2015年5月のアーカイブ

進歩し続けるEvernoteとその戦略的活用法

純正のEvernoteの最大の欠点は、アプリを立ち上げてから、実際に文字を入力するまで結構時間がかかるという問題だと思います。

以前よりましにはなったものの、私のiPhone5Sでは、①本アプリ「Evernote」を立ち上げて、②テキストを選択し…という2アクションのプロセスが必要であり、実際に新規ノートを開くまで数秒かかります。

検索についても同様の問題が起こります。①本アプリ「Evernote」の立ち上げ、②虫眼鏡マークをクリックする…という2アクションが必要で、時間的にも数秒を要します。

これではまどろっこしい。

そこで私は、自身が、Evernoteを愛用していた時期には、本アプリ「Evernote」の派生アプリを愛用していました(現在、私は、文字のメモは、iOSの「メモ」に統一していますので、Evernoteに文字のメモは残していません)。

まずは、入力のための派生アプリを2つご紹介しましょう。

1つが、「FastEver」。

「Fast」という名前からもわかるとおり、サクッと文字でメモがとれ、その結果は、Evernoteに記録・格納されるというアプリです。

立ち上げが速い。アプリを立ち上げると、そこはもう、新規メモの画面。iPhoneの場合でいえば、画面下段には、この時点ですでに、キーボードとマイクが出ています。

ワンアクションのみ。立ち上げも実に「Fast」。本アプリ「Evernote」のようなもっさり感がありません。
これにより、文字によるメモを取りたいと思ったら即座にメモをとれる環境が整います。

いま1つが、「FastEverSnap(FE Snap)」。上記「FastEver」の兄弟アプリにして、カメラアプリ。

立ち上げて、写真を撮ると、原則として自身のEvernoteデータとして保存されます。設定を変えれば、iPhone等のディフォルトカメラアプリ「写真(Photos)」にも同時保存されます。

ご存じの方も多いと思いますが、Evernoteには、写真を保存した場合、

「日本語の手書き文字の文字認識」

をしてくれるというすばらしい機能があります。

3年くらい前から付加された機能なのですが、読み取り精度は毎年毎月向上しています。

私の場合、ホワイトボードへの板書、手描きのメモ、ノート等、とにかく、

「日本語の手書き文字」

が発生した際に、無差別的に、「FastEverSnap(FE Snap)」で撮影し、Evernoteに記録しています。

もちろん、走り書きやミミズ文字の場合、認識されないこともありますが、いずれ、認識される時代もやってくるかと思い、とりあえず、記録を残しているわけです。

「手描きの文字が検索可能な文字列として認識される」

というのは、すごいことですよね。

手書き文字も読み取れるわけですから、活字など楽勝です。

雑誌や新聞を読んでいて、気になるページは、かたっぱしから撮影してしまえば、これらはすべて検索可能な文字情報として残ります。

名刺、カタログ、雑誌、書籍、新聞、インターネット画面、領収書、メニュー、パソコンの画面…
これらも無差別にEvernoteに保存できちゃうわけです。

便利ですよ〜

話を手書き文字に戻しましょう。

学生時代とか新入社員時代とか転職直後とかに、熱心にとったノートを仮に、全部、写真とってしまえば、これらはすべて

「検索可能な戦略的知的資産」

になるわけです。

つまり、組織的にEvernoteを使えば、営業部門等の場合、自社の過去の営業マンが残した手描きの営業日報という

「検索できない無意味な資料」

が、突如として、

「全営業マンにとっての検索可能な成功事例集」

への早変わりするわけです。一夜にして笑

営業マニュアルだの、営業のための教科書だの… 一切要らなくなりますよね。

新人には、

「過去の成功事例は自由に検索できるから、各自勉強するように」

と諭すだけでOK。

恐るべき時代です。

長くなりましたが、この2つ「FastEver」と「FastEverSnap」はどちらも、スマホに入れておくと、ほんっとうに便利だと思います。

というわけで、入力機能問題は解決!

続いて、検索機能編です!!

先程も申し上げたとおり、本アプリ「Evernote」は、検索においても、入力と同じような欠点があります。

①本アプリ「Evernote」の立ち上げ、②虫眼鏡マークをクリックする…という2アクションが必要で、時間的にも数秒を要します。

そこで私は、検索についても、代替アプリを使うことをおすすめします。

かつて私は、「WithEver」という派生アプリを使っていましたが、一昨日、久しぶりに、Evernoteの使い方を人前で話さねばならず、当然ながら、このアプリを紹介しようと思ったら、なんと

「現在、日本ではダウンロードできません」

となっていたのです。

いやあ。がっかり。

こういう優良アプリは永続してほしいものです。

で、代替アプリを探してみたら…  ありましたね!!

「SmartEver」

というアプリがありました。

ほっとしました〜

このアプリ。ほとんど、WithEverと機能はいっしょです。

ワンアクションで立ち上げり、即座に検索したいキーワードを入力し、検索することができます。

皆さんが入力した文字情報はもとより、「FastEverSnap」等を使って保存した

「文字が写っている写真」

はすべて検索対象となります。

繰り返しになりますが、その場合、活字のみならず、手描き文字もその対象となるわけです。

ほんとうに便利な世の中になりましたねえ笑

とまあ、こんな話を3年くらいいろいろなところでさせていただいているんですが、その間にも、読み取り精度を始めとして、Evernoteはどんどん進歩していますね。

昨日も書きましたが、Evernote本社は、昨年秋に日本経済新聞社と業務・資本提携を果たしましたから、日経新聞の保存手段としても最適なツールとなったわけです。

2015年5月25日