています。
東京に戻ったらちゃんとアップし直します。

というわけで、こちらが私の仕事道具。
MacBook Air、iPad、HyperMac、iPod nano(腕時計仕様)、AirMacExpress、Emobile端末、各種メモリー、各種ケーブル、各種電源、BOSEのheadphone(最近は軽いこちらを利用。集中したいときは、ノイズキャンセルタイプ)等々。
腰が痛くなるわけですよね。反省。

 

ポイントはEmobile端末の上に載っている小さな黒いAdapter。実はこれが魔法のAdapter。本来、Emobileの端末は、USBケーブルでつないで充電しようとしても、給電しかできず、けっこう歯がゆい思いをしてきたのですが、この黒いAdapterを挟みますと、なんと、使用しながら、充電ができてしまうのです。HyperMacとのコンビネーションで、電源問題は大きく改善。助かります。

 

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2011年5月7日